- Blog記事一覧 -疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 24の記事一覧
疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 24の記事一覧
6月に入り、梅雨に突入しましたね。
この時期は、気温や気圧が安定しないため、いろいろと体調に変化がでやすい季節でもあります。
この時期によく起こる症状が、
「寝ている時にふくらはぎがつる」
ことです。
ふくらはぎがつることを、「こむら返り」とも言いますが、
「つったときはどうすればいいの?」
「なぜ足がつってしまうの?」
「つらないようにするにはどうしたらいいの?」
と患者様からよくご相談いただきます。
そこで今回は、寝ている時にふくらはぎがつる原因と予防、対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、寝ている時に足がつり痛い思いを避けることができます。
ふくらはぎがつる時間帯を調査すると、約60%の方が「寝ている時」と答えています。
その理由は、大きく分けると5つに分けられます。
筋肉の約75%は水分で構成されています。
ほとんどが水分で構成されている筋肉が、1%でも筋肉内の水分を減少してしまうと筋肉が誤作動を起こしやすくなり、足がつりやすくなります。
ミネラル(マグネシウム・カリウム・ナトリウム・カルシウム)は、筋肉が伸びたり縮んだりするための必要な栄養です。
このミネラルが不足することで、水分不足同様に誤作動を起こし、つりやすくなります。
睡眠中は冬でもコップ1杯分の汗をかくと言われています。
汗をかくことで、水分やミネラルは一緒に流れでます。
起きている時にバランスの良い食事や水分摂取ができていなければ、睡眠中に水分やミネラル不足となり、結果、筋肉がつりやすくなります。
①でも述べましたがミネラルは筋肉を伸ばしたり縮めたりする材料です。
運動や仕事、家事などで筋肉に大きな負荷をかけてミネラルを大量消費する状態が続くと、ミネラル不足より筋肉が誤作動を起こしやすくなります。
そうなると、寝返りや背伸びなどちょっとした筋肉への刺激で、足がつる現象を引き起こしてしまいます。
筋肉が伸びたり縮んだりすることで血管を押し上げて、血流が促進され体中に水分やミネラルを届けます。
体が冷えると筋肉が硬くなり、血管に対する作用が減少して、血流が停滞します。
そうすると、筋肉に水分や栄養が届かず、①述べたようなことが引き起こされ、足がつってしまいます。
特に寝ている時は、冷えや血流不足が引き起こされやすい。
というのも、
「晩は昼間に比べて気温が下がることで、筋肉を冷やしてしまう」
「睡眠中は自律神経によって、心臓はゆっくり動くモードとなり、血流は低下する」
という足がつりやすい冷えや血流不足の条件がそろうからです。
ですので、寝ている時には、冷えや血流不足を引き起こさないための、気温にあった睡眠装備が必要です。
しかし、6月は、パジャマや布団が冬仕様から夏仕様に変わり、夜の気温に適度な睡眠装備を合わせるのが難しい。
そのために、この時期の睡眠中に足がつる方が多くなってしまいます。
加齢や運動不足によって筋肉量が減ると、水分やミネラルを体に蓄える量も減ります。
そうするとちょとした環境の変化で、水分やミネラル不足を引き起こし、足がつりやすくなります。
血圧、コレステロール、利尿、喘息などの薬の副作用から、ミネラルバランスが崩れ、足がつりやすくなる場合があります。
50歳代女性の方がご来院されて、
「寝ている時にふくらはぎがつって…」
「つるのがおさまってもしばらく筋肉が痛くて…」
「つった時ってどうしたらいいんですか?」
というご相談を受けました。
