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ウォーキング | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

“股関節を動かすと内側から音が鳴るし痛い” その症状「弾発股」かも?

2023.03.07 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,疲労,股関節の痛み

60代女性の方が来院されて、

 

「コキコキ音が鳴って、痛くて動けなくて」

「手術しないといけないか不安で」

「脱臼とかしないか心配になって」

 

と、現在の状態と心境を話されました。

問診と検査をすると、

 

「弾発股(だんぱつこ)」

 

と呼ばれる症状で、手術の必要もないし、脱臼することもないですし、ちゃんとよくなりますよとお伝えしました。

今回は、来院されていたかたの不安についての回答と「弾発股(だんぱつこ)」について説明させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、動かすと音が鳴る股関節の痛みについての不安を解消することができます。

 

動かすと音が鳴る股関節の痛み「弾発股」の症状と心配事への説明

痛くなったきっかけをお聞きすると、1週間前に友人と1時間ほど歩いて、翌日に発症したとのことです。

痛くて起き上がるのも辛いし、台所でも長い時間たっていられない。

晩、布団の中で、手術せんとあかんのじゃないか?動いたら脱臼するんじゃないか?このまま動けなくなるんじゃないないか?と色々考えてしまうと。

歩いた翌日が痛みのピークで、そのときよりは今はマシにはなっているとのことでした。

お孫さんの面倒もあと少なくても5〜6年は見ないといけないので、動けないわけにはいけたいともおっしゃっておられました。

大分に不安がっておられたので、まずは心配事を一つ一つ説明させていただきました。

 

①動かすと股関節がコキコキ音が鳴って、痛いのはなぜ?

動かすと音をともなう股関節の痛みは「弾発股(だんぱつこ)」と呼ばれます。

日本股関節研究振興財団のホームページで、弾発股とは、

 

「股関節を動かす時に、股関節部に音がする(弾発現象)状態すべてを指す病名です。股関節の外に原因がある場合は靱帯・筋膜の炎症や肥厚であることが多く、通常は安静やストレッチなどで治療します」

 

と説明されています。

今回は長時間歩いたことによって、お尻の筋肉が疲れて硬くなってしまっていました。

その筋肉とつながっている靭帯が、太もものでっぱっている骨が擦れることで、音がなったり、炎症を起こして痛みがでてしまうのです。

 

②股関節の手術しないといけないのか?

よくお話を聞くと、友人が股関節の人工関節手術をしたことを受けての不安だったようです。

「弾発股(だんぱつこ)」は、太ももの出っ張った骨とお尻の筋肉とそれにつながる靭帯が原因なので、人工関節の手術の必要性はないです。

股関節ではなく、お尻の筋肉と靭帯への手術の可能性はないのか?というご質問もありました。

それに対しての手術の例は極めて稀で、若いアスリートに対して行なったというぐらいしか症例ないので、安心してくださいとお伝えしました。

 

③この症状で股関節は脱臼しないか?

股関節は、体の中で一番大きい関節です。

ですので、靭帯と筋肉でかなりがっちりカバーされています。

ですので、日常生活で脱臼するのは極めて稀です。

ラグビー選手同士がぶつかって、股関節を上に乗られるとか、車の助手席に乗っていて交通事故でダッシュボードで足を打ちつけたとか、相当な衝撃がないと脱臼しない関節です。

普通に生活している状態では、まず股関節が脱臼することはないので安心してくださいともお伝えしました。

 

「弾発股」を予防するには股関節や膝を内側に捻らない

「腰が痛くなって、左膝が痛くなって、今は股関節が痛くなって、こんなにあちこち痛くなるの私だけじゃないのとも思って」

ともおっしゃっておられました。

体の痛い部分を庇って庇って生活をしてきて、体が歪んで、限界に達して、長時間の歩行がきっかけに「弾発股(だんぱつこ)」が発症したようです。

治療で体を整えたあと、日常生活で気をつけてほしことをお伝えしました。

それは、「弾発股」の原因となるお尻の筋肉に過度な負担をかけないということです。

その方法はとても簡単で、

 

