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20歳代の女性の方に血圧を測ってほしいというお願いがありました。
どうしてですか?という質問をすると、
「家で測ったんやけど、こんな低い数字がでるわけないと思って・・・。」
よく話を聞くと、毎度生理前はどうしてもチョコレートとおかきが食べたくなって、軽く一袋食べてしまうので、血圧が自分は高いに違いないと思って測ると意外と低い。血圧計が正確に測れていないのではないかと疑ったから測ってほしいという要望でした。
確かに、機械で血圧を測るとちょっとおかしいな?という数字が出る場合があります。この場合は機械が測り切れてないというのもありますが、測られている本人もちょっとした注意をしなければいけないことがあります。それは、
“血圧計の数値を見るあまり、息をするのを止めていませんか?”
ということです。これに気が付いたのは、私の親も血圧の数値がおかしいんやと言っていました。で、測る姿を見せてもらったとき、血圧を測りながら息を止めて数値とにらめっこをしている姿でした。
血圧は、そもそも心臓が血液を送り出すことで血管にかかる圧のことを言います。
つまり高血圧は、血管にかかる血液の圧が強く、血流を押し流す力が強くなっている状態。低血圧は、血管にかかる血液の圧が弱く、血流を押し流す力が緩くなっている状態です。
血液を流すエンジンである心臓の動きにも大きく血圧の変動が関わってきます。その心臓の動きが影響されるのが呼吸です。例をあげれば、運動して息が切れると、深呼吸して心臓が激しく動くのを整えますよね。
つまり、呼吸で心臓の動きが変わるなら血圧も変わってきます。血圧計の数値を気にするあまり息を止めていると正確な数値がでません。
血圧を測るときには、数値をみないで計測終了まではいつも通り呼吸をしてください。
さて、血圧が高いか低いかは正確な数値を知っておかなければなりません。正確な数値は、
最高血圧は120~130mmHg
最低血圧は80~85mmHg
とされています。個人差がありますが、大まかにはこれを基準に判断されたほうが良いと思います。
血圧で問題視されるのは、万病のもととされる“高血圧”ですね。高血圧と判断される基準として、
最高血圧は140mmHg以上
最低血圧は90mmHg以上
を基準にしていただければよいと思います。高血圧は、脳梗塞・心筋梗塞・腎臓病といろいろな病気に派生する可能性があります。お薬でも抑えることができますが、その前に生活習慣を見直しましょう。ポイントとしては、
・塩の摂取を控える
塩分は一日6グラム以内の摂取を目指しましょう。弁当やお菓子を買う時に成分表を確認しましょう。ナトリウム400mgが塩分約1gに当たりますので注意してみていきましょう。
・食物
野菜・果物・青魚類を積極的にとって、脂肪分の多い食物を控えましょう
・体重
個人差がありますが、BMIが25未満になるようにチャレンジしましょう。BMIの測定方法は、「体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)」でだします。例えば私の場合は、
74キログラム÷1.75メートル÷1.75メートル=24
なのでぎりぎりセーフ。体調がいい体重は個人差がありますが、まずは標準をご自身のBMIをだして、体調と照らし合わせてください。
・運動
それほど激しい運動を必要としません。できれば毎日20分程度の息が切れない程度のウォーキングで十分ですので、頑張って挑戦してみてください。
・お酒を控える
お酒の量としては、ビールなら500ml・日本酒・ワインなら1合・焼酎なら0.6合を目安に飲んでください。
・煙草を控える
煙草は血管・血液にダメージを与えます。また周りの人も巻き込みますので、みんなの幸せのためにも禁煙の努力は必要となってきます。
色々と血圧を正常値に保つには制約が多くなりますが、将来大きな病気を防ぎ快適な生活を保つために、日ごろのちょっとした生活習慣への気配りが必要になります。
生活習慣を整えても血圧の調子がおかしい場合は、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体を整え自己調整能力がスムーズに動きうようにお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。