さらにお話をお聞きすると、1ヶ月前から週3回、デイサービスで働き始めてから足がつりやすくなったと。
仕事内容が介護より調理補助の仕事が多くて、
・作業場は蒸し暑くて、汗を大量にかく
・忙しくて水分を取る暇もない
・立ちっぱなしで、足腰が本当に疲れる
・足がつって目が覚めると、おさまるまで我慢している
・つった後も2、3日筋肉に痛みが残る
・足がつるたびに起こされるんで睡眠不足
とハードなお仕事ために足がつりやすい条件を複数抱えていらっしゃることがわかりました。
仕事に行くたびにこれでは困るとのことで、足がつる対処法をいろいろとご質問いただいたので、お仕事内容とリンクできるように、お話合いさせていただきました。
睡眠中にふくらはぎがつった時の対処法として、
「ひざ裏伸ばし」
が有効です。
つったふくらはぎ側のひざを伸ばした状態で、つま先をできるだけ体のほうに引っ張りましょう。
そうすることで筋肉がほぐれ血流がよくなり、ふくらはぎの痛みが少しずつ解消されます。
方法としては3つあります。
いずれもゆっくり伸ばすことを心がけましょう。
急激に ふくらはぎの筋肉を伸ばしてしまうと、筋肉が傷つき、痛みが残ってしまう場合があります。
床に座り、つった側の足を伸ばして、つま先を手でつかみ、体のほうへ引っ張る。
この時、伸ばした側のひざが曲がらないように注意する。
痛みが消えるまでゆっくりと伸ばしてください。
床に座り、つった側の足を伸ばし、つま先にフェイスタオルを引っ掛けて、両手で体のほうに引っ張る。
その時に伸ばした側の足のひざが曲がらないように注意する。
ふくらはぎのつり痛みが解消するまで、ゆっくりと引っ張り続けてください。
枕元にタオルをあらかじめ用意しておくと便利です。
つった側の足の裏を壁につけ、ゆっくりひざを伸ばす。
痛みが消えるまでゆっくりと伸ばしてください。
ふくらはぎがつる5つの原因を冒頭であげました。それぞれの予防法を以下に紹介させていただきます。
水分不足に対しては、普段からこまめに水分をとり、体に水分を貯蓄しておくことをお勧めします。
一回の水分の摂取量は、200ml。
摂取のタイミングは、
・起床直後
・朝食時
・午前中に少なくとも1回・昼食時
・夕食前に少なくとも3回
・夕食時・入浴後
・就寝までの間に少なくとも1回
・就寝前
を目安にしてください。
寝ている時に汗をかくことをみこして、特に就寝前に水分を取ることが重要です。
ミネラルの代表的なものとして、マグネシウム・カルシウム・カリウム・ナトリウムがあります。
それぞれ豊富に含まれる食材として、
マグネシウム:スルメ・アーモンド・ワカメ・ほうれん草・納豆
カルシウム:牛乳・チーズ・小松菜・煮干し・豆腐
カリウム:バナナ・スイカ・キウイ・アボカド・ほうれん草
ナトリウム:梅干し・味噌汁
水分やミネラルを手っ取り早く総合的に取るなら、大塚製薬OS-1に代表される経口補水液を摂取することもおすすめです。
ふくらはぎの筋肉疲労を取る方法として、優しく両手でさすってください。
床に座り、軽くひざを立て、ふくらはぎを両手で包み、ひざ裏から足首を往復するように優しくさすってください。
足を入れ替えて反対の足も同様に行ってみてください。
片足各30秒ずつおこないます。
シャワーですまさずに、湯船にしっかり浸かるようにしてください。
湯船に浸かることで、効率的に体を温めて血流も良くなります。
お風呂のお湯加減は、39〜41℃ぐらいに設定。
湯船に浸かる時間は、無理のない範囲で入ってください。
体を動かす機会が減ることで、筋肉量は低下します。
筋肉を増やすのに簡単で効率的な運動は、「ウォーキング」です。
ウォーキングといっても、5分でも10分でも自分が気軽におこなえるぐらいでもOKです。
そうすることで、筋肉に適度な刺激が与えられ、水分やミネラルの貯蔵量が増えて、足がつりにくくなります。
