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筋肉の損傷 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
5月は草木が青々として、風景がみずみずしくなります。
しかし、同時に、雑草との戦いも始まります。ちょっと雨が降ってから晴れると、ご自宅の周辺や庭に、あっという間に雑草が茂るので、草抜きで忙しいというお話をよくお聞きします。
草抜きの作業は、体の各部位に負担がかかり、体に不調を引き起こしがちです。
その不調の一つに、親指の根本の部分に痛みが発症することがあります。
この不調が出ると、荷物を持ったりスマホを操作するなどした際に、その痛みからうまくできなくなり、日常生活に支障が出ます。
そこで今回は、草抜きをおこなうことで、手首の親指の付け根の部分に痛みがでる要因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、これから続くであろう草抜き作業によって、親指の付け根の部分が負傷しても対処でき、また、予防の方法がわかります。
草を抜く作業は、草を指でつまんで引っ張ったり、道具を手で握り込んで草を掘り起こしたりと、指や手首に負荷がかかります。
それを、長時間、することで、特に、親指の付け根に炎症が起こり痛みが発生しやすくなります。
これは、
「腱鞘炎(けんしょうえん)」
と呼ばれる症状です。人間の体の中で、一番、感覚が鋭くて、細かく精密な動きができるのが、「手」です。
そんな機能がある手ですが、指から手のひら、手首は、合計で27個の骨で構成されています。
手という狭い部位の中で多くの骨がバラバラにならないように、たくさんのじん帯でつながれています。
そして、手のたくさんの骨を動かせるのは、手の骨と筋肉をつないでいる「腱」があるからです。
腱は、前腕や手首から指先にかけて伸びている、丈夫なヒモのような組織です。腱は複数あり、腱が骨から離れないように、ところどころで、バンドのような組織で押さえられています。
このバンドの役割をする組織が、「腱鞘(けんしょう)」です。 腱鞘の「鞘」とは、「さや」という意味で、トンネル状の形をしています。
指や手首を動かすために、腱が動く際には、腱が腱鞘の中を行ったり来たり、通過します。
この機能は、通常でしたら、腱の機能をスムーズに作動させるためのものです。
しかし、草抜き作業のように、指や手首を曲げたり伸ばしたりと、過度に使うことで、腱と腱鞘がこすれて摩擦が起きて、炎症が発生して、腱や腱鞘が腫れます。
この腱や腱鞘が腫れで、腱鞘の中を腱が通りづらくなり、日常生活で、指や手首をさらに使うことで、ますます、
炎症が激しくなり痛みが増幅します。
特に、親指の付け根は、骨が出っ張っている部位の上に腱鞘と腱が通るため、摩擦が起こりやすく、痛みが発生しやすいのです。
草抜き作業をした際に、親指の付け根の部分に痛みが発症することを防ぐ方法と、発生した場合の対処法を以下で紹介させていただきます。
草抜きをする前に、指と手首にテーピングをすることで、作業で使う筋肉や関節、じん帯を補助できます。
テーピングは、伸縮性のある筋肉テープを用意します。
・5センチ幅のテーピングを15センチにカットしたものを2本
・2.5センチ幅のテーピングを17.5センチにカットしたものを3本
・2.5センチ幅のテーピングを7.5センチにカットしたものを1本
を用意します。
テーピングは、指を手の甲側にあげてもらったときに浮き出る2本の腱とその間を沿って、3本のテーピングを施します。
親指の力を抜いて、軽く手のひら側に曲げてます。
親指の爪の付け根あたりから手首にかけて、指を手の甲側にあげてもらったときに浮き出る2本の腱とその間を通して貼ります。
この際には、2.5センチ幅のテーピングを17.5センチにカットものを使ってください。
そして、貼ったテーピングの左右に、同じように、親指の爪の付け根あたりから手首にかけて、2.5センチ幅のテーピングを17.5センチにカットものを貼ってください。
親指の先に、指の腹側から、2.5センチ幅のテーピングを7.5センチにカットしたもの、親指の先を囲むように貼ります。
手首を手のひら側に曲げたときに出るシワを中心にして、手のひら側から、手首を囲むようにテーピングを貼ります。