【料金】
初診料 8000円
2回目以降 6000円
【アクセス】
〒675-0001
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント
【駐車場】
1台駐車可能です。
当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。
20歳代女性の方が、最近体が冷えるようになったというお悩みをお聞きしました。生活習慣についていくつか質問をさせていただいてその中で、
「朝食はたべていますか?」
という質問に、食べたり食べなかったり、食べてもバナナとコーヒーぐらいという答えが返ってきました。食べない理由を聞くと、
・朝は出勤までバタバタしてしまって忙しい
・ダイエットしている
・めんどうくさい
といった回答が返ってきました。気持ちはわからないではないのですが、体の冷えは朝食をおろそかにしているということも原因の一つになっています。
厚生労働省による「2018年度国民健康・栄養調査」では、国民の10~15人に一人が朝食をとっていない。特に20歳代は、男性が37.4パーセント・女性が23.1パーセントと朝食をとっていない率が圧倒的に高いという報告がされています。
体力があり若いので何とかなっていますが、先ほど実際例を挙げたように徐々に体への影響が出始めます。特に女性は体を調整するホルモンを産出するためには、食事はしっかりバランスよくとる必要があります。
朝ごはんを取らないといけないことはよく言われていますし、わかってはいますがそのメリットについては意外と知られていません。
そこで今回は、特に20歳代女性に知ってほしい朝ごはんの効果について紹介させていただきます。
このことを知っていただくことで朝食の重要性がわかり、日常生活習慣を変えることで体を元気にすることができます。
朝ごはんの効果については4つ
①集中力のアップ
朝ごはんを食べている子供と食べていない子供を、学力と体力測定したところ、朝ごはんを食べている子供のほうが学力・体力ともにいい成績がでたという報告がされています。
寝ているときは体を回復させようと、修繕に体のエネルギーは使われています。ですから朝の起床時はエネルギーが不足気味。寝ている間に使ったエネルギーを、朝食で補給してこそ、脳や筋肉が働きます。体力と集中力は密接な関係があります。朝からバリバリ動くためにも、朝食は不可欠になります。
②体温を上昇
人間は体に睡眠スイッチを入れるときには、体温が下がる仕組みになっています。つまり、朝起きた時には体温は低い状態です。つまり体が冷え切って筋肉はカチカチの状態です。実際、ぎっくり腰を起こしやすいのは朝起きた時に顔を洗った際にやってしまいます。これは体の柔軟性が低下して、腰に負担のかかる中腰をとってしまったためです。
朝にスムーズに体を動かすためには、体の体温を挙げて筋肉を柔らかくする必要があります。人間の体の構造上、食事をとると体温があがるという生理的現象が備わっています。体を朝から活動のモードにするためにも朝食をしっかりとる必要があります。
③肥満を防止
体の細胞一つ一つに「体内時計」が組み込まれています。体内時計のリズムを整えるのに貢献しているのが、朝ごはんです。朝ごはんによって「体内時計」が刺激されることによって、細胞が活性化しより脂肪などが燃焼しやすくなります。ダイエットをしたいなら、まずは朝ごはんをしっかりとって、体の代謝をあげていきましょう。
④便秘予防
寝ている間に胃や小腸に入った食べ物は消化され大腸に送られます。つまり朝起きた時は、胃や小腸は空っぽの状態です。これもまた人間の生理的仕組みなのですが、空っぽの胃や小腸に食べ物が入ると、反射で大腸が刺激され動き出します。そのことで便通がよくなります。
つまり便がでず苦しいから食べる量を減らすのではなく、むしろ大腸を動かして便を出すために朝食は必要なのです。
そのほかにも、脂肪肝や糖尿病になるリスクを減らしたり、自律神経を整えたりと朝ごはんをとることのメリットはかなりの数になってきます。
ですから、家出るときに取れないなら通勤中にちょっとコンビニによって、おにぎり一つ、牛乳一パックでも取るようにしてください。そのことで体の体質を維持し、体に起こる不具合を防ぐことができます。