最初から、一万歩歩くとか大股歩き・早歩きするとかえって体を痛めて続かなくなりますので、無理せずおこなえる範囲でやってみてください。
薬によっては、副作用で足がつりやすくなる場合があります。
しかし、副作用があっても体にとって必要な薬である場合がありますので、自己判断で薬の服用をやめるのは禁物です。
まずは、薬を処方していただいているかかりつけの医師と相談してみてください。
寝ている時にふくらはぎがつりやすいシーズンに突入しました。
睡眠中に叩き起こされるこむら返りは、心身に朝から不快感が半端ないですよね。
ふくらはぎがつったとしてもすぐに抑えたいですし、できれば未然に防ぎたいものです。
今回、紹介させていただいたふくらはぎがつった時の対処法や、つらないための予防法が、皆様のお役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
今年のゴールデンウィークの国内旅行者数は、前年に比べて約150パーセント増の見込みだそうです。
ゴールデンウィーク旅行の移動手段には、
車 65.8%
電車 41%
飛行機 16.1%
バス 4.8%
船 1.6%
と、ダントツで車が利用されるという統計報告がされています。
西日本高速道路公団によると、最大40㎞の渋滞が発生するとも予測されています。
そうした統計を見ていくと、コロナ禍で制限されていた外出が解禁ムードになっているのを感じられますね。
しかし、ゴールデンウィーク中の車による移動は、道路が賑わうだけに、運転される方の負担も増えそうです。
そこで今回は、ゴールデウィークの車による旅行で、運転される方が疲れないためのコツを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、運転による疲れを抑え、より安全に楽しく旅行ができます。
長時間・長距離の運転による疲労要因を調査したところ、
①狭い道やカーブ、一時停止や信号の多い道路など、頻繁に細かく運転の操作するため
②車間距離や割り込みなど、他人の運転車両の動きを注意するため
③同乗者とのけんかや目的地を探しながらの運転など、運転に集中できないため
④街灯の少ない夜道や悪天候など、車外の環境が悪いため
⑤運転中によって背中や腰に痛みやコリを感じるなど、体の状態が悪いため
の5つが報告されています。
ゴールデウィークを車で楽しく安全に旅行するためにも、こういった要因を取り除くための対策が必要です。
40歳女性の方がご来院されて、
「ずっと1人で運転してて」
「疲れ果てて、帰ってから、風呂も入らず寝落ちしてもて」
「起きたら腰も肩もバキバキで…」
とご自身の状態を訴えられました。
初めていく地方に加え、子供を同乗させていたこともあり、かなり気を使って運転したそうです。
帰り道は、車の中で子供が寝てくれたので、夜の高速道路を休憩なしの5時間ぶっ通しで運転。
とにかく早く家に帰りたいと思って、ご無理をなさったそうです。
その結果、朝、起きたら左腕も上がらない、腰も前に曲げれない状態になってしまったと。
帰ってからよく寝たのに、次の日の方が体が痛くてしんどくて、まずいと思いご来院されたとのこと。
診させていただいたら、そうおっしゃるだけあってかなり体に歪みがでており、お体をリカバーするのに治療を3回要しました。
長時間・長距離運転を頑張りすぎると、これだけ体に影響がでるのかと、よくわかった症例でした。
運転によって疲れすぎないためにも、以下の3つのことを行なってみてください。
目的地まで無理のないドライブプランを立てておくことが大事です。
そうすることで、運転するのに困難な道を避けたり、道に迷わず運転できるなど、前述した疲労要因①、②、③を回避することができます。
