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インフルエンザ | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

夏に風邪や新型コロナウイルスへの感染する理由と予防法

2024.07.18 | Category: インフルエンザ,予防,体温,免疫,入浴,冷え,,感染症,新型コロナウイルス,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠

 

梅雨も終わり、暑い夏に突入する時期になりました。

この時期、本来、減少するかと思われる風邪や新型コロナウイルスなどへの感染ですが、全国的に増加傾向にあると報告されています。

当院でも実際に、そういった感染症のために、お仕事や学校を休むなど、日常生活に支障がでたり、ご家族に心配をかけてしまうお話をよくお聞きします。

そこで今回は、夏の時期に、風邪や新型コロナウイルスなどに感染する理由とその予防法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、健康に夏を過ごすことができます。

 

 

 

暑い夏にコロナウイルスや風邪ウイルスの感染者数が増える理由

 

本来は、寒い冬に、コロナウイルスや風邪ウイルスによる感染者数が増加する傾向にあります。

しかし、それに反して、夏に増加する傾向にあるのは、一見、不思議に思えるかもしれませんが、いくつかの理由が考えられます。

以下に、そのメカニズムを紹介させていただきます。

 

エアコンの使用

夏場は、エアコンを多用するため、室内の空気が乾燥しやすくなります。

エアコンによって乾燥した室内は、多くのウイルスにとって、空気中で長く生きやすく、増殖しやすい環境です。

さらに、エヤコンによって乾燥した室内に、夏の暑さを避けるために、長時間、とどまることで、のどの粘膜を乾燥させます。

そのために、のどを通過するウイルスを粘膜がからみとって体への侵入を防御する機能が弱まり、その結果、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。

つまり、エアコンの使用による室内の乾燥が、ウイルスの増加とのど防御機のを低下させ、夏に感染症が増えるます 。

 

夏の暑さによる疲労

夏の暑さは、体温を調節するために内臓や脳などの稼働を強いることで、体に多くのストレスを与え、疲労しやすくなります。

疲労がたまると、細胞を活動させるエネルギーの不足を起こし、免疫細胞の力が弱まります。

また、暑さによるストレスは、ストレスホルモンの分泌を増加させ、このホルモンは、免疫の機能を抑制する働きがあります。

こういった理由により、夏の暑さのストレスによって体が疲労すると、免疫の機能がうまく働かず、感染症が増加する要因です。

 

 

 

暑い夏に感染症を予防するための方法

 

暑い夏に、風邪や新型コロナウイルスなどの感染予防の方法を以下で紹介させていただきます。

 

室内環境の管理

エアコンを使用する際には、空気が乾燥しやすくなるため、適度な湿度を保つ必要があります。

室内の湿度は、40〜60%に保つことが理想です。

そのために、室内で加湿器を稼働させたりやぬれタオルを干すなどして、湿度計などで数値を確認しながら、湿度を調整することをおすすめします。

また、外が暑いと部屋を閉めっぱなしになり、室内のウイルス濃度が上がります。

空気清浄機の稼働や、1時間に1回を目安に窓やドアを開けて、換気を定期的におこなうことで、室内のウイルスの濃度を下げてください。

 

手洗いとうがい

手洗いやうがいは、感染症対策の基本です。

外出先から帰宅した際や食事前後、公共の場を利用した後には、石けんと流水で20秒以上手を洗うことをおすすめします。

うがいは、普段は、普通のお水でいいので、まずは、口の中をゆすいで、口の中のウイルスや細菌をはきだしてから、その後に、ガラガラとのどをゆすぐようにうがいをおこなってください。

 

湯船につかる

夏は、エアコンが効いた部屋に、長時間、いるためや冷たい飲料を飲む機会が増えるため、体の深部が冷えて体温が低下している方が少なくありません。

しかし、夏は気温が高いため、入浴はシャワーで済ませて、体を温める機会が減りがちです。

1日1回でも、体の表面の温度を一時的に上昇させるシャワーではなく、体全体の深部の体温を持続的に上昇させる湯船に入ることをおすすめします。

深部体温の上昇は、リラックスや免疫機能の向上を促しますので、感染症予防として、湯船につかることは有効です。

夏の時期は、湯船の温度をぬるめの38℃〜40℃にすることが適しています。

また、長時間の入浴は、体に負担をかけるため、15分〜20分程度を目安にしてください。

 

