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天気 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
運動会といえば、秋というのは今や昔の話で、小学校・中学校の運動会が何月に開催月の統計によると、
・5月:37%
・6月:14%
・9月:17%
・10月:31%
と5月の開催が最も多いと報告されています。
当院でも、5月に入ると、運動会のお話をよくお聞きします。
その中で、運動会を見にいかれるお母さん方から、保護者用のテントがなくなったとか、日傘を刺すことが禁止になったなど、直射日光を浴びながら運動会を見学することになったとのお話もお聞きします。
5月は気温が急激に上がる日もあり、体もまだ暑さに慣れていない季節です。お子さんたちは、運動会の練習である程度、暑さに慣れる期間があります。
しかし、運動会を見学にいかれる保護者の方は、暑さに免疫がない方が少なくありません。
そんな状態で、長時間、太陽光の下で運動会を見学すると、体調を崩してしまう可能性が高まります。
そこで今回は、直射日光を浴び気温が高い外の環境が体に与えるリスクとその対処法について紹介させていただきます、
このブログを読んでいただくことで、お子さんの運動会を見学中や帰宅後も体調をキープできます。
運動会でお子さんたちを見学する際、直射日光と高温環境が体に与える影響について、以下で紹介させていただきます。
気温が高いときに、長時間、外で過ごすと、その影響で体温が上昇しやすくなります。
上昇した体の熱をうまく放散できず、体温が37.5度以上になると、熱中症を引き起こすリスクが高まります。
熱中症とは、体温の過度な上昇により、
・立ちくらみ
・筋肉のケイレン
・脱力感体
・呼びかけに反応が鈍くなる
・フラフラとしか歩けない
・唇のしびれ
・呼吸や脈が速くなる
・頭痛
・脱水症
・意識の喪失
など、重篤な場合は生命の危険や後遺症を引き起こす場合があります。
直射日光に、長時間、さらされると、太陽光の成分である紫外線により、細胞の遺伝子やタンパク質にダメージがでます。
特に、紫外線があたりやすい皮ふは、そのダメージから、日焼けをおこし、痛みや水ぶくれなどが発症します。
また、目も紫外線が入ることで、目の組織を傷つけて炎症が起こり、痛みが発症する場合があります。
それ以外にも、目から入った紫外線は、脳にストレスを与えて、自律神経が乱れて、「紫外線疲労」と呼ばれる全身の疲労感を引き起こす場合があります。
近年、5月で真夏日になり気温が30度以上になる日もあります。
また、年間で紫外線量も増加する時期は、5月〜8月と統計で報告されています。
そういった時期に、運動会を見学する際には、以下のような対策を心がけてください。
服の素材としては、綿は通気性が良く、汗を吸収して放出します。
また、ポリエステルが混ざることで、紫外線の防止効果が高まり、汗の乾きも早くなります。
そして、通気性を確保するためには、服が肌に密着しない、ゆったりとしたデザインの服をおすすめします。
服の色は、白に近い明るい色は、太陽光を反射して、熱の吸収を防ぎます。
紫外線を防ぐには、黒やネイビーなど、濃い色が有効ですが、太陽光も吸収しやすくくなります。
ですので、白や淡い色で、紫外線をカットする加工が施されている服を選ぶものを選ぶことをおすすめします。
外にいることで、太陽光の成分である紫外線によって起こる日焼けを防止するためのアイテムをうまく活用することをおすすめします。
帽子は、全周にツバがあるハットタイプのものがより効果的です。
タオルやスカーフ、手袋をすることで、外部に露出しやすい皮ふの部分が、直接、太陽光にあたることから守ることができます。
サングラスは、紫外線を目に入るのを侵入を軽減できます。
日焼け止めのクリームは、2時間から3時間おきにこまめに塗ってください。
皮膚が敏感な方は、なるべく刺激が少ない日焼け止めクリームを選んでください。
ご自身の肌質に合うものがわからない場合は、皮膚科の病院などで医師にご相談ください。
アイスパックを首や脇の下に当てることで、血液を冷やして、体温を下げる効果があります。
体温の上昇は、体の水分を焼死しますので、こまめに水分を摂取してください。
糖分の高いジュースやスポーツドリンクは、飲みずぎると、かえって脱水状態を租促進する場合があります。
ノンカフェインの水や麦茶など、また、OS1などの経口補水飲料を飲むことで、効果的に脱水を防ぐことができます。
学校によっては運動会の際に、保護者用のテントがなかったり、日傘をさすのが禁止されている場合があります。
ですので、運動会でお子さんの出番がない時間帯は、学校に植えられている木下の木陰に入り、直射日光を避けるようにしてくださいしましょう。
運動会を見学する前日は、十分に睡眠をとってください。
また、前日に水分も十分にとって、筋肉に水分を取り込んでください。