この際に、5センチ幅のテーピングを15センチにカットしたものを使ってください。
次に、手首に貼ってテーピング幅の半分あたりにずらして、同じように手首を囲むように貼ってください。
この際も、5センチ幅のテーピングを15センチにカットしたものを使ってください。
草抜きを終えた後は、親指の付け根に、アイスパックや氷水を入れて袋で、20分ほど冷やしてください。
そうすることで、親指周辺の炎症を抑えて、痛みが広がることを軽減できます。
草抜きで指を使いすぎたことで、指の付け根周辺の筋肉が疲労し硬くなります。
筋肉が硬いことで伸びず、筋肉とつながっている腱やその腱を通す腱鞘に負荷がかかります。
ですので、指の付け根周辺の筋肉を緩める必要があります。
その方法ですが、親指の手のひらと手の甲の境目を、手首から親指の先に向けて、反対側の手の親指で、10回、軽くさすってください。
指を動かす筋肉は、前腕から出発しています。ですので、出発地点の筋肉を緩め柔軟性を上げると、親指の付け根への負荷が軽減します。
その方法ですが、まずは手のひらを下にして、前腕を置きます。反対側の手のひらを、前腕の肘の近くに部分に置いて、皮ふを左右にゆらすように、10秒間、動かしてください。
次に、前腕の真ん中に手を当てて、同じように、皮ふを左右にゆらすように、10秒間、動かしてください。
次に、前腕の手首の近くの部分に手を当てて、同じように、皮ふを左右にゆらすように、10秒間、動かしてください。
前腕を3分割して、皮ふをゆらすことを、3回、繰り返しておこなってください。
草抜きは、おこなった場所は目に見えてキレイになるため、達成感がありすっきりします。
やると気持ちが良くなる草抜きは、これからの季節はおこなう機会が増えますので、それによって親指の付け根が痛まないように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも草抜き作業で、親指の付け根の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
また、他に、庭での作業で体にかかる負担への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ゴルフをされている人口は、年々増えて、現在では約5500人の肩が、ゴルフをたしなまれているそうです。
ゴルフのラウンドを回る際には、自然の中でおこなうことで、運動にもストレス解消にもなり、非常に健康効果が高いスポーツでもあります。
そんなゴルフですが、練習方法としては、打ちっぱなし場で、ゴルフボールをひたすら打つ方が多いと思われます。
非常にゴルフの練習にはなるのですが、熱心のおこなうあまり、翌日の朝、起きた際に、腰の痛みを感じられる方が少なくありません。
朝から腰痛が発症することで、通勤やお仕事に支障が出る場合があります。
そこで今回は、打ちっぱなし場でゴルフの練習をした翌日に腰痛が発症する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からゴルフの練習によって引き起こされる腰痛のお悩みが解消できます。
ゴルフの練習で、クラブを使ってスイングすることで、体の中でも一般的には、腰への負荷は大きいと言われています。
また、それに関連して、ゴルフでのケガをする部位としては、腰が最も多いとされています。
その理由を以下で紹介していきます。
ゴルフの研究によると、ゴルフのクラブをスイングすることで、腰への圧力量は、体重の3〜4倍にも達するという報告がされています。
この大きな圧力を、ゴルフスイングを繰り返しすることで、腰に負荷をかけ続けるために、腰に痛みが発生する可能性が高まります。
ゴルフスイングは、腰の強い回転の運動がおこなわれます。
この回転の運動で、腰の筋肉や関節をねじります。打ちっぱなしで何度も腰の筋肉や関節をねじることで、組織の損傷や炎症をひき起こし、何度もに負荷をかけ、特に腰椎にストレスをかけます。
スイング中、下半身で作られてパワーは、上半身に伝達され、スイングがおこなわれます。
上半身と下半身おつなぎ目である腰は、腰の筋肉も自らパワーをつくりつつ、下からのパワーも上に伝達するという非常に重要な役割を担います。
その役割の多さのために、負荷もかかり腰に痛みが発症しやすくなります。
