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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 18の記事一覧
こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
朝、目覚めたときから腰が痛くて、
「起きなあかんのに、パッと起き上がられへん…」
「起きて、しばらくしたら動けるようになるんやけど…」
「毎朝こんな調子って、どうなっているのやろ…」
と、思うように動けないことにストレスを感じたり、不安な気持ちになることはないですか?
特に、家事に、仕事に、子育てにと、毎日目まぐるしく奮闘されている女性の方から、このような朝からの腰の痛みで、お困りになっているお話を、よくお伺いします。
そこで今回は、当院でのこういった実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からの腰痛を解決することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
「朝、目が覚めたら腰が痛くて、起きられなくて、しばらく体を丸めてうずくまっていたら、なんとか起き上がれたけど…」
と、ご自身の状況を話はじめられ、さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。
腰が痛くなったきっかけについては、
「これというのはなくて、一昨日に、朝起きたら腰が痛くなっていたんやけど…」
とのこと。
普段の生活習慣をお聞きすると、ご職業が小学校の先生ということもあって、子供たちに合わせて、覗き込むように前屈みの姿勢が多い。
腰が痛くなってからは、市販の湿布貼ってケア。
また、以前も同じように腰が痛みから、ぎっくり腰になって、そのときは何をするのも痛いし、それで家族や職場にも迷惑をかけ、つらい思いをされたともお聞きしました。
そのようなことが再び起きるのが怖いからと、今回ご来院いただいたとのことでした。
人の体が活動するためには、「酸素」「栄養(血液)」「刺激」の3つが必要であり、重要です。
睡眠時は、肺や心臓がゆっくり動くため、酸素や血液が体に行き渡りにくい。
また、寝ているときは、寝返りぐらいしか動かないため、体に刺激が入りずらい。
つまり、人の体が活動するための3条件が低下する睡眠では、起きるころには、そもそも体が固まっている状態なのです。
そして、今回の場合は、お仕事での前屈みの姿勢が多いことが、ポイントになってきます。
前屈みの姿勢は、立っている時に比べて、腰に1.5倍の負担がかかるということが、研究によって報告されています。
日中、前屈みを繰り返すことで、腰が疲労して硬くなっている状態のまま、睡眠に入ることで、さらに腰が固まるという負のループかにハマります。
なので、毎朝、目が覚めたときから腰が痛い状態になってしまうのです。
このままこの負のループを放置すると、今回、ご来院いただいた女性のかたが経験したように、ぎっくり腰に移行する可能性は高い。
とはいえ、原因となる前屈みの姿勢は、お仕事上避けられないと思われます
ですので、ご自身でできる腰へのケアとしては、まずは、ご自宅に帰られたら、39℃~41℃の湯加減で、15~20分ほど、しっかりと湯船に浸かって、体を温めてください。
また、できれば腹巻きなどをして、腰を冷やさないように保温に努めてください。
それでも朝からの腰痛が取れないようでしたら、腰の深い部分まで固まっている可能性があります。
そうなってくると、腰のどの部分が固まっているのかをしっかり見極めて、適切な施術を施す必要があり、専門的な治療院で、診てもらうことをお勧めします。
当院もこの「朝からの腰の痛み」に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みや硬さがでているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、朝から起こる腰の痛みから解放され、良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご来院いただいた患者様からは、
「子供を朝起こすのに、引っ張り上げても腰に響かないので助かる」
「朝から腰が抜けそうな感覚がなくなって、ホットした」
「腰が伸びやすいし、足も軽くなって、うれしい」
というお喜びの言葉をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
肩や腰など体の一部を痛めたことをきっかけに、首や足など体の他の部分が続いてあちこち痛くなり、
“自分の体はどうなってるの?”
“なんでこんなにたて続けて調子が悪くなるの?”
“このまましてたら動けなくなってしまうじゃないの?”
と不安や焦りから、気持ちまで落ち込んでしまうことはないですか?