腸を整える

夏は気温と湿度が高く体が疲れやすい時期のため、腸の機能を整えることは、全身の免疫力を高めるためにも非常に重要です。

なぜなら、小腸には、全身の免疫細胞の70%が存在しているからです。

夏に体が適正に免疫機能が活動するために腸を整える食生活について、以下で紹介していきます。

 

水分補給

腸が消化・吸収などする活動のためには、水分という媒介が必要です。

夏は汗をかきやすく、体内の水分が失われやすいため、十分な水分を摂取して、腸へ補給することが重要です。

1日の基本的な水分摂取量は、1.5〜2リットルです。そのほかに、食事に含まれる水分として1リットル、さらに追加で、夏季の増加量0.5〜1リットルが望ましいです。

一気に飲むのではなく、一回につき200ml程度を、1日に何回かに分けて、こまめに摂取してください。

冷やした飲料を飲み過ぎると、冷えて腸の活動が低下するため、適度に温かい飲料や常温のものを摂取することを心がけてください。

 

バランスの取れた食事

腸の健康には、バランスの取れた食事が欠かせません。

特に、食物繊維や発酵食品を積極的にとることで大切です。

食物繊維としては、野菜、果物、全粒穀物、豆類など。

発酵食品は、ヨーグルト、キムチ、納豆、みそなど。

こういった食品をとることで、腸内の善玉菌のが増えて、腸が正常に活動することが促されます。

 

睡眠の質を上げる

睡眠の質と免疫力との関係は、非常に密接です。

睡眠中に体は、免疫システムを修復し、強化します。特に、深く眠れることで、体は免疫細胞を生成し、感染と戦うための抗体を作ります。

ですので、夏の感染症対策には、睡眠の質を上げる必要があります。

睡眠の質を上げるには、

・エアコンや扇風機で寝室の温度を約20〜22度に保つ

・寝る2時間前には電子機器の使用を控える

・毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる

・読書、音楽鑑賞、温かい風呂などでリラックスできる活動するを

などといったことを心がけることで、睡眠の質が上がり、その結果、免疫機能も正常に働く体を作れます。

 

 

 

まとめ

 

夏の感染症対策は、適切な室内環境の管理、手洗いと消毒の徹底、湯船での体温調整、バランスの取れた食事、質の高い睡眠といった日常の小さな習慣の積み重ねでおこなえます。

これらの取り組みが、免疫力が正常に働き、健康な夏を過ごすための基盤づくりとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも夏の暑さによる感染症への不安が解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に、感染症に関する体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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風邪後に深い呼吸でせき込む仕組みと理由とその対処法

2024.06.13 | Category: インフルエンザ,予防,体操・ストレッチ,免疫,風邪

 

兵庫県下の感染症の情報によると、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスによる感染症は低下傾向にありますが、RSウイルスによる感染症、いわゆる、“風邪”がそうか傾向にあるそうです。

実際、当院でもご本人や家族が、一般的な風邪をひかれたというお話をよくお聞きします。

そんな風邪は、ほとんどの方は数日で治りますが、その後の後遺症として、息がしにくくなったという方が少なくありません。

息苦しいので、努力して息を深く吸ってみると、せきがでて、息がうまく吸えないとのこと。

息を吸うということは、体を動かすエネルギーとなる酸素を取り入れる活動です。

風邪をひいた後、酸素が体に取り入れることができないと、エネルギーが不足して体力が回復せず、体がいつまでもだるい状態が続きかねません。

そこで今回は、風邪が治った後も深呼吸をするとせき込んで呼吸がしづらくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、風邪が治癒後に後遺症として残る息をするとせき込む状態を解消できます。

 

 

 

せき反射のメカニズム

“せき”は、ノドを保護し、ノドに入った異物や刺激物などを、肺に入らないように、体の外へ排出するための重要な防御活動です。

これは、

 

「せき反射」

 

とも呼ばれて、以下のようなステップでおこなわれます。

 