体調を十分に整えておくことで、外で厳しい環境に体が対応しやすくなります。
運動会は、お子さんたちの成長を感じられる大切なイベントです。
そんなイベントでも、まずは、保護者の方々自身の健康を第一に考えていただいて、適切な対策して、安全に楽しんでいただくことをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
お子さんの運動会に見学するためにお体を整えたい、または、運動会を見学した後に体の疲れが取れないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、暑さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
5月は、比較的穏やかな天気となり、過ごしやすい日が多くなります。
しかし、この時期には、突如として、低気圧が発生して、激しく強い雨風の天気になる場合があります。
先日も、地元で車や建物に被害が出るほどの、激しい雷雨・大粒の雹が降りました。
こういった天気になると、体に不調、特に、“頭痛”を訴える方が多くなります。
そこで今回は、天気の崩れから頭痛が発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、天気の変化すると起こる頭痛を軽減し、日常生活に支障がでるのを防げます。
激しい雨や風、雷などが起こるなど、天気が崩れることで頭痛が発生しやすくなる理由は、
「気圧の低下」
によるものです。
雨が降るときの気圧は低下する、つまり、低気圧になります。
気圧というものは、ざっくり言うと、空気の重量を表します。
ということは、低気圧になると、体にかかる空気の重さが軽くなることで、外部から体にかかる圧力が減少します。
そうすると、体の内部が緩み、その過程で体の中にある血管が緩みます。
血液の流れは、血管が収縮することで押し出されて流れていきます。
血管が緩むということは、血液の流れが悪くなり、血液を介して供給される栄養や酸素が脳に十分に届かなくなります。
特に、脳は、エネルギーの消費が激しい臓器であり、血流の悪化は、脳はストレスを与えます。
それによって、脳の神経が過敏になったり、脳内から分泌される物質のバランスが崩れすくなることなどで、頭痛が発生しやすくなります。
気圧の低下や天候の変化によって、頭痛が引き起こされた場合の対処法について、以下で紹介させていただきます。
十分な睡眠をとる
睡眠は体を回復させる時間帯です。
十分な睡眠をとることで、気圧の変化によって過敏になった脳の神経の興奮を抑えて、通常の神経状態に回復させるように働きます。
それによって、頭痛が軽減されます。
十分な水分をとることで、血液の粘度を下げてサラサラで流れやすい状態に変化させます。
それによって、脳への血液供給量が上がり、頭痛を緩和できます。
気圧の低下により、体の中が緩むと、呼吸するための筋肉も緩み、呼吸量が低下します。
深呼吸を意識的に十分にすることで、脳に酸素が供給されて、過敏になった神経活動を抑えることができ、その結果、頭痛も抑えることができます。
湯船につかって首や肩を温めたり、首周りにスカーフやタオルを巻いて保温をすることで、首を通過して脳へいく血行が良くなります。
それが、効果的に頭痛を緩和します。
天候が悪くなることで起きる頭痛に対して効果的とされるツボとして、
「合谷(ごうこく)」
があります。
ツボの位置は、手の甲側で、親指と人さし指の骨が交わる部分から、人さし指側のくぼんだ部分にあります。
気持ちがいい圧力で、1~2分ぐらいを目安に押してください。
人間の体は、気候の変化に体が対応するのに、2週間はかかるとされ、時間がかかります。
春から初夏にかけての突然の天候の崩れは、どうしても体が対応できないことが多いため、その度に対処が必要になります。
特に頭痛が起きると、その不快な痛みから集中力や注意力が落ちて、仕事や家事などをおこなう際に、支障が出やすい傾向があります。
それを軽減するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも天候の崩れによる頭痛のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、季節による体調の崩れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ゴールデンウィークは、各地で真夏日になるかもと、天気予報で報道されています。
この時期は、日中は気温が上がりますが、朝晩は肌寒くなり、1日の寒暖差が激しいものです。
そうなると、体が気候に順応しずらい状態です。
そういった体の状態で、ゴールデンウィークを利用して、真夏日に屋外へ外出することで起きやすいのが、
「熱中症」
です。
熱中症は夏のイメージがありますが、実は、5月に入ると発生件数が増え始めます。