今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体のあちこちの痛みが連鎖する不安を、解決することができます。
立て続けに痛みがでたことから、ご来院された患者様の実例を紹介させていただきます。
「右肩が痛くなって、1ヶ月ぐらいでだいぶ治ってきて、でもなんかまた左肩がジワッと痛くなってきてて、調子が悪くて…」
とご自身の状況を話はじめられ、さらに詳しくそうなった過程をお聞きしていきました。
右肩を痛めたきっかけは、ヨガ教室で頑張り過ぎたことから。
右肩が痛くなったことで、寝返りがうてない、服の脱ぎ着もスッとできない、頭を洗うのもうまくできないなど、大変だったと。
病院でレントゲンを撮ってもらったが異常がみられず、痛み止めを飲んだり、湿布を貼ったりして過ごしていると、1ヶ月くらい経った頃にはなんとかマシに。
しかし今度は、左肩も痛くなり、
「せっかく良くなってきたのになんで?」
「また前みたいに痛くなるの?」
「なんで急にあちこち痛くなってくるの?」
と、痛みがずっと続いている不安から、来院されたとのことでした。
今回の場合は、右肩を痛めたことで、今までのように効率よく右肩を動かせなりました。
それを、背中や腰・左肩などでカバーすることにより、体としてはアンバランスな動きになってしまっていたのです。
それが原因となって、「体が歪んだ」のです。
このように、「体の歪み」がでると、体はスムーズに動かせず、無理をすると痛めてしまうことに。
それだけではなく、歪みで動きにくくなった部分を別の部分が庇い、次々と歪みが広がっていくのです。
ですから、「体が歪んだ」の原因になった部分をしっかり見極めて、適切な箇所に適切な施術を施す必要があります。
そのために、専門的な治療院で、「体の歪み」の根本はどこにあるのかを診てもらうことをお勧めします。
当院もこの「体の歪み」に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただくことで、痛みを緩和し、「体の歪み」を整え、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご来院いただいた患者様からは、
「丁寧に話を聞いてもらって、とてもよかった」
「楽になったから、家でちょっと動き過ぎてしまうぐらいだった」
「ヨガとか書き物とかやりたいことたくさんあるから、やっても大丈夫と言ってもらえたのが嬉しい」
というお喜びの言葉をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
70代の女性の方から、
「台所で立ってると腰が痛くて、長いことはできないのよね~」
と、ご家族やご自身の健康のために食事はしっかり作りたいけど、休憩しながらでないとごはんが作れなくて困るとのお話を伺いました。
女性の健康寿命(日常生活に制限のない時間)は、厚生労働省の調べによると、
75歳
と報告されており、70歳を過ぎると体の機能低下が一気にやってくるようです。
しかし、掃除や洗濯など日常行わなければならないことは減ることはなく、肩の痛みや腰痛で悩まれる方も少なくありません。
特に台所に立っている時間は、家事の中でも長いです。
内閣府がおこなっている「平成17年度世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査」の“普段どのような食事をとっているのか?”という項目では、
「自宅で調理した食事」
が、一人暮らし・夫婦二人暮らし・一般世帯のいずれの世帯でも最も高い回答となっています。
さらに最近は新型コロナウイルスの影響で、2020年9月に敷島製パン株式会社が行った生活者の食に関する意識や変化を調査でも、
「自宅での食事が増加した」
の回答が最も高かったと報告されています。
また、レシピアプリ「pecco」の株式会社GEEK WORKSが、新型コロナウイルスによる自炊への調査を行ったところ、
「自炊が増えた」
と71%の方が回答しています。
このように、新型コロナウイルスの影響で、多くの女性の方はますます毎日の食事をつくることが避けられない状況にあるかと思われます。
その状況下で、腰痛でてきぱきと調理や洗い物など台所作業ができないのは、もどかしいのではないのでしょうか?
