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睡眠 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 7の記事一覧

年末の車での長距離移動で楽しい帰省を阻む「乗り物酔い」の理由と予防法

2023.12.27 | Category: 予防,疲労,睡眠,胃腸

 

当院に来院した高校生の患者様と年末のスケジュールの話題になったときに、コロナ禍で自粛していたが久々に母方の祖父母の家に帰省するのと。

ただ、里帰りが遠方で、親御さんの運転で半日もかかるそうです。

祖父母やいとこに会えるから楽しみだけど、心配なのは「乗り物酔い」だそうです。

この方のように、今年の年末に実家へ帰省される割合は、昨年に比べて28%も増加と予想されています。

そこで今回は、車に乗せてもらって実家に帰省される中で起こりやすい「乗り物酔い」の発症する理由とその対策を紹介させていただきます、

このブログを読んでいただくことで、「乗り物酔い」を防ぎながら楽しく無事に車ので帰省ができます。

 

 

 

「乗り物酔い」をおこす理由

 

乗り物酔いは、別名「動揺病」とも呼ばれます。乗り物が、道の状態やスピード、ブレーキで、揺れたり傾いたりする際、平行バランスをとるための情報を、耳と目と筋肉で収集して脳へ伝えます。

この耳と目と筋肉が、それぞれに感じる情報が一致しない場合は、情報を受け取った脳が混乱します。

その脳の混乱が、体の機能を自動で調整してくれる自律神経の働きが崩れて、「乗り物酔い」で特有の吐き気やめまいなどをおこします。

例えば、運転手は、自ら運転しているために、道を曲がったりブレーキをかけるなどの際に、あらかじめ体にかかるバランスの変化が予測できるため、一致した耳と目と筋肉からの情報が脳へ伝わります。

しかし、運転手以外の同乗者が、スマホを見ていたとして、目はスマホの画面は静止していると脳へ情報を伝えるが、耳や筋肉は車が揺れている情報を脳に伝えるんで、情報が一致しなくなる。

この一致しない情報のとき、目からの情報で体の機能を調整するのか、耳や筋肉の情報で体を調整するのか、脳の情報処理が限界に達して、混乱して、「乗り物酔い」が発症します。

乗り物酔いをしない方は、こうした目や耳や筋肉からの情報を、一致するように脳の情報処理が高い、もしくは体調が良好であるからです。

また、「乗り物酔い」がおこりやすい体質やもしくは生活習慣には、

 

・耳に機能の障害がある

・脳に機能の障害がある

・自律神経が失調している方

・血圧が低い方

・ぜんそくやアレルギーの体質の方

・睡眠が不足している方

・疲労がたまっている方

 

などがあります。

こういった「乗り物酔い」がおこる条件の中でも、

 

・睡眠不足

・空腹

・急ブレーキ急発進

・読書

 

の4つの項目がそろってしまうと、約90パーセントの人が、「乗り物酔い」を発症するという研究報告があります。

「乗り物酔い」も、きつくなると脱水症をひきおこすなど、生命の危険にもさらされる場合もありますので、しっかりとした対策が必要です。

 

 

 

乗物酔いを防ぐポイント

 

乗物酔いを防ぐためには、以下のような対策をおこなってください。

 

睡眠を十分にとる

乗物に乗る予定がわかっている前日は、必ず十分に睡眠をとってください。

そのことで、乗車中の平衡感覚の情報を脳が処理しやすくなり、乗り物酔いを防げます。

 

消化によい物を食べる

乗車前や定者中の空腹や食べ過ぎをさけてください。

消化は、空腹や満腹で特に自律神経の働きます。乗車中に自律神経が乱れる可能性も高いので、自律神経の活動を消化で活発にならない程度の消化によい食べ物を適度に食べてください。

そうすることで、「乗り物酔い」による嘔吐や吐き気を防ぐことができます。

 

乗物酔いの薬を服用 

「乗り物酔い」は、自律神経のバランスが崩れることで起きますので、薬によってあらかじめ整えてください。

「乗物酔い」の薬は、乗車する30分前には服用してください。

 