①刺激の検出

ノドや肺の粘膜が、ノドに入った異物や刺激物、例えば、本来は食道を通って胃に行くべき食べ物が、気管支を通って肺に入ろうとすると、異物と認識してを感知します。

異物や刺激物として、ウイルス感染による炎症やウイルスの侵入を止める粘膜から出る粘液も含まれます。

 

②神経の伝達

ノドで刺激が感知されると、神経を介して、延髄に信号が送られます。

 

③中枢神経系の反応

延髄は神経からの情報を受け取ると、せきをして異物を外部に出すようにとせき反射を引き起こす命令を、神経に送ります。

 

④せき反射の実行

せき反射は、

・深く吸い込むことで、肺に空気を取り込む

・ノドを閉めて、胸とおなかの筋肉が緊張させて、胸の中の空気の圧を上げる

・ノドを急激に開いて、胸の中の高圧の空気を、ノドから勢いよく排出する

の順番で、“せき”が発生して、ノドや肺にある異物や分泌物を体の外に除去します。

 

 

 

風邪が治った後の深呼吸でせき反射が出やすくなる理由

 

呼吸をおこなうためには、横隔膜やろっ骨周辺の筋肉は働いて、胸に空気を入れたりはき出したりします。

風邪によって、長期間、寝たきりとなり、活動が低下すると、これらの呼吸するための筋が硬くなります。

呼吸するための筋肉が硬くなると、胸が広がったり閉じたりすることが制限され、肺が十分に膨らまなくなり、呼吸の効率が低下します。

そうすると、肺に空気を一度に吸い込める量が低下して、細かく回数を増やしす浅い呼吸が多くなります。

浅い呼吸が続くと、肺の空気の出入りが不十分になります。

そして、肺から出入りする空気にのって外部に出ていたノドの粘液が、排出できずにノドにたまりやすくなります。

たまった粘液を排出しようと敏感になったノドに、深い呼吸をすることで刺激が入り、その結果、せき反射を引き起こしやすくなります。

 

 

 

風邪の後に深い呼吸をするとせき込むへの対処法

 

風邪が治った後のせき反射を減少させ、呼吸を楽にするための対処法として、風邪を引いたことによって機能が低下した呼吸をするための筋肉に刺激を入れる必要があります。

以下でその方法を紹介させていただきます。

 

胸への刺激 

鎖骨の下縁の真ん中を、人差し指で、指で軽く優しく押さえて、10秒間、静かに呼吸をしながら、キープしてください。

反対側の鎖骨の下縁の真ん中も同じようにおこなってください。

これを、交互に3回、繰り返しておこなってください。

 

脇腹への刺激

脇腹に手を当てたまま、前回転に円をえがいて、脇腹の皮ふを、10回、まわしてください。

次に、脇腹に手を当てたまま、後回転に円をえがいて、脇腹の皮ふを、10回、回してください。

 

背中への刺激 

壁の前に立ち、片方の手のひらを天井に向けて、手の甲側に手首を曲げて、壁に手をつけます。

胸を張りながら、壁に手をついた方向を反対側に体ごと向きます。

背中や腕が伸びる感じたら、その状態で、10秒間、キープしてください。

反対側の腕も同じようにおこなってください。

これを、交互に3回、繰り返しておこなってください。

 

おなかへの刺激 

上向きでひざを立てた状態で寝て、おへその指3本分外側を、指で軽く優しく押さえて、60秒間、静かに呼吸をしながら、キープしてください。

 

 

 

まとめ

 

風邪ウイルスが体に侵入すると、体の免疫機能が闘います。

そうすると、体のいろいろな部位に損傷が起きたり、かなりのエネルギーが消耗されて、後遺症が残る場合があります。

その一つとして、呼吸がしくくくなったり、深く息をしたときのせき込みやすくなる症状が生じる場合があります。

風邪で低下した体の機能を回復させるためにも、呼吸の状態を整える必要があります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも風邪をひいいた後、深い呼吸をするとせき込みやすくなるお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に、病気による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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冬の感染症から身を守る!免疫を整えて感染症対策

2024.02.01 | Category: インフルエンザ,ストレス・自律神経障害,予防,体温,免疫,入浴,,冷え,感染症,新型コロナウイルス,生活習慣,疲労,睡眠,胃腸

 

 

 