「股関節を内側にねじる動作を避ける」

 

ということです。それをするためのコツは、歩いているときも座っている時も立っている時も、「膝と足先をまっすぐにそろえる」意識を持つことです。

あまり気にし過ぎてもストレスになりますので、気がついたら癖を治すでオッケーです。

 

 

動かすと音が鳴る股関節の痛みへの当院の治療の流れ

当院もこの動かすと音が鳴る股関節の痛みに対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、股関節の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

まとめ

数回治療をおこなっていくと、

 

「だいぶん楽に動けるよになりました」

「痛みがマシになったらかか、外出しようという気になってきました」

「ウォーキングやプールで歩いて鍛えようと思います」

 

とご感想をいただきました。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ウォーキング番組の歩き方で、足の裏にマメができて痛い‼︎

2023.02.26 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,疲労,股関節の痛み,腰痛,膝の痛み,足の指の痛み,足首の痛み

ご来院された50歳代女性の方に、

 

「歩いてたら前に突進する感じにつんのめるんですけど・・・」

「テレビでウォーキングの番組やってた通りしてたんだけど・・・」

「足の裏のへんなところにマメもできて痛いし・・・」

 

といったご相談を受けました。

このような健康番組のやり方で歩いたら、お体の調子がおかしくなったことはないですか?

今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、を、解決することができます。

 

足の裏にマメができる歩き方をお聞きすると

さらに詳しくお話を伺いました。

そもそも何でウォーキングを始めたんですか?とお聞きしたら、

 

「仕事を辞めてから、ゲームやテレビばっかり見て、自分でも体力落ちているのを感じて、これじゃあかんと思って」

 

とのことでした。

さらに、番組で言ってたのはどんな歩き方ですか?とお話を伺いました。すると、

 

「内腿を締めて」

「ひざを伸ばして」

「つま先を上げるようにして」

「大股で」

「早く歩いたりゆっくり歩いたりする」

 

などなど、番組で言ってた通りにかなり細かく、歩くフォームをチェックしながら歩いたそうです。

足の裏を見せていただくと、マメがあちこちにできて、カチカチになっていました。

体のバランスも、左のつま先が外に向き、肩や腰が右に下がって、首が左に倒れるといった感じで、体にかなり歪みが生じていました。

 

足の裏にマメが痛い状態になる歩き方の改善方法

マメができたのは、フォームを意識するあまり、体のバランスが悪くなり、転ばないように踏ん張った結果なったと思われます。

今回ご相談いただいた50歳の女性の方には、まず、第一に運動不足を解消するために、ウォーキングを選択されたのはすばらしいとお伝えしました。

ウォーキングが一番全身に効く運動です。

お聞きしたウォーキング番組で言っていることも、理論にはかなっています。

ただ、番組で言っていた多数のことを同時にこなすには、かなり基礎体力がいる内容でした。

挑戦した結果、体に無理が出たようです。

これはやる方の体力次第で、やってみないとわからないことです。

チャレンジすることは、とても素晴らしいと思います。

挑戦して、合わないようでしたら、撤退するもしくは、やれることからやっていけばいいかと思います。

体に合ったウォーキングをすれば、足の裏のマメもなくなり、ツンめるような歩き方にはならなくなります。

ウォーキング自体は続けてもらいたいので、

 

「意識する体の場所を一つに絞りましょう」

 

と提案させていただきました。

理由として、たくさん気をつけるポイントを意識して歩いていると、意識と体の動きにズレができて、体を痛めてしまうためです。

提案させていただいたことは、

 

「足の親指だけに意識をもつ」

 

格闘技の足運びでも、体を安定させるために足の親指は重要視されています。

それだけできれいなウォーキングフォームに自然となっていきますとお伝えしました。

ウォーキング中は、「親指」「親指」つぶやきながら歩いてもらうだけで、いい歩き方ができます。

また、それを行うにも、歪んでしまったお体をまずは整えて、親指に力が伝わりやすい体にしていきましょうともお伝えしました。

 