乗車中はスマホや読書を控える

車に乗車していると体は揺れているのを耳や筋肉は感じているのに、スマホの画面や本の紙面に視点を固定することで、感覚にズレが生じます。

この感覚のズレが乗り物酔いを引き起こします。

乗車中は、遠い景色をみたり、音楽を聴いたり、おしゃべりをしたりして過ごされることをおすすめします。

 

乗り物酔いのツボをおす 

ツボの中には、乗り物酔いを防ぐツボがあります。

ツボの名前は「内関(ないかん)」です。

位置は、手のひらを上に向けて、手首を曲げた時にシワができるラインの中央から、指3本分ほど肘の方に上がった部分にあります。気がついたときで結構ですので、乗車中に指で刺激をしてください。

 

 

 

まとめ

 

「乗り物酔い」は、脳の形成の成熟度のため、5歳から12歳ごろになりやすいと言われています。

とはいっても、 成人になっても、男性は約12パーセント、女性は役26パーセントの割合で発症しているという研究報告がされています。

ですので、「乗り物酔い」は誰でもおこりうる症状です。

せっかくの楽しい年末の帰省を、「乗り物酔い」で邪魔されないように、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

「乗り物酔い」の防止には、十分な睡眠が条件の一つです。

もし、「眠れない」「何度も目が覚める」「朝、起きてもだるい」ようなことがございましたら、お近くの治療院でお体を整えて、睡眠の質を上げることをおすすめします。

当院でも、健康でいるために必須である睡眠でお悩みの方に対しての治療をおこなっておりますおでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

当院のブログで、睡眠についての対策を書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

夜中に何度も目がさめるのはなぜ?睡眠の質をたかめる対策とは

「朝、寝起きがすっきりしない40歳代男性の方は“かくれ不眠”?」

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

新生活によるストレスや疲労の症状を改善する方法

2023.04.04 | Category: ウォーキング,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,疲労,睡眠

 

40歳代デスクワークをされておられる女性の方が来院されて、

 

「部署異動で引き継ぎがあって」

「部署移動さきが思った以上に仕事内容が違って」

「しんどいことを旦那に言ってもわかってもらえなくて」

 

と、新しい環境に変わることで、疲労やストレスが発生していることをお話しいただきました。

入学にクラス替え、入社や転勤・部署異動などなど、春は新生活がスタートする時期です。

そんな新たな環境に約70%の方が、「ストレスを感じている」、90%の方が「疲れを感じている」という統計が報告されています。

今回は、新生活で頑張っておられる方を応援したいと思いから、ストレスや疲労を改善する方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、慣れない環境からくるストレスや疲労を解決することができます。

 

 

「疲労」「ストレス」は必要?

 

一言に「疲労」と言っても、

 

「疲労感」

「体の疲れ」

 

の2つに分類されます。

「疲労感」とは脳が疲労を感じて、体に “休め‼︎” という命令をだして、体の異常をお知らせしてくれます。

例えば、風邪を引いた時に、だるいな〜、しんどいな〜と感じて安静にしてしまいますよね。

これが「疲労感」です。

この「疲労感」は、“生体アラーム”といって、「痛み」「発熱」と共に、体が壊れる前にストップをかけてくれる、生命維持に必要なシステムです。

 

「体の疲れ」は、疲労因子によって臓器の材料であるタンパク質が作られず、臓器がうまく働かなくなります。

例えば、ハードな運動をした後にご飯を食べれなくなるのは、疲労因子によって胃腸を動かすのに必要なタンパク質が作られず、機能低下を起こしているからです。

「体の疲労」が究極までいくと、タンパク質不足で臓器が機能不全を起こし、“過労死”につながります。

ですので、そうなる前に警鐘を鳴らしてくれる「疲労感」が必要になります。

 

「ストレス」と「疲労」と同じように扱われていますが、実は全く逆の働きをしています。

脳がストレスを感じると、副腎という臓器から、「アドレナリン」「コルチゾール」というストレスに対抗するためのホルモンがでます。

「コルチゾール」は疲労感を抑え、「アドレナリン」は体を活性化させます。

つまり、“ストレスがあった方が人間の体は疲れを感じない”のようにできています。

これは、ちょっと疲れたぐらいで動けなくなるのは困るので、「もうちょっと頑張れ」とストレスが後押しをしてくれています。

少しぐらいストレスがあった方がいいと言われるのは、このシステムのためです。

しかし、ストレスホルモンが疲労感を抑えるだけで、疲労を消すわけではないのです。

痛み止めの薬が、痛みがなくすのではなく、痛みを感じないようにする役割をしていることと一緒のような役割ですね。

そして、ストレスがかかりすぎると、疲労感を抑えるストレスホルモンも枯渇してでなくなってしまいます。

その途端に抑えていた疲労感が一気に吹き出して、「体を休めろ‼︎」と強烈な命令が脳から発せられて動けなくなってしまいます。

ですので、「疲労」と「ストレス」のバランスをとって新生活を送っていく必要があります。

 