朝食をとっても体の調子が上がっていかないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。生活習慣の状態をしっかり聞かせていただいて、あなたに合った体の状態をあげる治療をすることで調子を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
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初診料 8000円
2回目以降 6000円
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当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。
人間は緊張状態になると、本能的に守ったり戦ったり逃げたりするため体に力が入ってしまいます。
適度にリラックスした状態が、本当は俊敏に動けますしいいのですがなかなか難しい。
スポーツ選手も一流になると、力みのない美しいフォームで動きますよね。普段の理想の動きとしては、一流のスポーツ選手のような適度な脱力した動きをしたいものです。
私は剣道歴だけは長いですが、なかなか力みが取れません。特に4分ほどの試合を2,3試合しただけで、2時間ほど稽古したほどの筋肉痛がでてしまいます。どんなけ力んでいるんやと、自分で自分によく突っ込みをいれてしまいます。
常に平常心で挑むのが理想ですが、まだまだ道のりは長そうです。
で、普段の生活において緊張を強いられるのは、仕事であることが多いですよね。
特にお仕事は長時間の反復作業が多い事務職の方は、時間内や期限内に仕事を仕上げていかないといけないため、体に負担をかける力みで仕事を推し進められているのは事実あります。特に、仕事が熟練の域に達する40歳女性の事務職の方は肩こりを訴えられることが多いです。
しかしこの仕事が熟練の域に達する40歳女性の事務職の方が訴える肩こりには、もう一つの要素として、人間関係もかかわってきます。
そこで今回は、40歳代女性の事務欲の方に多い肩こりについて、仕事環境と人間関係のかかわりについて紹介させていただきます。
このことを知っていただくことで、仕事環境を見直すきっかけを作ることができます。
①パソコン作業環境による肩こり
まず、事務職の仕事環境ですが、現在はパソコンによる作業がほとんどだと思われます。つまり、画面を見つめて両腕を挙げてキーボードを使っている状態です。
人間の頭は4~5キログラム、腕は6キログラムあるといわれています。頭を下げて両腕を挙げているということは、米袋一袋に当たる約10キログラムを肩が支えながら仕事をしている状態です。これはかなり体に力みを入れないと、支え続けることができません。
パソコン作業をする際に体に負担をかけないよう、力みを少なくするためには、
・目からディスプレイまでの距離は40センチ以上離す
・ディスプレイの上端が目線より下に来るように調整する
・キーボードをたたくときに、肘を90度曲げた程度の時に、キーボードに自然と指が届く程度に机や椅子の高さを調整する。
・椅子の高さは、身長の1/4程度の高さに。
・机の高さは、身長の1/4と身長の1/6の合計の高さに
といった環境を整えてください。
②人間関係による肩こり
先日、ちょっとおもしろいエピソード。
海外から年に一回だけ帰国される方の治療をしました。当院では、カメラで姿勢状態を記録していますんで、去年と今年の姿勢の状態を比較してみました。去年は右に傾いていた体が、真逆の左に傾くといった結果がでました。
お仕事内容も変わられていなし、生活習慣も変わっていないとのことで、ご自身では原因として思い当たることはないとのこと。ただ、新入社員が入ってきて、なかなか気苦労が多いという話をしていました。そこで私は、
「その新人の方、左側に座っていませんか?」
とお聞きすると、最初はきょとんとした顔をされてそれから不思議そうに、
「なんでわかるんですか?」
という返事が返ってきました。
治療でいろいろな方とかかわっていると、圧の強い上司や仕事をポカする仕事仲間が座っている側の肩が痛むということは、実際によくあることです。
エピソードで上げた方も、新人の方が電話で先方に失礼なことをしていないかと、仕事をしながらついつい新人社員が座っている左側に意識を持って行ってしまっているそうです。私にいわれて初めて気が付いたようで、えらい納得と新人社員に憤慨していました(笑)。