ドライブプランを立てる目安としては、
1日の運転時間は、8時間まで
1日の走行距離は、高速道路なら500kmまで、一般道なら250kmまで
と運転条件を入れて計画を立ててください。
疲労要因④、⑤を回避するためには、休憩することで心身をリフレッシュする必要があります。
休憩する目安としては、
高速道路は運転を2時間おき
一般道路は運転を3時間おき
休憩は30分とる
としてください、
また、運転して3時間立っていなくても、
・眠気を感じる、目がジョボつく
・標識の見落とす、他車の動きへの反応が遅れる
・頭が重い、手足がだるい
と感じたら疲労のサインですのですぐに休憩をとってください。
運転で座った状態が続くと、筋肉が硬くなることで、血流も悪くなり疲労の原因となります。
疲労要因⑤への対策としても、運転の休憩中は体を動かしほぐすようししてください。
特にほぐして欲しいのは、背中、股関節、お尻の3箇所です。
上記のイラストのように、肩甲骨を意識して、腕を伸ばしたり回したりすることで背中がほぐれてきます。
上記のイラストのように、前足を大きく前に踏み出して、股関節を伸ばしてください。
股関節は、重要な太い神経や血管の通り道ですので、ほぐすことで疲労回復を促進します。
上記のように、膝の上に足を乗せ体を前に倒し、お尻お筋肉にストレッチをかけてください。
お尻は体を支える働きをしてくれています。
ですので、お尻の柔軟性を高めると、疲れにくい体となります。
旅行で車を使うと、小回りが効くし行きたい場所の範囲が広がり、とても便利です。
しかし、長距離・長時間運転によりお疲れで来院された当院の実例のように、運転で無理をされるとリカバーに時間がかかってしまいます。
今年のゴールデンウィークは、コロナ禍の制限からようやく解放された感があります。
そんなゴールデンウィークを利用して車で旅行される方々、特に運転手の方が少しでもお体に負担がかからないように、今回のブログがお役に立てれば幸いです。
疲労対策のブログも書いております。
リンクを貼っておきますので、こちらもよろしければご参考になさってください。
https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/post/post-category/%e7%96%b2%e5%8a%b4
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
デスクワークのお仕事をするには、パソコンは欠かせません。
厚生労働省の統計で、約70パーセントの人が、パソコン作業による心身の疲労を感じていると報告がされています。
また、肉体的疲労に絞った調査をみると、1位は「目の疲れ・痛み」、2位は「首・肩の疲れ・痛み」という結果がでています。
当院のデスクワークされている方のお悩みで多いのが、「頭痛を伴う首コリ」です。
これは、厚生労働省の統計1位と2位の症状が合体することでおこる症状です。
この症状がでると、仕事のやる気や集中力を削がれるという話を患者様からよくお聞きします。
そこで今回は、この症状がでる理由と改善の方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、デスクワークに支障をきたす頭痛を伴う首こりを解決できます。
ずっと見上げた状態で窓拭き掃除をしていたら、首が痛くなった経験はないですか?
実は、パソコン作業でよくしてしまう画面に顔を突き出すような姿勢は、見上げ続けている状態と同じなのです。
特にこの姿勢は、髪の毛の生え際あたりの筋肉に負担をかけてしまいます。
この筋肉が疲れて硬くなることで、そこを通り道にして頭につながる神経や血管を圧迫して、頭痛を引き起こしてしまうのです。