そこで今回は、春の終わりに熱中症が発症しやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、ゴールデンウィーク中に屋外に外出をした際に、熱中症の発症を予防できます。
熱中症を屋外で発症する要因は3つあります。
屋外の環境が、
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い
・急激に暑くなった
などが起こった際に、体温が上り、それを体の外へ放熱することができなくなると、熱中症を発症しやすくなります。
体調が、
・寝不足
・二日酔い
・風邪や下痢などを発症している
・糖尿病
・低栄養
などの場合は、熱中症を発症しやすい状態です。
また、年齢的に、高齢者や乳幼児は熱中症となりやすい。
屋外で、
・激しい運動
・慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給ができない状況
など行動を起こしている場合は、熱中症を引き起こす可能性が高まります。
暑い屋外にいることで、体温が上がっていきます。体温が上がりすぎると、体の細胞が壊れていくので、下げる必要があります。
体から熱を出して、体温を下げる方法は、血液の流れや発汗によっておこなわれます。
運動や気温の上昇などで体温が上がり、その熱は、血液に移ります。熱が移った血液は、皮ふの表面の血管を流れて、 その熱を体外に放出します。
それによって、血液の温度を下げて、冷えた血液を体内に戻します。
汗をかくことで、汗の水分が皮ふの上で蒸発します。
そのときに、体の熱も奪われて放熱され、体温が下がります。
上がりすぎた体温を下げるメカニズムは、血流と発汗によっておこなわれることを前章で述べました。
発汗や病気などによって、体内の水分量が著しく低下すると、血液量も低下します。そうすると、血液に熱を移して、外に放熱できなくなります。
結果、体に熱がこもり、血液量の低下も伴って、筋肉や脳、肝臓、腎臓に障害が発生します。
また、湿度が高かったり風が吹かない環境にいると、体の表面の汗が蒸発しづらくなり、体をうまく冷やせなくなります。
こういったことで、体から放熱ができなくなり、熱中症が発症します。
熱中症の症状は、I度・II度・III度に分類されています。
・めまい
・立ちくらみ
・生あくび
・大量の発汗
・筋肉痛
・筋肉の硬直
・こむら返り
・頭痛
・おう吐
・けん怠感
・虚脱感
・集中力や判断力の低下
・意識の混濁や喪失
・重度の錯乱やけいれんな
・重度のおう吐や下痢により脱水により水分摂取ができない場合
・極端な血圧の低下や心拍数の増加、不整脈がでた場合
・高熱が続く場合
・皮ふが赤く腫れて痛みや水泡がでた場合
・肝臓や腎臓障害
屋外で熱中症の発生を予防するために、以下のことを意識して行動してください。
のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給して、体が脱水状態になることを防ぎます。
水分の取り方については、当院のブログでも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
白色や淡い色など色の明るい服は、太陽光を反射し、熱を遮断して体温上昇を抑えます。
また、通気性の高い素材である綿やリネンの服を着ることで、汗の吸収して、体を涼しく保てます。
そして、軽量でゆったりとした服を着ることで、服の中で空気の循環を促進されて、熱がこもりにくくなります。
気象情報が発表する熱中症警戒度を確認し、必要な対応を心がけてください。
気象庁による熱中症を予防するための情報は、以下のサイトで確認できます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php
日差しが強くない、朝や夕方に活動することで、熱中症のリスクを軽減できます。
帽子や日傘などを利用して、頭や体に、日光がダイレクトに当たるのをことから守ってください。
アイスパックや携帯できる扇風機などのクーリンググッズを使って、体温を下げることを心がけてください。
特に、首や脇、股関節など太い血管が通る場所に当てると効果的です。
屋内や車の中に戻りエアコンで体を冷やしたり、日陰の場所に入り、涼しい環境を探して移動してください。
屋外に出る予定がある場合は、前日に十分な睡眠を取ったり、お酒の飲み過ぎを避けてください。
また、体調が良くないことを感じたら、無理な活動を避け、早めに帰宅することをお勧めします。
これらの予防するための方法を実践していただくことで、屋外で活動中に熱中症を発症することを防ぐことができます。
熱中症にかかると、処置してもらい命の危険性がなくなっても、しばらくは体調が過ぎれない日を過ごされる方が多いです。