 

新生活による疲労とストレスを改善する方法

 

「疲労」と「ストレス」を同時に改善していく方法は、

 

「睡眠」

「軽い運動」

 

です。

当たり前のことようなことですが、現在の「疲労」と「ストレス」の研究においても、究極の改善方法とされています。

 

「睡眠」をとることで、自動的に疲労回復因子が働いて、疲労を回復させていきます。

睡眠中はストレスホルモンの分泌が減るため、ホルモンを生産する副腎を休ませることができます。

湯船に浸かって体温を上げたり、寝返りがうてる睡眠環境を見直したり、スマホを寝る前は控えるなど、睡眠の質を上げる生活を送ってください。

 

「軽い運動」は、疲労回復因子を増やすことができるので、疲労を根本的に経つことができます。

また、軽い運動は、脳がストレスホルモンを出す命令を抑制させる働きがあります。

10分でも20分ほどでもいいので週に1、2回、ウォーキングを行うとか、ラジオ体操でもいいので、体に刺激を入れるようにしてみてください。

 

新生活の「疲労」と「ストレス」で、睡眠もとりずらく、軽く運動する気にもならないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをお勧めします

治療院でお体を整えることで、睡眠の質をあげ、運動を行うことで得られる血流や呼吸の改善を得ることができ、新生活による「疲労」や「ストレス」を改善することができます。

 

 

新生活による疲労やストレスへの当院の治療の流れ

 

当院は、新生活による「疲労」や「ストレス」に対しても治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、「疲労」や「ストレス」を緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

今回、ご来院いただいた患者様は治療後に、「体が楽〜、動きやすい〜」という感想をいただきました。

新しい環境に慣れるまで、疲労とストレスで体調を崩されないように、このブログを参考にしていただければ幸いです。

当院では、新生活による「疲労」や「ストレス」に対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

遠征が続いてから夜中に何度も目が覚めるの方ための睡眠対策

2023.03.19 | Category: 予防,体操・ストレッチ,睡眠

 

40歳代女性の方がご来院されて、

 

「子供の遠征で、毎週末あって」

「朝の3時とか4時とかに起きることが多くて」

「朝早く起きなくてもいい日にまで、何度も目が覚めてしまうんです」

 

というご相談をいただきました。

今回来院された方のように、生活リズムを崩して、睡眠に障害をきたしてしま方は少なくありません。

そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、夜中に何度も目を醒めてしまうような睡眠状態を解決することができます。

 

 

なぜ夜中に何度も目が覚める睡眠障害がでのか?

 

さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。

夜中に何度も目が醒めてしまって、お困りなことはなんですか?

 

「仕事中に眠たくて眠たくて、特にお昼が」

 

睡眠がそのような状態になってお体に変化が出ましたか?

 

「疲れが取れなくて」

「肩も痛いし、腰も痛いし」

 

何か睡眠対策とかされましたか?

 

「できるだけ早くは寝ようとはしてるんですが」

 

とのことでした。

生物は、朝、日が上り夜に日が沈むといった1日の変化に連動して、体の機能を変化させます。

それは「体内時計」と呼ばれれ、体温やホルモンを変化させて、昼間は活動的に、夜は休ませます。

その中に睡眠も組み込まれています。

人間の体内時計は、実は25時間です。

それを24時間に調整するのは、脳へ日の光や夜の暗闇、食事や運動などといった刺激を規則的なリズムで送ることが必要となります。

脳はその刺激によって、ホルモンを分泌して体内時計を調整し、体の状態をお昼や夜にふさわしい体の状態にします。

体内時計の調整がうまくいけば、睡眠もいい状態になります。

今回ご来院された方は、遠征のために寝ているべき時間に起きることを繰り返しました。

そのために、脳がその時間は起きる時間帯だと覚えてしまます。

結果、遠征がない時でも目が覚めてしまうわけです。

睡眠がうまくいかないと体の回復する時間帯が取れず、疲労や肩腰の痛みを引き起こしてしまう悪循環を引き起こしてしまいます。

 

 

夜中に何度も目が覚めるの方ための睡対策

 

体内時計を調整するのにポイントの2つ。

 

「自律神経のスイッチング」

「セロトニンホルモンの分泌促進」

 

です。

 

自律神経のスイッチングを促進するには?