ウォーキングするために行う治療の流れ

当院は、今回のようなウォーキング番組を見て、チャレンジしたことで体を痛めた方に対しての治療も行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、快適にウォーキングができるような体を作ることができます。

 

まとめ

治療後は、

 

「まっすぐなってるのがわかる」

「すごい踏ん張りやすい」

「足が軽い」

 

などの感想を述べられていました。

健康番組通り実践すると、体を痛めて来院される方は結構いらっしゃいます。

大部分は、いいことをされているのですが、やる内容が上級編なことが多くて、ご自身のお体にフィットしていないことが多いです。

健康の番組や健康の本の内容をやってみようと思われた際は、ご相談ください。

患者様ご自身にあった運動を、その内容からご提案させていただきます。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

散歩しすぎると体に悪い?

2018.08.28 | Category: ウォーキング

「昨日、散歩で1万5千歩、歩いてきてん!」

 

と達成感あふれる顔で報告いただいた後に、

 

「でも、散歩したあとグッタリやわ、次の日起きたら身体があちこち痛いし、だるいわ~」

 

としんどそうな顔で訴えられるので、ちょっと歩き過ぎなので、歩数を減らしましょうかと提案させていただくと、

 

「でも、1万歩以上歩かんと痩せへんって聞いたよ」

「友達とツレだって散歩してるから、楽しいし合わせて歩かんと悪いし」

「長い距離歩いて汗かくと、運動した~って感じで気持ちいい」

 

というように、散歩で体は疲れるけど、お付き合いや散歩の充実感が捨てがたいなどから無理してしまい、手加減ができないようです。

 

それはどこかに、“歩けば歩くほど健康になる”というイメージがあるからかもしれません。でも散歩を頑張れば頑張るほど、体は疲れていきますよね。

 

今やっている散歩の方法は、本当に健康のためになっているのでしょうか?

 

そこで今回は、健康にとって良い散歩の仕方をご紹介させていただきます。

 

このことを知っていただくことで、やりすぎで身体を傷めず、足りなすぎて運動不足もない、健康でほどほどの運動となる散歩をすることができるようになります。

 


【歩きすぎについて】

散歩による歩きすぎに関して、私の意見としては、

「歩きすぎは、体に悪い」

ということです。

 

このことについては、もしかしたら納得いかないかもしれません。

 

例えばプロの運動選手は、あれほど鍛えているのに意外と風邪をひきやすく、免疫力が低いというデータがあります。彼らは持久力や筋力は素晴らしいのですが、きついトレーニングの結果、身体の中に入った細菌やウイルスを撃退する力が衰え、病気になりやすいことが科学的にも証明されています。

 

同じように散歩をしすぎて身体を痛めつけると、病気に対する免疫力を低下させてしまいます。

 

反対に「ほどほどの運動」であるなら体の免疫を高め病気に対して強い体がつくれると、これも科学的に証明されています。ですから、「ほどほどの運動」となる量の散歩が、健康のためには良いということになります。

 

また散歩が原因で、腰やひざ・足首などを負傷し来院される方とお話させていただくと、多くは1万歩以上歩く散歩をこなされています。1万歩を超えるような散歩は、筋肉や骨に負担がかかり、回復しないまま歩くため体に故障をきたす悪循環をもたらしています。治療の経験上からも「ほどほどの運動」となる散歩をお薦めします。

 

【健康に良い散歩とは】

では、「ほどほどの運動」となる健康的な散歩をするには、どうしたらよいのでしょうか?それについて3つのポイントを上げさせていただくと、

①散歩の歩数は6千歩

人が起きてから寝るまで、どれだけ歩いていれば病気になりにくいかという統計が取られました。その結果、家事や仕事、運動を含めて1日8千歩が一番病気になりにくいという結果がでました。

 