そこで今回は、台所作業をしていると腰が痛くてお困りの70代女性のために、作業中の工夫をご紹介させていただきます。
これを知っていただくことで、腰痛に邪魔されることなくスムーズに台所作業をすることができます。
他人の家に行って調理をすると、キッチンの高さが合わず疲れるという話をよく聞きます。
体にとって、キッチンの手元が低いと猫背になり腰が引き延ばされ、高いと腰が反って腰を痛めてしまいます。
一般的に理想のキッチンの高さは、「身長(㎝)÷2+5㎝」が適切と言われています。
70代の女性の平均身長は、「148.9㎝」ですので、
148.9㎝÷2+5㎝=79.45㎝
となります。
約79㎝の高さのキッチンにしていただけるといいのでしょうが、なかなかキッチンのリフォームすることはすぐにできる事ではありませんよね。
となりますと、自分の体の使い方の工夫で腰痛対策をしなければいけません。
次章では、キッチンに立つときの腰痛対策を紹介させていただきます。
調理を中はどうしても前かがみになってしまいます。
両足をそろえたまま腰を曲げると、腰や骨盤の関節に負担をかけます。
ですので、
“高さ20㎝前後の踏み台に片足を乗せて調理をする”
ことで腰への負担を減らすことができます。
踏み台を踏む足は、左右を時々入れ替えてください。
踏み台(https://item.rakuten.co.jp/livingut/4990127207641/)の商品紹介です、参考にしてみてください。
洗い物や調理をしているとどうしても前かがみになってしまいます。
そうすると体が前に倒れないように、腰が踏ん張ります。
そのため腰の筋肉が緊張し疲れ、血の流れが悪くなり、腰痛を引き起こしてしまいます、
ですので、
“シンクにもたれて体重を預けて、洗い物をする”
ことで腰への負担を軽減することができます。
シンクにもたれる際、お腹周りが濡れるとかシンクに当たっている部分が痛い場合は、シンクと体の間に挟むクッションが、グッズとして売られています。
シンククッション(https://item.rakuten.co.jp/murauchi-dvd/4528870056003/?l2-id=pdt_sl_item_iname_1#75820071)の商品紹介です、参考にしてみてください。
水1㎏を1℃冷やすのに必要な水が1ℓだとすると、水1㎏を冷やすのに必要な空気は3436ℓ必要となります。
つまり水は物を冷やすときには非常に効率がいい物質です。
簡単に言うと、常温のジュースを冷やすときには冷蔵庫に入れるより、氷水の中に入れる方が冷えるのが断然早いです。
台所は、常に水であふれています。
直接水に触らなくても、湿気が多い環境ですし水道管が通っているので、台所はとても冷える環境にあります。
台所の冷えは足元にたまりやすく、腰回りの血の巡りを悪くして、痛みを引き起こしてしまいます。
ですので、
“キッチンの足元にマットをひく”
ことで、冷え対策を十分に行ってみてください。
最近はキッチン用の足元に引くマットも、クッション性の高い防水・防冷のグッズがでていますので試してみて下さい。
キッチンマット(https://item.rakuten.co.jp/childshop/rc19582z/)の商品紹介です。参考にしてみてください。
家事の中でも食事を作ることは本当に大変です。
新型コロナウイルスの影響でその負担はさらに増大していますので、今回紹介させていただいたことで、台所作業による腰痛が軽減できるようになれば幸いです。
それでも台所作業中に腰痛がきついようでしたら当院にお越しください。
当院は腰痛治療を得意としております。
腰痛を治すことで、スムーズに調理や洗い物など台所作業をストレスなくできるようにお手伝いさせていただきます。
監修 柔道整復師 鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
テレビ東京の名物ディレクターの佐久間宣行さん(45歳)が、今年退職されました。
「管理業務として現場にベタ付きができなくなり、正直まだデレクターやりたいなと思いまして」
と管理職より現場にいたいから決断したようですね。
労務行政研究所の調べでは、中間管理職である課長クラスの役職に就く平均年代は、
「45.1歳」
だそうです。
40代になると管理職に就くことで、現場仕事から仕事や社員などの管理業務に変化していく方が多いようです。
管理業務にシフトしたことで、
「現場の仕事から内勤になって、パソコンする時間が増えた」
「そのせいか首の根元が熱くなる感じで痛いし、肩も痛い・・・」
「なかなか治らないので、この調子でいると体が変になっていきそうで心配」
と体の変調から不安を訴える方が少なくありません。
実際、仕事でパソコン作業を含めた情報機器を使うことで、どのような体の不調がでるのかを厚生労働省調査したところ、