ここ最近、ご家族の方がインフルエンザに感染されたというお話をよくお聞きします。

「兵庫県感染症発生動向調査週報(速報)」を見ても、2024年1月の第1週に比べて、第4週は爆発的に感染者数が増えています。

しかも、過去5年の中でも、インフルエンザに感染した患者数が最も多くなっている状況が報告されています。

また、最近は報道がされることが少なくなりましたが、新型コロナウイルスへの感染も増加しています。

こういった感染症の流行は、寒さや乾燥によってウィルスが増加しやすい環境の冬には、どうしてもはやりやすいものです。

とはいうものの、ご自身や家族が感染しないか心配になりますし、防ぎたいものです。そこで重要になってくるのが、体の免疫の状態です。

そこで今回は、免疫に影響を与える生活習慣について紹介させていただきます。

このブログを読んでいいただくことで、この冬に感染症にかかることを防げます。

 

 

 

免疫とは

 

近年のコロナ禍によって、その役割は注目されている「免疫」とは、私たちが生まれつき備わっている体を防御するためのシステムです。

代表的な免疫システムとしては、体内に侵入することで病気を起こす原因となるウィルスや細菌などを排除する働きがあります。

 

 

 

免疫は強すぎても弱すぎてもダメ?

 

よく「免疫力をあげる」という言葉を目にします。

しかし、あまり免疫はあげすぎても体に良い影響がでません。

免疫は、体内の異物を攻撃して排除する働きがあるのですが、その力が強すぎると自分自身の細胞をも攻撃してしまいます。

その代表的なのは、リウマチや花粉症などです。

強すぎる免疫の働きによって自分自身の細胞を攻撃することによって、リウマチでは骨の変形がおこったり、花粉症では鼻水や目のかゆみ・発熱などの症状を引き起こしてしまいます。

とはいうものの、免疫の働きが低下すると、ウイルスや細菌・がん細胞などが増殖して、病気を引き起こしてしまいます。

つまり、免疫は働かなさすぎても、働きすぎても、体は良い状態とはなりません。

だいじなのは、免疫がバランスをよく機能することなのです。

 

 

 

免疫のバランスが不調を起こしやすい習慣

 

免疫が不調になりやすい体の状態や生活習慣を以下で紹介させていただきます。

 

太りすぎややせすぎ 

体重と免疫との関係の研究は、いろいろとされてます。

結局のところは、太りすぎていても痩せすぎていても、免疫のバランスは乱れることが報告されています。

 

血糖値を上げすぎる食事

ご飯、パン、麺類などの穀物や、お菓子やジュースといった砂糖を多くふくむ食べ物は、血糖値を上げます。

血液の中の血糖値が上がると、糖が他の物質と結びついて、血管を攻撃する物質に変わります。

その物質から血管を守るために免疫が働きます。血糖が上がる食事を続けることで、免疫がその働きばかりを強いられるので、ウィルスや細菌が侵入した際に対応できなくなります。

こうして、血糖値を上げすぎる食事を続けることで、免疫を働かせるべき場面のバランスが崩れてしまいます。

 

腸の不調

食べ過ぎや飲み過ぎ、食事の時間が不定期なことで、腸に負担をかけると、免疫のバランスが崩れます。

腸の不調は、便秘、下痢、臭いおならがよくでる、などの症状がでます。

腸は、体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在します。

つまり、腸の状態を悪くすることは、体の免疫機能を低下させることに直結します。

 

睡眠の不足

睡眠は体内の細胞を修復し、疲労を回復させるためのだいじな時間です。

当然、免疫細胞も睡眠中に、修復や強化されます。

また、睡眠が不足することで、太りやすくなったり、自律神経が乱れたり、血糖値が上がりやすくなったりして、免疫のバランスを崩しやすくなります。

 

ストレスの増加 

過度のストレスは、体が生命の危機を感じ、体を守ろうと免疫のシステムが過剰に働く場合があります。

それによって免疫が、自身の体にダメージを与えます。

この状態が続くと、感染症へ免疫が働かず、免疫システムのバランスが崩れてしまいます。

 

 

 

免疫を整えるためのポイント

 

感染症に備えて、免疫のバランスを整えるための生活習慣を以下で紹介させていただきます。

 