ゴルフのスイング中は、姿勢の制御や安定のために、腰の深部の筋肉が強く働きます。
おこないます。スイングは複雑な動きなため、その制御や安定には、腰に大きな負荷がかかります。
それによって、腰の痛みがでやすくなる要因ともなります。
ゴルフを打ちっぱなしをした直後は、それほど腰痛を感じない方は多くいらっしゃいます。
しかし、翌日には腰が痛くなるのは、
「遅発性筋肉痛」
と言われることが起こっている可能性があります。
ゴルフのスイングを繰り返すことで、前章でも述べましたが、腰周辺の筋肉に負荷がかかります。
それによって、筋肉が繰り返し伸ばされたり縮んだりして、筋肉に多数の小さな傷が生じて、それによって腰の筋肉に痛みや炎症が引き起こされます。
これは、運動直後には起こらず、運動後、24〜72時間後にピークに達します。
また、睡眠中は、寝返り以外は体を動かさないため、血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。
そのピークの時間帯は、入眠から6〜8時間後と言われています。
つまり、ゴルフの打ちっぱなしによる遅発性筋肉痛が起きる時間帯と、体の筋肉が一番硬くなる寝起きの時間帯が重なることで、朝は腰痛を感じやすくなります。
ゴルフの打ちっぱなしにいった翌日の朝、起きたときに、腰痛を感じた場合の対処法として、以下のようなことをおすすめします。
前章でも述べましたが、遅発性筋肉痛の発生に加えて、朝は体の筋肉が硬くなっている状態です。
筋肉を緩めるためには、体温を上げることが、もとも手軽にできる方法です。
体温を上げる方法として、まずは、朝に湯船につかることをおすすめします。
なぜなら、一般的には、体温が約37度程度に上昇させると、筋肉を硬くさせている物質が外れて柔らかくなります。
また、筋肉に流れ込む血流が増加して、筋肉に酸素や栄養素が供給し、老廃物が回収されます。
そのことによって、傷んで硬くなった腰の筋肉が回復しやすくなります。
ゴルフのスイングは、一方向にねじるため、体のバランスが崩れやすくなります。
朝風呂に入って、体を温め緩めた後に、背伸びをして姿勢のバランスを整えてください。
その方法ですが、壁に体の背面をあて、両腕を耳の横まで上げて、片方の手でもう片方の手首をつかみ、息を吸いながら上方に持ち上げて、背伸びを10秒間、おこないます。
その際に、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープします。
そして息をゆっくりはきながら、体の力を抜き、背伸びを解除していきます。
その際も、重心を後ろにするために、つま先を上げて、そのままキープしてください。
これを3回、繰り返してください。
ゴルフのスイングは前屈みでおこないます。その状態で倒れないように、太ももの裏の筋肉が踏ん張って支えます。
この太もも裏の筋肉は、骨盤や腰の筋肉を連結しているため、ケアすることで、腰の緊張が緩みやすくなります。
そのためのストレッチ方法は以下のようにおこなってください。
イスに浅く腰かけていただき、背筋を伸ばしてください。
片方の足を伸ばし、かかとを床につけ、つま先を上げ、もう片方の足は、ひざを曲げて、足の裏全体を床につけてください。
背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒し、太ももの裏が伸びたのを感じたら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを左右の足で交互に3回、繰り返してください。
ゴルフは、年齢や性別の制約が少なく、生涯を通じ楽しめる、健康にとってとても良いスポーツです。
しかし、ゴルフをやる上で、腰への負荷は避けられないものです。
特に、ゴルフの打ちっぱなし後の翌朝に腰痛が起こると、通常の生活に支障が出てしまいます。
それに対処するためにも、朝は忙しいですが、少しお時間を取っていただいて、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、ゴルフの打ちっぱなしをした翌朝に腰の痛みが発生して、解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
車を運転されるのがお好きな方は、よくミッション車を自家用車として選択される方が多いです。