熱中症を予防しつつ、屋外でゴールデンウィークを楽しむためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、ゴールデンウィーク中に活動したことで、お疲れがなかなか抜けないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、暑さに順応するための方法についてのブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月は花粉が飛び交う時期ですが、同時期に「黄砂」も飛来する時期でもあります。
黄砂が飛んでくると、車がひどく汚れたり、洗濯物が外に干せなくなるなど、生活にいろいろと影響がでます。
それだけではなく、黄砂が大気中を浮遊することによって、ノドの痛みや目のかゆみなど、体に不調をでる方が少なくありません。
そこで今回は、黄砂がおよぼす健康への影響とその対処法について紹介させてただきます。
このブログを読んでいただくことで、黄砂によって起きる健康への影響を軽減できます。
黄砂は年間を通して、日本列島に飛来していますが、年間の9割が2月から5月にかけて運ばれて、その中でも4月がピークです。
また、日本列島上空に年間、500万トンの黄砂が飛来して、180万トンの黄砂が地表付近にふりそそいでいると推測されています。
黄砂の大きさは、日本に到着する黄砂の大きさは、4μmと非常に細かな粒子です(通常の砂粒の大きさは20〜200μm)。
それほど大量に細かな黄砂が、日本の大気中に飛散することで、健康へどのような影響が出るかを以下で紹介していきます。
黄砂が飛来すると、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみ、皮ふのかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすことが報告されています。
また、黄砂の飛来する濃度が高い日ほど、それらの症状を発症する方が多くなるとも報告がされています。
黄砂は金属成分が含まれているため、皮ふに関する症状を示す方は、金属アレルギーの傾向があると言われています。
黄砂が飛来すると、子供、成人ともに、喘息や慢性閉鎖性肺疾患、肺炎など呼吸に関わる病気が発症しやすくなり、受診数や入院数が増える傾向がある。
黄砂の飛来によって、心筋梗塞や不整脈などの心臓に関連する病気が発症しやすくなり、救急搬送が増加し、死亡率も上昇すると報告されています。
黄砂が飛来すると、健康に影響するため、黄砂の状況をまずは把握する必要があります。
黄砂に関する情報は、
「環境省呼応さ飛来情報 黄砂ライダー(http://www2.env.go.jp/dss/kosa/)」
「気象庁黄砂情報(https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/)」
から確認することができます。
黄砂の飛来情報を見ながら、以下のような対策をおこなってください。
黄砂が飛来しているときは、不要不急の外出をひかえることで、黄砂を体の中に取り込んだり、体に付着する量を減らすことができます。
また、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外で、ジョギングやテニスなど、長時間、呼吸や心臓に負担をかける激しい運動は、避けるようにしてください。
特に、呼吸や心臓の持病がある方、子供、高齢者の方は、黄砂が飛来する日は、外出をするかどうかは、体調に応じてより慎重に行動することをおすすめします。
黄砂が飛来しているときは、マスクを着用することで、大気中の黄砂を吸ってしまうのを予防できる効果が期待できます。
ただし、マスクによってその効果が変わります。
一般的な、花粉症対策の使い捨て不識マスクは、大きさが30~40μmであるスギやヒノキ花粉は防げます。
しかし、黄砂の大きさは4μmととても小さいため、体への吸引を防ぐためには、微粒子の侵入を防げる医療用や産業用のマスクが有効です。
黄砂への対応マスクの販売リンクを以下に貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
もう一つマスクを着用する場合の注意点としては、マスクを顔の大きさに合ったものを選び、隙間から空気が漏れないようにしてください。
医療用や産業用のマスクのデメリットとしては、着用すると少し息が苦しい感じがあ離ますので、長時間の使用は困難な場合があります。
季節を通じて、屋内の換気は大事ですが、 高濃度の黄砂が飛来をしているときには、窓の開閉や換気を必要最小限にしてください。
また、屋内の換気するために、空気清浄機が有効です。
ただし、これもマスクのときと同様に、空気清浄機の性能や使っているフィルターの性能によって、効果が変わってきます。
ですので、空気清浄機やフィルターの製品の表示を確認してください。
また、定期的に空気清浄機のフィルターの清掃や交換をおこなうことをおすすめします。
黄砂が海に落ちることで、鉄分やミネラルなどの栄養が供給されて、プランクトンが増えるというメリットがあるとも言われています。