案外、このように肩こりの原因は人間関係も関係します。仕事環境を変えるというのはなかなか、机や椅子のようにはいきませんが、気になる人への意識を少し外して、片方へ意識が偏らないようにやってみてください。
最初に記述しましたら、なにか危険を察知すると体は本能的に固まるようになっています。それによって特に肩こりが多いのですが、精神にかかわるツボでも、肩から背中にかけて多いのものそのあたりからきているかもしれませんね。
いったん息を吐いて、肩の力を抜いて適度な脱力で仕事に励んでください。
それでも肩こりがきついようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体のバランスを整えて、肩こりが軽減できるようにお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
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正月明けから背中から腰に掛けて治療していて気づくことは、特に女性の胃腸へのダメージがきついということです。
胃腸の調子を聞いてみると、胃が荒れているとか便秘などの不調がやはり続いているそうです。年末年始の暴飲暴食によって調子を落としたものが、なかなか回復しないそうです。
確かに私も正月は、おなかがすく間もないぐらいひたすら食べていたなと思います。年が明けて普段通りの体をするために、結構な節制をしました。
他の方に聞いてみると、3日で3㎏以上体重が増量したとか、怖くて体重計に乗れないとか、わかってはいるけれどもやってしまったとのことです。
そんな生活を数日続けただけなんですが、腸も消化・排泄することにつかれたんでしょうね。動きがすごく悪くなって、背中や腰の張りがすごいことになっています。鍼治療をしてみると、鍼のさすのが難しいぐらい抵抗感がある張りになっている方がいらっしゃいます。
人間の体は内臓が悪いと、その内臓がある部分の背面に反応がでるようになっています。大腸では大まか腰に当たりますね。ですから、正月明けから特に、正月によく台所もしてよく食事もされた女性の方の腰痛が続出しています。この原因は、台所仕事をしすぎたということもありますが、大腸の動きが悪く便秘になっているためでもあります。
そこで今回は、新年から便秘でお悩みの40歳代女性にやってほしいことをご紹介させていただきます。
このことをしていただくことで、大腸の動きをよくし体調を回復させていくことにつなげていきます。
やっていただきたいことは、
“腸をもむ”
ことをやっていただきたい。
といっても直接に大腸はもめません。実は腸は皮膚の上から刺激することで、機能を高めることができます。先ほども内臓が悪いとその内臓のある部分の皮膚の表面に反応がでると書かせていただきました。反対に内臓のある部分の皮膚に刺激を加えることでも、内臓に刺激を与えることができます。
実際治療中に、腰やおなかに刺激を加えると、トイレに行きたくなる方もいらっしゃいます。
人間の大腸は直径5~8センチ、全長が約1.6メートルあります。経路としては、時計回りに5回ほどカーブを曲がり肛門へつながっていきます。5つのカーブのうち、4つのカーブは皮膚の上から刺激をしやすいので、そこを狙っていきます。
“腸もみ”をする前にまず先に下ごしらえとして、
「鼻から4秒息を吸い、口から8秒かけて長く細く息を吐く」
腸は体の神経が勝手に動かしてくれるものなのですが、意識的にこの神経をコントロールできる唯一の方法が深呼吸なのです。深呼吸をしてください。この深呼吸をすることで、腸が動くスイッチが体に切り替わりやすくなります。
深呼吸をした後に、
①左手で左の肋骨のした、右手で骨盤の出っ張りの前あたりをギュっとつかんでゆっくりもんでください。
②右手で右の肋骨のした、左手で骨盤の出っ張りの前あたりをギュっとつかんでゆっくりもんでください。
写真で示したように、大腸の四隅をイメージしながら、3分ほどおこなってください。
便秘で本当にしんどい時はお薬を使って排泄するのもありです。しかしそればかり頼ってしまうと、大腸の反応が鈍ってますます便秘につながってしまいます。腸もみをすることで、大腸に刺激を与え動くように促してみてください。