自律神経は、体を活動させる交感神経と体を回復しリラックスさせる副交感神経とがあります。

このスイッチングがうまくできないと、お昼に仕事や家事をするやる気モードや夜中の睡眠や回復モードがうまく働きません。

交感神経と副交感神経といった2つの自律神経のオンオフの切り替えが、睡眠をスムーズに取るためのポイントとなります。

では、自律神経のスイッチングをうまくするにはどうしたらいいのでしょうか?

自律神経は言葉の通り、自動的に動く神経なので、意識的には動かせません。

しかし唯一調整できるのが、

 

「呼吸」

 

です。

息を吸うと交感神経が動き、息を吐くと副交感神経が働きます。

例えば、ため息つくと体が緩んだ感じがしませんか?それは副交感神経が働いて、体がリラックスした証拠です。

呼吸はできているように思いますが、お身体を見せていただくと、呼吸が浅い方が多いです。

呼吸を自然にスムーズにするためには、呼吸するための関節や筋肉のを整える必要があります。

体が整い、呼吸がスムーズにできるようになれば、自律神経のスイッチングがうまくいき、睡眠も促進されます。

 

セロトニンの分泌を促進するには?

睡眠に関わるホルモンの一つに、「メラトニン」というホルモンがあります。

この「メラトニン」が夜に分泌されることで脳に睡眠を誘導するように働きます。

この睡眠を誘う「メラトニン」を作る材料として、「セロトニン」というホルモンがあります。

この「セロトニン」というホルモンが不足すると、「メラトニン」がつくれず睡眠に障害が出ます。

ですので「セロトニン」が作られやすい体づくりがいい睡眠を取るためのポイントとなります。

では、セロトニンの分泌を促進するにはどうしたらいいのでしょうか?

セロトニンは、重力に対抗する筋肉が正しく働くことで分泌が促進されます。

つまり、体の歪みや姿勢が悪いとセロトニンの分泌が悪くなります。

体が整った状態でしたらセロトインの分泌は促進され、睡眠も促進されます。

このような理由から、夜中に何度も目が覚めてしまう方は、まずお近くの治療院でお身体を整えることをお勧めします。

そうすることで、自律神経のスイッチングやセロトニンの分泌しやすい体となり、自然と質のいい睡眠を取ることができます。

 

睡眠の質を上げるためのセルフケア

体が整った上で、ご自宅でできるセルフケアとして、

 

「腹式呼吸」

 

をお勧めします。

 

 

やり方は簡単です。

寝転んだ状態で結構ですので、お腹に手を当てて、

 

①お腹を凹ませながら、口から息をゆっくりできるだけはきます。

②お腹を膨らませながら、鼻からゆっくり吸ってください。

 

①、②を5回ほど繰り返してください。息を吐くのも吸うもの、ご自身ができる限りでいいので、無理せず行ってみてください。

 

 

何度も目が覚める睡眠状態の方への当院の治療の流れ

 

当院は遠征で生活リズムを崩して睡眠障害がでている方に対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院は遠征で生活リズムを崩して睡眠障害がでている方に対しての治療を行なっております。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、夜中に何度も目が覚める睡眠状態を緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

治療後は、

 

「今日みてもらうの待ってたんですよ、あ〜スッキリした〜」

 

と感想をいただきました。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

夜中に何度も目がさめるのはなぜ?睡眠の質をたかめる対策とは

2023.03.14 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,疲労,目の疲れ,睡眠,首の痛み

50歳代女性の方がご来院されて、

 

「最近眠れないの、なんでかな?」

「1時間2時間したら目が覚めてしまう」

「目が覚めると、旦那のいびきが気になって余計に眠れない」

 

とご相談いただきました。

今回のような、夜中に何度も目が覚めることでお悩みでご相談いただく女性の方は多いです。

そこで今回は、そうなる理由、対策などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、睡眠のお悩みを解決することができます。

 

 

なぜ夜中に何度も目が覚める睡眠障害になるのか?