特殊な仕事はのぞきますが、人の運動以外の日常生活で歩く量は、平均2千歩といわれています。ですからその日常生活で歩く量から、一番病気になりにくい歩く量をひくと、

 

8千歩−2千歩=6千歩

 

つまり6千歩が残ってしまいます。

 

この6千歩を散歩で消化していただくと、身体の健康にとって一番良い歩数の散歩となります。

 

②散歩は「なんとか会話できる速度」でする

6千歩を歩くにしても、より効果的に散歩するためには歩くスピードが重要となります。

 

健康作りのためにどれだけ酸素を吸ったらよいのかが、厚生労働省から発表されています。これを基準にすると、3~6メッツの中程度の運動が良いとされていますが、この単位は非常にわかりずらい。

 

そこでわかりやすい、あなたにとっての良い散歩速度は、「なんとか会話できる速度」でおこなうことです。

 

つまりお互いにしゃべりながら散歩していて、息が苦しすぎず楽過ぎない状態の速度となります。

 

これは各個人違ってくると思いますので、呼吸を意識しながら散歩してみてください。お連れの方がいらっしゃましたらお話しながら、互いの歩くスピードを調整してください。お一人なら歌を口ずさみながら歩いて調整するというのもいいかもしれませんね。

 

③散歩時間は10分だけでOK

散歩の理想的な歩数は6千歩を、なんとか会話できる速度ですると、散歩時間は10分となります。

 

かなり短いですよね。でもこれは、

毎日続けて散歩する

という前提での話になります。遺伝子的にも、①②③を2か月続けることで長寿遺伝子にスイッチが入り、健康で長生きできる身体となります。

 

【歩き過ぎるとどうなる?】

では、6千歩以上の歩くとどうなるのか?

 

6千~8千歩までなら、肥満を減少させる効果があります。ただし、「8千歩をなんとか会話できる速度で30分の間に散歩する」という条件付きなので、かなり運動としてのハードルが上がります。

 

8千歩以上になると、6千歩歩くことと病気を減らす効果が変わらない報告がされています。

 

また、8千歩以上歩いても、肥満を減少させる効果が8千歩と変わらないという研究結果も報告されています。

 

つまり6千歩以上歩いても病気を減らす効果は変わらず、8千歩歩いても1万歩歩いてもダイエット効果はそんなに変わらないということです。

 

むしろ8千歩以上歩くことで、身体の免疫が低下することや、血管を傷つけ動脈硬化をもたらすなどの報告がされています。

 

“歩けば歩くほど健康になる”というのは、科学的には否定されているということになります。

 

【こんな散歩では、物足らないと思われるのでしたら】

10分程度の散歩では物足らないとか、友達と話しながら歩くのが楽しみなのに10分間の散歩ではしゃべり足らない、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

 

でしたらその余った体力とお時間を是非、

 

準備運動と整理体操

 

につかってください。

 

散歩とは歩くこと。歩くことは、競歩というオリンピック競技にもなるほどスポーツになります。

 

スポーツをするためには、ケガや疲労予防のために、準備運動と整理体操が必要になりますよね。

 

私は今現在、剣道とフルマラソンをやってますが、それをやっていてだいたいケガをする時には準備運動不足で、翌日の筋肉痛がひどく疲れを引きずるときは整理体操をサボったときです。やるとやらないでは、かなり体の状態が違ってくるのを、実際に私も経験しております。ですから是非、散歩の前後に準備運動と整理体操を取り入れていただきたい。

 

まず準備運動ですが、動かしながら体を伸ばす「動的ストレッチ」をやってみてください。人間は、通常体温から38度に体温を上昇すさせることで、より多くの筋肉の動きがよくなり、ケガの予防やパフォーマンスを上げることができます。「動的ストレッチ」をおこなういことで、体温を上げることができますので、散歩をするまえにやってみてください。

 

この「動的ストレッチ」をするには、「ラジオ体操」が最適。まじめにやると、汗もかき息がきれる、なかなかハードな運動になります。

 