便がたまることで、体にとって有害なガスや菌を繁殖させ、体調を崩す原因となります。なるべく自然に排泄できるように努力をしていきましょう。
それでも新年から便秘がなかなか解決しないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体を整えることで大腸の動きを改善できるようにお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
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20歳代のいとこの子供と話しているとえらい歴史に詳しいので、私も歴史好きということもあって、どんな小説とか読んでるの?ときくと、あまり本は読んでおらず全部ネット検索からの情報という答えが返ってきました。
それだけでその情報量を仕入れることができるのかと、ある意味感心しましたが、親のいとこに言わせると、ずっとスマートフォンを触りつづけているので、心配になるそうです。
ちょっと古い言葉になるのかな?ネットサーフィンといった感じで、情報を興味の赴くままネットを使い続けていると、時間を忘れてしまいますよね。
知識欲を満たそうということは非常にいいことだとは思います。ただ、頭を下に向き続けてスマートフォンを操作し続けることは、体にかなりの負担を強いります。長時間のスマートフォンで体に負担をかける部分の一つとしては、“肩”。いわゆる肩こりというものですね。
肩こりに関しては男女差で見ると、骨格的なところと筋肉量的なこともあるのでしょうが、統計で女性のほうが肩こりを訴えることが多いとされています。実際、来院され女性の方が訴える症状でも、肩こりは多いですね。
また冬は体の冷えを訴えやすい女性にとっては、血流の流れが悪くなりますます肩こりになる確率が上がってしまいます。
肩こりを感じだすと、勉強や仕事の意欲がなくなったり風邪をひきやすくなったりと体にとってはマイナス面が多い。たかが肩こりされど肩こり。
そこで今回は、冬の20歳代女性のスマホによる肩こりでやってほしい体操をご紹介させていただきます。
これをやっていただくことで、体の固まりやすい冬場の長時間のスマートフォンの操作による肩こりを軽減して、普通に日常生活を過ごしていくことができます。
やっていただきたいことは、
“肩甲骨を動かす”
ということです。
肩甲骨を経由して肩の筋肉が構成されているとも言えます。肩甲骨を動かすことで、たくさんの肩回りの筋肉が動かされ血流を促進できます。結果、肩こりを軽減していくことができます。普段は何気なく肩を動かされていることが多いかとは思いますので、この機会に肩甲骨を意識して体操に取り組んでみてください。その方法は、自分の腕の重みを利用して脱力しておこなう「腕ふり体操」。
「腕ふり体操」
①両膝を握りこぶし一つ分開けて立つ。その時、胸を張り腹筋に力を入れて背筋を伸ばす。両手は力を抜いて体の横に置く。
②両腕を同時に前に軽く振る
※おなかを突き出さないように注意
③前にふった両腕をその反動で、後ろに向けてすり出す
④後ろに振った両腕を、反動で動く範囲(みぞおちあたりまで)前に戻す。できればこの時に振り上げた両腕の指同士が軽く触れ合うように腕を持っていければ、よりグッドです。
・②~④を腕の重みと遠心力を利用して3分間繰り返しおこないます。
・朝やお風呂上り、就寝前など空き時間を利用して一日3回を目安に行ってください。
・体が反動でぶれないように意識しておこなってください。
この体操のいい所は、場所を選ばず簡単にいつでもできます。大変単純ですが、特にスポーツをされていない方にとっては、このような動作は普段の生活では、なかなかやれていないことなのです。
肩甲骨を意識して動かすということは、なかなか敷居が高くなりますので、まずはこの体操で肩甲骨周りの筋肉の血流をよくして肩こりを軽減してみてください。
それでも体の固まりやすい冬場の長時間のスマートフォンの操作による肩こりが軽減できないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体のバランスを整えて、肩こりを軽減するお手伝いをさせていただきます。
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