 

いつから今回の症状が出ましたか?という質問に、

 

「去年の年末に、仕事を退職して、しばらくしてからかな?」

 

ということでした。

睡眠は、生活習慣に関連が深いので、日常生活についてうかがっていくと、

 

・家でじっとしてることが多い

・昼間はスマホゲームかドラマを見ている

・外出るのは買い物ぐらい

 

とのことでした。

睡眠以外で現在、体調で気になることがありますか?とお聞きすると、

 

・便秘をしている

・目の疲れがきつい

・首を上に向けるとつらい

 

とのこと。

お話を伺ったり、お身体を見させていただいてわかったことは、自律神経の不調、つまり、

 

「体を興奮させる神経と、体をリラックスする神経の切り替えがうまくいっていない」

 

ために今回の症状が起こってしまったと考えられます。

まず、退職したことで、スマホゲームやテレビドラマを見る時間が増えてた。

そのことで、目の疲れや首の痛みが起こり、神経の興奮がおさまりにくくなった。

そのため、リラックスする神経が働かず、腸の動きが悪くなり、便秘が起こった。

それによって、腸から作られる睡眠に必要なホルモンが不足し、睡眠に障害が引き起こされてしまっています。

 

 

夜中に何度も起きる睡眠障害への対策

 

目の疲れや首の痛みは、神経の興奮につながり、睡眠も妨げますので、体の歪みを整える治療を施しました。

腹部も硬さがみられましたので、腸の動きを促進するための治療も。

治療後は、睡眠を促しやすくするためにご自宅でできる対策をお伝えしました。

その対策をしていただく理由として、睡眠には、「セロトニン」という脳や腸から分泌されるホルモンが必要です。

さらにその「セロトニン」を分泌させには、

 

「オキシトシン」

 

というホルモンが必要です。

この「オキシトシン」というホルモンは、別名「愛情ホルモン」とも言われ、

 

人とのスキンシップ

 

によって分泌が促されます。

今回ご来院された患者様も、退職されてから家にこもりがちで、人との接触が極端に減っていたとのことだったので、オキシトシンの分泌に影響がでたとも考えられます。

さらにこのホルモンは、恐怖や不安も抑えてくれます。このオキシトシンが増えれば、セロトニンも増えて、神経の興奮を抑え睡眠を促進してくれます。

オキシトシンを増やす方法は、

 

①パートナーや子供、ペット、愛するものを抱きしめる 

研究によると、抱きしめる行為で、血圧や心拍数を下げる効果、つまり興奮を抑える効果があるそうです。

抱きしめることで、オキシトシンの分泌も増え、余談ですが、うつ病の予防にも役立つと考えられています。

 

②両足を抱えてぎゅっとする 

 

両手で両足を抱え、自分で自分にスキンシップを取ることで、オキシトシンの分泌が増えます。

さらに揺れることで、睡眠に関わる脳波が強くなり睡眠の質を上げることができます。

やり方は、上向きで横になって両膝両手で抱えて、胸に惹きつけます。体を丸くして、呼吸を深くして、ゆっくり揺らしてください。

しばらくすると、ぼんやり眠くなってきたら、膝を抱えた手を離してゆっくり足を伸ばしてください。

 

③自分を抱きしめる

「バタフライ・ハグ」と呼ばれる、メキシコの巨大ハリケーンで被災した子供達を落ち着かせるために考案された方法です。

 

両腕を胸の前で交差させて、両手のヒラを軽く肩に添える

 

次に、両手で交互に、左右の肩を叩く 蝶々の羽ばたきのように手を動かすことによって、脳に刺激を与え神経を落ち着かせることができます。

 

 

夜中に何度も起きる睡眠障害への当院が行う治療の流れ

今回。50歳代女性の方は、生活習慣が変わっことからの、連鎖的に睡眠の不調につながってしまいました。

かなりお体に歪みがでていましたので、整えることで自律神経の働きを良くして、睡眠の質を上げていく治療を施しました。

当院は今回のような夜中、頻繁に目が覚めてしまってお困りな方に対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、睡眠不足によるストレスを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

治療後は、

 

「スッキリした、自分が思っている以上になんか体がおかしかったんやね〜」

 

と感想をいただきました。当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

腰が痛いときは寝る姿勢は、横向き?仰向け?うつ伏せ?