適切な体重を知る

自身の適切な体重を維持することで、免疫のバランスが維持されます。

適切な体重かどうかを知るための一つの方法として、BMI(身体質量指数)があります。

BMIの計算方法ですが、

 

体重(キログラム) ÷身長(センチメートル) ÷身長(センチメートル)

 

です。

身長がセンチメートルで設定するので、身長を100で割り、メートルに変える必要があります。

例えば、身長が173cmの場合は、1.73mとして計算します。この計算からでたBMIの値は、

 

・8.5未満 低体重、やせ型

・18.5から24.9 適正体重

・25から29.9 肥満傾向

・30以上 肥満

 

のように解釈されます。

これを目安にして、食生活や運動などで体重を調整してください。

 

腸を整える 

体全体の免疫に働く細胞の7〜8割が存在する腸を整えることで、免疫のバランスをとることができます。

腸の中には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌が存在します。

それぞれに働きがあるのですが、 この中で、善玉菌が免疫の働きを担う細胞をアシストします。

つまり、善玉菌を腸内で増やすことで、免疫のバランスを整えることができます。

善玉菌を増やすには、そのエサとなる無ずに溶けやすい食物繊維を多く含む食材を食べて、腸に届ける必要があります。

水に溶けやすい食物繊維を多く含む食材として、

 

オクラ、モロヘイヤかめ、もずく、昆布、長芋、なめこ、キウイフルーツ、りんご、バナナ、納豆、

 

などがあります。

これらの食材を積極的にとっていくことで、免疫のバランスが良い体を作っていくことをおすすめします。

 

睡眠をとる 

免疫のバランスを整えるには、睡眠時間と睡眠の質が重要になります。

睡眠時間は、7時間ほどを確保するようにしてください。

また、睡眠を質の良い睡眠を確保するコツとして、

 

・朝の起きる時間を一定にする

・起きる時間を逆算して寝る時間を決めて、睡眠時間を確保する

・就寝する2時間前には、テレビやスマートフォンやパソコンを見るのをやめる

・コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含む飲み物は、18時以降はひかえる

・寝る前の入浴のお湯の温度は、39度〜41度にして、ゆっくりとつかる

・アルコール飲料を飲みすぎない

・寝る前には、激しい運動はせず、ストレッチなどの静かに動かす程度にする

 

といったことを意識してください。

 

適度な運動をする 

適度に体を動かすと体の血液の流れが良くなり、体温が上がったり、老廃物が排せつされます。

そのことで免疫の働きをする細胞が働きやすくなります。

また、運動することによって、肥満の解消や 血糖値の改善、自律神経のバランスが整うなど、免疫のバランスを整える環境が改善されます。

注意点としては、過度な運動は体内に炎症を促して、免疫力を下げます。

ですので、無理をせず適度な運動をおこなうことをおすすめします。

適度な運動の理想は、20分程度の運動を、3日に1回、おこなうことです。

運動としては、ウォーキングがベストです。

外出ができないようでしたら、その場で足踏みやストレッチなどを、少しでも動かす習慣を作ってください。

 

太陽の光を浴びる

冬は特に寒いので家にこもりがちです。

太陽の光を体に浴びると、体にビタミンDが作られます。

ビタミンDと感染症との関係を示した研究では、血液の中のビタミンディーの濃度が低下してる人は、インフルエンザや新型コロナウィルスの感染を発症しやすいと報告されています。

つまり、感染症への対策には、体がビタミンDをつくりだすことが有効ということです。

太陽に当たる時間ですが、10分〜30分程度を目安にしてください。

ガラスの入った窓越しで日光浴をしても、ビタミンDを体が作るための光が通過しません。

手のひらを、直接、太陽の光に当てるだけでも、体でビタミンDは作られますので、防寒対策をしながら、外に出る機会を作ってください。

 

 

 

まとめ

 

一人が感染症になると、雪崩を打つように、ご家族がかかっていきます。

年度末にかけて、だいじな仕事や受験など、体調を崩すわけにはいかないイベントが多いかと思われます。

今年の冬、感染症を防ぐためにも、今回のブログで紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もしそれでも解決できない、不安があるようでしたら、お近くの治療院にかかられて、お体をメンテナンスされることをおすすめします。

当院でも、お体の状態を整える施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に免疫に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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