その理由をお聞きすると、車を自分で操作しているという実感がより強く感じるからだとおっしゃられます。
そんな車好きにはたまらないミッション車ですが、ミッション車を運転するたびに、左肩の後面の痛むと、40歳代の男性の方が、当院に来院されました。
お話をお聞きすると、クラッチ操作で、レバーをセカンドに入れようとするたびに、左肩の関節の後面に痛みが走ると。助手席に座っている奥様からも、左肩がケイレンしていると指摘されたそうです。
奥さんが賛同してくれたので、念願のミッション車を買ったのに、左肩の後面の痛みで、長時間、乗れなくて困っているとのことでした。
そこで今回は、ミッション車のクラッチ操作で、レバーをセカンドに入れる際の左肩関節への影響と左肩の痛みに対しての対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、左肩の痛みに悩まされることはなくミッション車を運転できます。
ミッション車を運転中に、セカンドへのシフトチェンジをするために、レバーを操作することで、左肩関節への影響を以下で紹介していきます。
肩関節の動きを検査する際に、3つのポジションでおこなわれます。
その中でも、セカンドポジションと言われる動作は、ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作に近いものです。
ミッション車のセカンドに入れる動作は、セカンドポジションの内旋動作です。
この動作で肩関節が動かせる角度は、70度です。
セカンドに入れるためにレバーを引いた際に、70度以上、もしくはご自身のセカンドポジションの内旋ができる角度以上に曲げると、肩関節に関節技が極まった状態となり、痛みが発生します。
また、セカンドポジションの内旋することは、肩関節の後面に負荷をかけます。
つまり、セカンドに入れるためにレバーを引くために、過度のセカンドポジションの内旋の動作をすることで、肩関節の後面に痛みが発生します。
肩関節は、腕を自由に動かすために、緩い関節です。
その緩い肩関節がさらに緩くなるポジションが、腕が外に55度、前に30度、曲げたポジションです。
これもつまり、ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作に近いものです。
肩が緩んで安定しない状態で、セカンドにシフトチェンジするために動作を繰り返すことで、肩関節周辺の組織を痛めてしまいます。
人間の片腕の重さは、3〜6キログラムもあります。そんな重さのある腕を動かす際に、腕のポジションによって、肩関節への負荷が変わってきます。
例えば、ダンベルをもって上下させる際に、脇を開けておこなうのと脇を閉めておこなうのでは、脇を開けておこなう方がダンベルが重たく感じます。
これは、脇を開けておこなうと、肩関節が運動軸になり負荷がかかるためです。
脇を閉めた場合は、肘関節が運動軸となり、肩関節への負荷が軽減されます。
ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、脇が開いた状態でおこないがちです。
つまり、そのような動作が、腕の重みを肩関節に集中させて負荷がかかり、支えきれなくなり痛みが発生しやすくなります。
ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、肘を曲げておこないます。
肘を曲げた状態をキープするには、腕の前面と後面の筋肉が、引っ張り合って、釣り合いが取れます。
腕の前面の筋肉は、手のひらが天井側に向いているときは、非常に強い力を発揮します。
しかし、手のひらが床方向に向いているときは、腕の前面の筋肉はの力は減弱します。
手のひらを上に向けた状態で、力こぶに力を入れて、それを触ってみてください。
その後に、手のひらを床側に向けて、力こぶに力を入れて、それを触ってみてください。
そうすると、明らかに、手のひらが床に向けた状態の方が、上腕の前面の筋肉に力が入りにくいのがわかるかと思います。
ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、この上腕に力が入りにくい手のひらを下に向けた状態でおこなわれやすいです。