“首、肩のこり・痛み”
が筋肉的・関節的な症状では、ダントツに多い結果がでています。
「2004年技術と労働に関する実態調査」
そこで今回は、“首、肩のこり・痛み”でお困りの 40代の男性管理職の方のために、それを解消するために仕事中にできることを紹介させていただきます。
これを知っていただき実践していただくことで、“首、肩のこり・痛み”から解放され、仕事により集中できるようになります。
頭の角度が首のこり・痛みを引き起こす
パソコン作業で首のこり・痛みがでるのは、ずばり
“頭の重さ”
です。
人間の頭の重さは、体重の10%ほどだと言われています。
体重60㎏でしたら、6㎏です。
通常、ボーリング玉ぐらいの重さがある頭を、首は支え続けないといけません。
しかも、パソコン作業で画面をのぞき込むために頭が前に倒れることで、下図のように通常の約2~7倍近く首の負担がかかってきます。
パソコン作業でこれだけ負荷が首にかかることで、首の筋肉が疲労し硬くなり、血の流れがわるくなることから痛みを引き起こしてしまいます。
パソコン作業で肩こり・痛みがでるのは、ずばり
“腕の重さ”
です。
片腕の重さは約3㎏です。
肩は常に左右に3㎏の重りをぶら下げている状態です。
パソコン作業では、キーボードやマウスを使うため、両腕は浮いている状態になっています。
言い換えればパソコン作業中の肩は、常に右に3㎏・左に3㎏と合計6㎏を浮かした状態にするため支えないといけません。
パソコン作業でこれだけ負荷が肩にかかることで、肩の筋肉が疲労し硬くなり、血の流れがわるくなることから痛みを引き起こしてしまいます。
パソコン作業による首、肩のこり・痛みを解消するには、定期的に首や肩に刺激を加え、血の流れを良くする必要があります。
そこで、仕事中にもできる首・肩に刺激を加えるストレッチを紹介していきます。
イスに座り、右手を腰に当てて、顔を正面に向いてまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てる
顔を正面に向いたまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てた手で、左に頭を10秒ほど倒す。
反対側も同じようにやってみて下さい。
左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。
イスに座り、右手を腰に当てて、顔を左に向けて、頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに手を当てる
頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに当てた手で、顔を下に10秒ほど倒す。
反対側も同じようにやってみて下さい。
左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。
イスに座り、右手を腰に当てて、顔を正面に向いてまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てる
頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに当てた手で、顔を右上をみるように10秒ほどあげる。
反対側も同じようにやってみて下さい。
左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。
以前、「現場の方が性に合ってるんですけどね・・・」と管理職となったので内勤になった方がぼやいておられました。
管理職になると責任が重くなって、仕事も多くなって、本当に大変なのがお話を聞いているとヒシヒシと感じました。
特に40代の男性は、ホルモンの関係で体の変化が出やすい年代です。
仕事の変化と体調の変化が両方をうまく折り合いをつけながら生活する必要があります。
そのためにも、今回紹介させていただいたストレッチをやっていただくことで、少しでも首肩のコリや痛みが解消され、いいコンディションで仕事に臨んでいただければ幸いです。
それでも首肩のコリや痛みが解消されず、将来の体の状態に不安を感じるようでしたら当院にお越しください。
当院は、首肩のコリや痛みの施術を得意としております。
仕事も体調も山場の40代を快適に過ごせるようにお手伝いさせていただきます。
監修 柔道整復師 鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
健康診断をしてきた70歳代女性の方が、
「身長が2センチ縮んでいた・・・」
と具体的な数字を見て少しショック受けておられました。以前からはいていたズボンのすそが引きずるようになっていたり、棚に置いてあるものを取ろうとすると手が届きにくくなってきたり、身長が縮んでいるのをうすうすは気が付いてはいたそうです。病院でも身長が縮むのは、