また、パソコン作業で目を使いすぎることでも、髪の毛の生え際あたりの筋肉を疲れさせます。
その理由として、目の動きと髪の毛の生え際あたりの筋肉が、神経的に連動しているからです。
その証拠として、首を右に限界まで横に捻ってから、目線を右に向けると、もう捻れないはずの首がさらに少しだけ右に回せます。
つまり、パソコン作業による目への負担が首への負担へと連動して、首こりを引き起こしてしまうのです。
50歳代の事務職をされておられる女性の方がご来院されて、
「部署異動することになって、引き継ぎでずっと下向いて書類作業してたんです」
「それから移動した部署は、今度は思った以上にパソコン作業が多くて」
「そのせいか首が凝って、おまけに頭痛まで出始めて、ホントにしんどいんです…」
とお悩みをお聞かせいただきました。
首こりは経験があったけども、パソコン作業が増えたぐらいで、今までなかった頭痛がでるって、歳のせいかな?と気持ちが落ち込んだそうです。
しんどいから休みたいけど、職場で迷惑をかけるのも嫌なのでと、責任感でかろうじて持ち堪えている状態のようにお見受けした実例でした。
デスクワークでパソコン作業が多いことで、頭痛を伴う首こりを解消するための3つの方法を紹介させていただきます。
耳を軽く引っ張ることで、髪の毛の生え際あたりの筋肉を緩めることができます。
①姿勢は楽にして視線をまっすぐにします。
②中指を耳のくぼみに入れて、親指を耳の後ろに添えて軽く耳を摘みます。
③肘を軽く横に張るようにして、斜め後ろに3ミリほど軽く引っ張ります。
耳を引っ張るのは1回10秒程度を目安に、一日何回でもやっていただいて結構です。
目が首の筋肉と連動していると前述しました。
逆に言えば、目の疲れを取ることで首のこりが取れるということでもあります。
目の疲れを取るためには、血流をよくして酸素や栄養を目に届ける必要があります。
ホットタオルを目に当てることで、目の血流をよくし、疲れを取ることができます。
やり方は、
①ぬらして軽く絞ったタオルを、ロール状に丸めラップに包みます
②500~600Wの電子レンジで、60秒ほど加熱します
③だいたい手で触れられるぐらいの温かさを目安に、ホットタオルを目に当ててください。
目が疲れると目薬を差しがちです。
しかし目薬は強制的に目の血管を広げるので、目の血管を痛めて、長期的にみるとかえって目の疲れを助長してしまう可能性があります。
ですので、水分を通してゆっくり血管を緩め血流を良くできる、ホットタオルを使われることをオススメします。
頭を五本の指で軽くたたくことで、頭の筋肉をほぐし血流が改善され、頭痛が緩和されます。
さらに、指でたたく刺激が、ストレスに感じた記憶を脳から追い出してもくれます。
5本の指で頭のいろいろな場所をたたくことを10秒ほど続けてください。
こちらも1日何回でもやっていただいて構いません。
厚生労働省でガイドラインが示されるほど、パソコンによるデスクワークは心身に影響を及ぼすと問題視されています。
そのガイドラインの中で、パソコン作業はこまめに休憩しながらおこなうべきだという提示があります。
しかし、患者様からお話をうかがっていると、忙しくて休憩なんかできないというのが現実のようです。
そんなパソコン作業によって頭痛を伴う首こりが発症して大変な思いをされている方に、今回紹介させていただいたことが助けになれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳代女性の方がご来院されて、
「ボーリングをした晩は、両太もも裏がつって痛くて」
「整形の先生には運動は続けなさいと言われたけど」
「ボーリングは楽しいけど、こんなに痛かったら続けられへん」
とお悩みをお聞きしました。
運動したその晩、寝ていると足がつってしまうことはないですか?