そのため、上腕の前面と後面の筋肉の引っ張り合いのバランスが崩れて、上腕の後面の筋肉が過度に働きすぎて、肩関節の後面に影響して痛みが発生しやすくなります。
ミッション車でセカンドへギアをシフトチェンジする際に、左肩に痛みが発生することを予防する方法を以下で紹介していきます。
シフトを握る腕のポジション
セカンドへのシフトレバーを動かすときに、左肩の後面に負荷をかけないためには、
・肘を脇から離さない
・レバーを握る手を床方面に向けない
・ご自身の肩のセカンドポジションの内旋の角度に無理のない位置に車のシートを調整することを意識してレバーを操作してください。
長距離のトラックやレースの車は、長いシフトレバーにカスタマイズされているのがよくみられます。
これは、シフトチェンジのときに、シフトレバーに伸ばす腕の距離を縮めることで、動作を最小限にして、腕や肩が疲れにくくなる効果があるためです。
また。てこの原理で、シフトレバーの操作が軽くできるというメリットもあります。
車部品販売店や車を買ったお店で、シフトレバーのカスタマイズについてご相談されることをおすすめします。
ミッション車のセカンドへのシフトレバーを動かす際には、どうしても左肩後面に負荷がかかってしまいます。それに対応するためには、左肩後面の筋肉の柔軟性が必要になります。
そのためのストレッチの方法を以下で紹介していきます。
右手で左ひじを、左前腕の下から持ちます。
左ひじを持った右手で、肩の高さまで腕を持ち上げて、右の外方へ伸ばします。
その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
左腕を肘を軽く曲げた状態で、右手でしたから左ひじを持ちます。
左ひじを持った右手で腕を持ち上げて、右斜め上方に伸ばします。
その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
手を後ろに回し、右手で左のひじをつかみます。
左ひじをつかんだ右手で、右方向に伸ばします。
その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
ミッション車でシフトチェンジをしながらのドライブは、かっこいいですし楽しいです。
一方で、オートマ車に比べて、操作が多くなり、体に負荷がかかりやすくもなります。
その一つとして、セカンドにシフトチェンジするためのレバー操作で、左肩の痛みが発生することもあります。
それを予防するためにも、左肩に負荷がかからないポジションや工夫、左肩のケアの方法を紹介させていただきました。
そのことがみなさまのお役に立てれば幸いです。それでもセカンドへのレバー操作で左肩に痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、車の運転で起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
子供の頃、親が肩や背中がコルと、「背中を踏んで」と頼まれた覚えがあります。
そういったことは、今も昔も変わらないもので、患者様から、子供に背中を踏んでもらったというお話をよくお話をお聞きします。
確かに、背中がコリ過ぎていると、背中を踏んでもらっている間は、気持ちがいいと感じます。
しかし、身軽な子供とはいえ、背中での足踏みで、お子さんの体重の1.5〜2倍の圧力が、背中にかかります。
こういった背中に強い刺激を受けると、背中を踏んでもらった後に、・首や背中が痛い・寝つきが悪い・体が冷える などといった症状が発生し、体に不要を感じる場合があります。
そこで今回は、お子さんに背中を踏んでもらった後、体にいろいろな不調が発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんに背中を踏んでもらうリスクと、踏んでもらったことで起こる体の不調を整えることができます。
お子さんに背中を踏んでもらった後に、体に不調が発生する理由を以下で紹介させていただきます。
外部から、痛みやダメージを伴う刺激が入ると、体は無意識下で、筋肉を収縮・緊張させて硬くして、体を守ろうとします。
これは、「反射性筋緊張」といういわれる防御反応です。
足踏みによる背中への過度な刺激が入ったときも、この反射性筋緊張が起こり、背中を構成しているろっ骨についている筋肉を緊張させます。