「加齢だから」
と言われそれにたいする指導がない、またはご自身があきらめてしまうことが多いです。しかし、身長が縮んでいくことを放置しておくと腰痛や足のつりなど色々と体に不調がでてきます。
実際、25歳に比べて4センチ以上身長が縮んでしまうと、死亡率が高まるという統計もでています。
そこで今回は身長が縮む原因とその対策方法をご紹介させていただきます。
このことを知っていただくことで、身長が縮む進行を緩やかにして、体調を維持して日常生活の動作に不便を感じないようにすることができます。
身長が縮む主な原因としては、
“腰の曲がりによる不良姿勢”
から発生します。腰の曲がりが起こってしまうのは、
①背骨が縮む
「いつのまにか骨折」と呼ばれる背骨がぐしゃっとつぶれてしまている場合があります。実際、特に60歳以上の女性で身長が縮んでいる自覚のある方の53%は背骨の骨折がむつかっているという統計があります。また、背骨と背骨の間にある水分を含んだゼリー状のクッション材である「椎間板(ツイカンバン)」が縮んでしまうことから、身長の縮みが発生します。
②背骨が滑る
背骨を支える筋肉や靱帯がゆるみ不安定になることで、腰の背骨の構造上前方へ滑っていき、背骨を構成する組織が摩耗することで身長の縮みが発生します。
③背中・腰の筋肉が弱る
40歳以降は瞬発力を担う筋肉が多い足の筋肉が衰え下半身を支える力が低下します。そうするとひざを曲げながら動作が多くなり、それをかばうために腰を曲げる姿勢をとるようになり、腰に負担がかかり筋力が消耗して不良姿勢となり、身長の縮みが発生します。
“腰の曲がりによる不良姿勢”となっている、またはなってきている7つの体のチェック方法“ロコチェック”というものがあります。
①片足立ちで靴下がはけない
②家の中でつまずいたり滑ったりする
③階段を上がるのにも手すりが必要である
④掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど、家のやや重たい作業が困難である
⑤2キログラム程度の買い物を持ち帰るのが困難である
⑥15分ぐらい続けて歩けない
⑦横断歩道の青信号で渡り切れない
の7つの内一つでもあたるようでしたら、“腰の曲がりによる不良姿勢”となっている可能性があります。普段からこの“ロコチェック”とともに身長や体重の計測も頻繁におこなっていただいて、身長が縮む原因である“腰の曲がりによる不良姿勢”になっていないかどうかを調べてください。
“腰の曲がりによる不良姿勢”とならないためのエクササイズとしてほしいのは、
①お腹をさすりながら深呼吸
おへその下に手を当てて、耳・肩・外くるぶしが一直線になるように意識して立ちます。おへその下を手でさすりながら、お腹を膨らますイメージでゆっくり鼻から息をすいます。
息を吸いききったら、すう時よりもさらにゆっくり息を口からはきます。
お腹をさすりながらの深呼吸を3分間やってください。お腹を伸ばすことで自然と腰も伸びてきます。
②かかとを上げ下ろししながら深呼吸
片手は胸に、もう片手はお腹に当て、つま先立ちをしながら、鼻から5秒かけて息を吸ってください。
息を吸いきったら10秒かけて息を吐きます。
息を吐ききったら、かかとをすとんと下におろします。
10回1セットとして、一日3セットやってみてください。
③太もも裏を伸ばしながら深呼吸
しゃがんで、太ももと胸を付け、手でかかとをつかんだ状態で鼻から息を吸います。
息を吐きながら、太ももに胸を付け手でかかとを持った状態を維持しながら、お尻をあげて太もも裏が伸びている感覚を感じながら、その状態を10秒キープしてください。
2回1セットとして、一日3セットやってみてください。
私のおじいさんお婆さんの時代に比べて、現在の70歳代以上の方は若々しくて運動や趣味など日々の活動的を楽しんでおられる方が多いです。それだけに身長が縮むことによってもたらす体の不調を、今回ご紹介させていただいたチェック法やエクササイズで防いでいただけたら幸いです。
それでも身長が縮む原因である“腰の曲がりによる不良姿勢”が治らないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体のバランスを整えて身長が縮む進行を緩めるお手伝いをさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。
【料金】
初診料 8000円
2回目以降 6000円
【アクセス】
〒675-0001
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント
【駐車場】
1台駐車可能です。
当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。