しかし、過剰な黄砂は、日本だけでなくアジア全体の諸国に、健康に大きな影響を与えていることが報告されています。
黄砂による健康への影響を少しでもおさえて、黄砂が飛来するピークを乗り越えるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
高濃度の黄砂が飛来するた日に、特に体調が崩れるようでしたら、お近くの病院で、対処されることをおすすめします。
病院で黄砂への対処をしても、体調が整わない場合は、お近くの治療院や当院にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、黄砂とともにこの時期に起こる花粉症のブログも書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
4月も中旬になると、昼間の気温が一気に上がって、活動がしやすくなります。
しかし、この急激な温度変化に、体が対応できず、熱中症を引き起こす方もいらっしゃいます。
熱中症は、夏になるというイメージがありますが、春から夏の季節の変わり目でもおこりやすいものです。
そこで今回は、春に熱中症が引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、春の急激な温度変化に体が対応する方法がわかり、熱中症を予防できます。
人間の体は、ある程度の気温の変化に、自動的に順応する機能があります。
しかし、急激な気温の上昇へ体が順応するには、2週間程度もかかります。
また、晩夏の暑さより、春から夏にかけての季節の変わり目の暑さの方が、体にストレスが高いといわれています。
ですので、春から夏の季節の変わり目の時期は、暑さに慣れるまで、しっかり体調を管理する必要です。
気候的な暑さに体が順応することを、
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」
といいます。
暑さに対応する「暑熱順化」が体に起こるには、
・発汗作用の変化
・汗の成分の変化
・皮ふの血管が広がる条件の変化
・全身の血流量の変化
の4つの変化が必要です。
暑熱順化すると、低い体温でも汗がかきやすくなり、汗の量が増える。
それによって、体から熱を逃して体温の上昇を防ぎ、環境が暑くなっても対応ができるようになる。
暑熱順化すると、ベタベタした汗から、サラサラした汗に変化します。
ベタベタした汗は、必要な塩分が多く含まれています。
大量に塩が含まれた汗が出てしまうと、体の水分バランスが崩れて、体温の上昇や筋肉のケイレンなど、熱中症の症状が引き起こされます。
ですので、塩分濃度が低いサラサラした汗に変化させることで、暑さに対応するための汗をかくことができます。
体の深部の血液は、約 36.5°C 〜 37.5°Cの温度があります。
この血液の温度は、皮ふの表面の血管に流れることで、皮ふにあたる外気に熱を奪われて、血液の温度を下げることができます。
ですので、皮ふの血管が広がりやすいように体が変化すれば、暑くなることで上がる体温をうまく放熱でき、暑さに対応しやすくなります。
体に流れる血液量が増加するように変化すると、発汗量や皮膚の血管からの放熱量が増えて、暑さに対応しやすくなります。
このような暑熱順化することで起きる体の4つの変化がうまくできなければ、暑さにうまく対応できずに、春から夏にかけての季節のかわりめの時期に、熱中症を引き起こしやすくなります。
春から夏にかけて気温が上昇する時期に、体が暑さに対応する暑熱順化の状態になるための運動や生活習慣を紹介していきます。
以上のようなことを、一つでも複数でもおこなうことを心がけることで、暑さに対応しやすい体を作ることができます。
ウォーキングを30分間(5000歩程度)、週5回の頻度でおこなってください。
ジョギングを15分間(2キロメートル程度)、週5回の頻度でおこなってください。
サイクリングを30分間(8キロメートル程度)、週3回の頻度でおこなってください。
適度に汗をかく程度のストレッチを、30分間、週5回の頻度でおこなってください。
ストレッチの代わりに、ラジオ体操をおこなっていただいてもOKです。
39度から41度の温度の湯船につかる入浴を、2日に1回はおこなってください。
シャワーだけでは、暑さへの順応効果に関しては、それほどの期待はできません。
2100年までには、世界の平均気温は、5.8度も上昇すると予想されています。
実際、毎年、暑くなってきているのを感じておられる方も多いかと思われます。
そういった気候の変化、特に春から夏にかけての気温上昇で、体調を崩さないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも暑さに体が対応できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に春の体調の乱れへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広