ろっ骨が広がったり縮んだりすることで、肺が動かされて呼吸が促されます。
反射性筋緊張によって、ろっ骨の動きが制限されるということは、呼吸が制限されるということです。
ですので、背中を足踏みすることによる過度の刺激は、呼吸の障害を引き起こします。
人間の体は、暑くなったら汗をかき、ご飯を食べたら胃腸が消化吸収をおこなうなど、自動的に体が機能し調整されています。
この働きを主におこなうのが、「自律神経」です。
自律神経は、体を活動モードにさせる交感神経と、体をリラックスや回復させるモードにする副交感神経に別れます。
これらの自律神経は、背骨から出て、内臓や感覚器などにつながります。
頭から骨盤の間の背骨は、首の骨が7本、胸の骨が12本、腰の骨が5本、で構成されています。交感神経は、主に胸と腰の背骨からでて、副交感神経は首とお尻の骨から主にでます。
背中への強い刺激で、胸の骨がゆがむと、そこから出ている交感神経が過敏になり、過剰に機能する場合があります。
交感神経は、体を活動モードにするため、体の機能を緊張させます。
この状態が続くと、血管が収縮して血液の流れを悪くしたり、覚醒状態になるため、寝つきが悪くなったり、筋肉の緊張が強くなり疲労するなど、体に不調を引き起こします。
つまり、胸の骨が存在する背中に強すぎる刺激は、自律神経の機能が崩れて、体を不調を呼び込みます。
お子さんに背中を踏んでもらって以来、体に不調が出ている女性の方が来院されました。
最初は、その患者さんのご主人が、お子さんに背中を踏んでもらっていたそうです。
そのご主人から、気持ちがいいからと、すすめられて踏んでもらったら、背中に痛みが走ったそうです。
その痛みで、呼吸ができず、しばらくうずくまってしまったとのこと。
翌日から、背中だけでなく首にも痛みが発生したそうです。
また、夜は1時間おきに目が覚めるし、体をお風呂に入っても、なかなか、体が温まってこないというお話をお聞きしました。
実際に、ろっ骨の動きを見ると、固まって全く動きがない状態で、背骨の胸の部分のゆがみもきつい状態でした。
息が吸えなくて、酸欠のためか、顔色も悪く、手足も冷たい状態。
施術としては、下半身を整えてから、ろっ骨に動きをつけて、肩と首の動きのバランスと矯正しました。
そうすると、
「息がしやすくなりました〜」
「ちゃんと立っているって感じします」
「起き上がりやすいです」
という感想をいただきました。
背中にきつい刺激を与えることで、かなり体に変調をおよぼすことを感じた実例でした。
背中を構成しているろっ骨は、とても薄い骨です。セキやクシャミをしただけで、骨折する場合があります。
背中を踏んでももらってときに、背中や胸に痛みが走り、呼吸ができないことを感じたら、まずは、病院でろっ骨が折れていないかどうか、検査をしてください。
背中の中心部には、心臓や肺といった、人間の生命維持に関わる臓器もあります。
ですので、骨折の状態次第では、それらの臓器に影響する場合があります。
そういったリスクを排除するためにも、病院で検査をしてもらってください。
その上で、大丈夫でしたら、背中を踏んでもらったことで、体に不調が出たときの対処法を以下で紹介させていただきます。
脇腹に優しく手を当てて、4秒間、息を吸います。
ゆっくり息を6秒間、はきながら、脇腹に当てた手を前後上下に、優しく揺らします。
これを3回、繰り返してください。
鎖骨の下あたりの胸に優しく手を当てて、4秒間、息を吸います。
ゆっくり息を6秒間、はきながら、骨の下あたりの胸に当てた手を前後上下に、優しくさすります。
これを3回、繰り返してください。
壁に向かって立ち、片方の手のひらを天井側に向けた状態で、手の甲側に手首を曲げて、壁に手をつけます。
そのまま、壁に手をつけた腕とは反対方向に体をねじり、止まったところで、10秒間、キープしてください。
反対側の腕も同じようにおこなってください。
これを、腕を交互に変えて、3回、繰り返してください。
肩や背中が疲れて硬くなると、少しでもほぐして楽になりたいと、ついつい、今回のような足で背部を踏むといった強い刺激を求めてしまいます。
そのお気持ちはわかりますが、やはりリスクが高い刺激です。