次に整理体操ですが、今度は体を静止させておこなう「静的ストレッチ」をしてください。これは通常よくおこなわれる、ゆっくり手や足、腰や肩をのばすストレッチです。筋肉の興奮を抑え、散歩によって固まった筋肉の血流をよくし、翌日に来る筋肉痛を軽くする効果があります。

 

「静的ストレッチ」のポイントは、「息をはきながらゆっくりのばす」ことです。伸ばすと気持ちいいので、グイグイと筋肉を伸ばすとかえって筋肉が興奮してしまい逆効果になります。

 

散歩で使う筋肉は、足だけでなく実は、肩も首も腕もつかいます。ですから「静的ストレッチ」をされるときには、

 

首を前後左右に伸ばす

肩を伸ばす

背中を伸ばす

腰を前後に伸ばす

ふとももの表裏を伸ばす

ふくらはぎを伸ばす

 

など、全身をゆっくりと伸ばす「静的ストレッチ」をおこなってください。1か所につき20秒ものばせば十分効果があります。

 

お友達と一緒に散歩されるのであれば、おしゃべりしながらやってみてください。こんなところが痛いんだとか、左右で体の硬さにバラツキがあるなとか意外な発見ができることもありますよ。

 

【まとめ】

散歩はゆっくり気ままにするイメージがあるかとは思います。しかし健康に焦点を合わせると、

歩数は、「6千歩」

歩行スピードは、「なんとか会話ができる速度」

時間は、「10分」

頻度は、「毎日2ヶ月以上」

で散歩をおこなったほうが、健康には効果的ととお分かりいただけたかと思います。

 

今までの散歩と違うのでできそうにないと思われたのなら、まずは「歩数」から挑戦してみてください。

 

徐々に身体をならして最終「6千歩・何とか会話できる速度・10分・毎日・2ヶ月以上続ける」を目指して、健康な散歩に取り組んでみてください。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


それでも散歩のために身体の不調を感じられるようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。健康のためにお手伝いさせていただきます。

 

ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。

 

ネット予約は、ホームページよりお取りください。https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/

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「登山される中高年の女性の方へ 快適に歩くための3条件」

2018.07.25 | Category: ウォーキング

中高年になって、登山の面白さに目覚める女性のかたが多いようですね。

 

山に登ると、登頂の達成感や自然に癒されるといったことで、どっぷりはまってしまうそうです。

 

実際、私も2年前に富士山を登頂して、ご来光を見たときの感動・達成感は半端なかったですね。

 

女性の方が中高年から登山を始めることは、年代的に衰える傾向にある筋骨量の維持・向上や自律神経を整えるなど、健康にとっても非常に良いことが多いです。

 

ただ、やはり登山はハードな運動。

 

長時間の歩行・坂道の上り下りなど、登山は疲労との闘いとなります。

 

また、登山での疲労は、ケガにも直結します。

 

せっかく心身に良い登山を長く楽しむためにも、登山よる疲労予防を紹介させていただきます。

 

 

 

【登山の疲労原因】

代表的なものとしては3つ、

 

①早く歩き過ぎた場合

②食物の補給が不十分な場合

③水分の補充が不十分な場合

 

それぞれの対処法を紹介していきます。

 

 

【ゆっくり歩く】

登山中に、歩くペースが自分に合っているかなんてわからないですよね。

 

基準としては、自分の“最大心拍数の75%以下”で歩いてください。

 

このペースで歩くことが一番筋肉の疲労物質がでにくくなります。

 

計算式としては、

 

(220−年齢)×0.75=最大心拍数の75%

 

例えば、60歳ならば、

 

(220−60歳)×0.75=120拍/分

 

となり、1分間で脈拍が120回以下になるように歩くことが、疲労の少ないペースとなります。

 

年代別の簡易表でペースとなる心拍数

20歳代 140~150

30歳代 135~145

40歳代 125~135

50歳代 120~130

60歳代 110~120

70歳代 105~115

 