私も経験がありますが、あれは本当に痛くて困りますよね。
そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、運動した晩に足がつることを解決できます。
人間の体は、約60%は水分です。
また、筋肉に至っては約75%が水分で構成されています。
その2~3%が失われただけで、筋肉が硬くなり、つりやすくなります。
特にコロナによるマスク生活が水分摂取の機会を減らしています。
そういった生活がここ2、3年続いたことで、体に水を保持する能力が落ちており、少し運動しただけで筋肉が疲れて、足が攣りやすくなります。
運動後に足がつるようでしたら、
「ウォーターローディング」
を日常行っていくことをオススメします。
「ウォーターローディング」とは、日頃から定期的に水分を補給し、体に水分を貯蓄しておくという考え方です。
やり方はとても簡単です。
・起床直後
・朝食時
・午前中に少なくとも一回は摂取
・昼食時
・夕食前に2~3回摂取
・夕食時
・入浴後
・就寝までに少なくとも1回
・就寝前
一回につき、200ml の水分を摂取してください。
麦茶、ルイボスティー どくだみ茶など、ノンカフェイの飲料をおすすめします。
コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶などカフェインを含む飲料
オーエスワン、ヴァームスマートフィットウォーターなど、水分吸収が良いハイポトニック飲料
運動前の30分前には水分摂取
運動は水分と共に、汗と共に出てしまったミネラルを摂取するために、お味噌汁やひじきなどを摂取してください。
運動中はしっかり水分を摂っていると思えても、日常から十分に水分を取れていない方は、足がつるリスクは高くなります。
日常生活から水分補給の習慣をつけておくことをオススメします。
ボーリングは片手でボールを扱うスポーツです。
良いフォームでもどうしてもお身体に歪みは出てしまいます。
その歪みが積もると、血流が悪くなり、お体に十分な水分や栄養が届かず、特に血流が悪くなる就寝時に足がつってしまいます。
その場合には、お近くの専門の治療院で、お身体を整え、血流を良い状態に維持できるお体にすrをオススメします。
当院もこの運動した晩に太ももが攣りやすい方に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、スポーツした夜に太ももをつることの防止し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後に、
「寝れるようになったし、前みたいにつることも無くなって、ボーリング後のケアの仕方もわかったし、湿布も貼らなくなって、湿布だいも浮くので助かってます。」
とご感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
40歳代女性の方がご来院されて、
「ずっと書類仕事してて首や肩が凝って」
「そしたら胃が痛くて、ご飯があまり食べれないです」
「ストレスとか胃に効くツボってないですか?」
とご相談いただきました。
仕事のお疲れやストレスから、胃痛がでることはないですか?そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、胃痛を解決することができます。
今回ご相談いただいた方のデスクワークによる胃痛の理由として、「ストレス」と「首・肩こり」によるものと考えられます。
胃腸の動きを調整するのは、自律神経です。
自律神経には、体を動かすことを優先させるために胃腸の動きを抑える交感神経と、栄養を吸収して体を回復させるために胃腸の動きを活発にさせる副交感神経があります。
脳がストレスを感じると、体は危機を感じ、交感神経の働きを活発にさせます。
そうすることで、胃腸の動きが抑えられ、胃の血流や胃粘膜を保護する粘液の分泌が低下し、胃痛が発症します。
首や肩は、脳と胃をつなぐ自律神経の通り道です。
特に首は、自律神経以外の神経や血管が多数通り、渋滞しやすい箇所です。
デスクワークによる姿勢の歪みで、首に歪みがかかり、脳と胃との連絡がうまくいかず、胃の活動が低下し、痛みが発症しやすくなります。
「ストレス」「首・肩こり」のために「胃痛」が起こっていますので、それぞれに効果的なツボを紹介させていただきます。
「内関(ないかん)」がストレスに有効なツボです。
ツボの取り方は、手のひらがわの手首の皺がある部分から、指3本分上の前腕お真ん中にあります。
「肩井(けんせい)」が首・肩こりに有効なツボです。
ツボの取り方ですが、頭を前倒した時に、首の根元でぽこっと出ている骨と肩の端を触った時にぽこっと出ている骨とを結んだ、ちょうど真ん中にあります。
「裏内庭(うらないてい)」が胃痛には有効なツボです。
ツボの取り方は、足の裏側の足の人差し指の付け根にあります。
ツボはきつく押すとかえって体が緊張してしまうので、優しく気持ちいいぐらいに押してくださいね。
この3点のツボを押してもなかなか胃痛がとれにないようでしたら、自力での回復が、仕事によるストレスや疲労に追いつかない状態だと考えられます。
より回復力を上げるために、お身体を整える必要がありますので、お近くの専門の治療院で施術を受けていただくことをお勧めします。
当院もこのデスクワークの疲労やストレスによる胃痛の症状に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、ストレスや疲労を軽減することで胃の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「首が楽や、もうちょっと頑張れそう」
と感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広