2023.03.09 | Category: 予防,姿勢,睡眠,腰痛

「右を下にして寝てるんですが、これって寝方が横向きだから腰が痛くなるんですか?」

と腰痛をお持ちの70歳女性の方から、晩にベットで寝る時の体勢についてご質問を受けました。

そこで今回は、腰痛の方が寝る時にどのような体勢が良いのか?

また、横向き、上向き、うつ伏せといった各寝方のメリット・デメリットについて紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、寝方が腰痛にかかわるのかという疑問を解消することができます。

 

仰向き、横向き、うつ伏せ、寝る姿勢のメリット・デメリット

 

「普段寝ているときは、体の向きはどのようにしていますか?」という調査で、

 

「仰向き」  40%

「横向き」  47%

「うつ伏せ」 9%

「その他」  4%

 

という結果がでました。

寝ている姿勢は、

 

・脳

・心臓

・背骨の安定

・ホルモン

・関節や靭帯

・呼吸

・筋肉

・血圧

・消化

 

などさまざまなことに影響します。

では、仰向き、横向き、うつ伏せといった寝方は、どんなメリットがあって、デメリットがあるのでしょうか?

 

「仰向き」で寝る

メリット

・背骨が安定した状態になる

・胃酸が逆流するような消化器系のトラブルを予防できる

デメリット

・睡眠時無呼吸症候群の原因になる

・酸素の取り込みが低下することで代謝が低下する

 

「横向き」で寝る

メリット

・胎児のポーズとなるため本能的に安心感がでる

・呼吸がしやすい

・左を下に寝ると胃酸の逆流が防げる

デメリット

・体の重みで下にした体の部分の血管や神経を圧迫して、痺れや血流障害を起こす

 

「うつ伏せ」で寝る

メリット

・小さいいびきや無呼吸症候群を一部防ぐことができるデ

メリット

・背骨に歪みがでやすく、肩こりや腰痛の原因となりやすい

 

 

腰痛予防には寝方より寝返り環境

腰痛の方がどんな寝方がいいのか?

結論から言いますと、

 

「どんな寝方でも、寝やすい体勢で良い」

 

ということになります。

というのも、各寝方に、メリットとデメリットがあるものの、一晩寝ている間に、寝返り平均で20回ほど行います。

ですので、同じ体勢でいることがないので、メリット・デメリットが相殺されていきます。

もっと言えば、腰痛の方は寝方よりも、寝返りが打ちやすい睡眠環境を整える方が大事ということになります。

起きている時もそうなのですが、ずっと立ちっぱなし、ずっと座りっぱなしといった同じ姿勢でいることは、どんなに正しい姿勢でも同じ筋肉を使うので、疲れるし痛みが出てしまいます。

寝る時も同じで、例えば、ぬいぐるみやペットと寝ているとか、ベット幅が狭いとかで寝返りが打ちにくい環境ですと、寝返り回数うが減ることで同じ姿勢の時間帯が増え、体が痛くなっていきます。

 

 

腰が痛くなるのは「寝方」より「睡眠の質」?

睡眠と腰痛の関連性についての論文では、「睡眠の質」が腰痛に関わってくると報告されています。

寝つきが悪い、途中で目が覚めやすい、寝起きが悪いなど「睡眠の質」が悪い方ほど、腰痛を発症している率が高いそうです。

「睡眠の質」を上げるには、自律神経の働きや血流を良くする必要があります。

その方法の一つとして、体の歪みを整えることがあげられます。

体を整えることで、自律神経の働きや血流を良くする→睡眠の質を良くする→腰痛が緩和といったループを作ることができます。

当院も睡眠の質を上げ、腰痛を良くするための治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、腰の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

腰痛にならない寝方というのは存在せず、ゴロゴロと寝返りをうつかうてる環境づくりに重点を置いていただければ幸いです。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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