そのリスクを知っていただくことと、背中への足踏み後に不調がでたときの対処法を、今回、紹介させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、背中を足で踏んでもらった後にお体の不調が続くようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に背中の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
長期的に健康を維持するために、歯の健康は非常に重要です。
それは、厚生労働省の方でも、生涯、楽しい生活をすごすために、80歳になっても自分の歯を20歯以上保つための「8020(ハチマルニイマル)運動」を推奨しています。
そういった運動が浸透してきているため、歯の定期検診や歯石除去などを受けられる方が多くなりました。
一方で、長時間、口を開けて歯の検診を受けることで、アゴに違和感が出たり、首や肩、背中に痛みが発症される方が少なくありません。
実際、当院でも、歯のメンテナンスの後に必ずアゴ周辺に不調がでるため、体のメンテナンスに来られる方がいらっしゃいます。
そこで今回は、歯の検診後にアゴやその周辺組織の不調が引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、歯のメンテナンス後の体の不調を解消できます。
歯のメンテナンスには、通常、30〜60分ほどかかります。
つまり、それだけ長い時間、口を開け続けているということです。
そのために、かかる体への負担によって、体に不調が引き起こされます。
歯の健診のために口を開き続けることで起きる体への影響を以下で紹介していきます。
長時間、口を開け続けていることで、口を開けたり閉めたりする筋肉が引き伸ばされ緊張します。
それによって、アゴ周辺の筋肉が疲労して、口のメンテナンス後に、アゴ周辺に違和感や痛みが生じます。
歯の検診中、口を開けるために、アゴの関節の可動域の限界まで動かします。
それによって、アゴの関節に負荷がかかり、炎症やひずみが引き起こされて、検診後も、痛みや不快感が残る場合があります。
歯を検診してもらうときは、上を向いて、体全体をそらすような不自然な姿勢を、長時間、強いられます。
その姿勢は、口を開けることで、さらに、体の背部にある筋肉に働きかけます。
それにより、首・肩・背中・腰などの筋肉に負荷がかかり、検診後も痛みやこりが生じる場合があります。
歯の検診中に使用される器具の接触や、その振動や圧力が、アゴの周囲の組織に負担を与えて、不快感や痛みを引き起こすことがあります。
これらの要因が組み合わさり、歯を検診した後に、負担のかかったアゴの関節や筋肉、首や肩などに、不快感や痛みが引き起こされます。
歯の検診後は、アゴの関節や筋肉、首や肩などにゆがみや緊張がどうしても発生します。
ですので、歯のメンテナンス後におこなってほしいリカバーするための方法を以下で紹介させていただきます。
立った状態で、体の力を抜いて、口をリラックスして開きます。
口を開けたまま、ゆっくりと上を向いて、天井を見てください。
天井を向いたまま、軽く歯をかみしめて、口を閉じます。
そのまま、ゆっくり顔を正面に戻します。
これを3回、繰り返してください。
口を無理のない程度に開けます。
そのまま、各10秒ずつ、顔を、
・上に向ける
・下に向ける
・左に倒す
・右に倒す
・左に回す
・右に倒す
を3回、繰り返してください。
アゴのエラの角の内側に親指をあてて、軽く押して、10秒間、キープします。
アゴのエラの角の外側に手のひらを当てて、円を描くように、10秒間、優しくさすります
耳の穴の前面のほほの骨の下に、手のひらを当てて、円を描くように、10秒間、優しくさすります
眉毛と目尻の間の外側に、手のひらを当てて、円を描くように、10秒間、優しくさすります。
食事を美味しく食べたり、人と楽しく話すやめには、歯の健康が欠かせません。
ですので、歯のメンテナンスを受けた後に起こる体の不調を少しでも軽減させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも歯の定期検診後に起こるアゴ周辺の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、首や肩の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広