最近は、腕時計式の心拍数を測定するものがあります。人気の心拍数系としては、

 

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%83%81-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E6%93%8D%E4%BD%9C-iPhone-Android/dp/B075P3K5LK/ref=zg_bs_16035241_1?_encoding=UTF8&refRID=YWSY0QMDZ3YKE0TWH52M

 

まずは、この公式に当てはめながら、登山してみてください。何回か登山を繰り返すうちに、ご自身にあったペースがわかってくると思います。

 

 

 

【しっかり食べる】

「シャリバテ」という言葉があります。

 

これは、「シャリ=飯」が足らず「バテ」ることを言います。

 

登山は荷物を背負って長時間坂道を歩くので、かなりのエネルギーを消耗。

 

十分な食事をとらず、「シャリバテ」をおこすと、足が動かなくなり、脳や神経の動きも悪くなります。

 

そうすると、判断力・注意力の低下、バランス能力やとっさの反射行動が悪くなり、ケガにつながります。

 

私も兵庫県の六甲縦走56㎞を、12時間かけて歩いた時に、持参の食糧がきれてお腹がすいて足が動かなくなった経験をしました。あのときは、他人がもっていたチーズやチョコレートがうらやましかったものです。

 

では、どれだけ登山中に食べればいいのか?

 

それがわかる計算式は、

 

体重×登山時間×5×0.7=登山中に取るべきエネルギー

 

例えば、60㎏で6時間登山ならば、

 

体重60㎏×登山6時間×5×0.7=1260キロカロリー

 

1260キロカロリーなら、おにぎり7個分ぐらいでしょうか。荷物はなるべく軽いほうが良いので、軽くて高カロリーなものとしては、

 

おにぎり

例:ファミリーマート紅鮭おにぎり 181キロカロリー

 

ラムネ

例:森永製菓ラムネ29g 110キロカロリー(一粒2.6キロカロリー)

 

ライトミール

例:カロリーメイトプレーン80g 400キロカロリー(一本100キロカロリー)

 

チョコレート

例:明治ミルクチョコレート50g 279キロカロリー

 

ナッツ類

例:アーモンド10g(9個ぐらい) 61キロカロリー

 

羊羹

例:井村屋えいようかん1本50g 171キロカロリー

 

チーズ

例:Q・B・Bベビーチーズ1個18g 60キロカロリー

 

干し梅干し

例:セブンイレブン「甘い干し梅」22g 45キロカロリー

 

などあります。計算式で登山行程から計算して、持っていく食糧を考えましょう。また、食べたとしても吸収には時間がかかりますので、登山中はお腹がすく前に、こまめに軽食をとってください。

 

 

 

【たっぷり飲む】

登山中は、長時間の歩行による発汗や呼吸や皮膚からの水分の蒸発で、脱水のレベルが高い運動です。

 

脱水になると、血液循環が悪くなり、疲労・熱中症・心筋梗塞といった、命に係わる症状が出てきます。

 

登山に用意すべき飲料の量の計算式として、

 

体重×登山時間×5=登山中に飲むべき水分量

 

例えば、

 

体重60㎏×登山6時間×5=1800ml(1.8ℓ)

 

重たい飲料を担いで登るのはしんどいものです。荷物を軽くするために、多少値段が高くなりますが、山小屋などで飲料が購入できるものなら利用しましょう。

 

その他、水分を取るときの注意事項は、

 

①1時間ごとに飲む

②スポーツドリンクが、エネルギー・水分を同時に取れるため最適

③出発前にもしっかり水分を取っておく

 

 

 

【まとめ】

3年前に富士登山をした時に、猛烈な嵐(顔も上げれないぐらい)のため7合目で断念しました。ガイドさんのおかげで、こまめに歩き方・水分の取り方を指導してもらえて、無事下山。その時は、ホントに山って怖いなという経験をさせてもらいました。自然相手の運動ですので、なにがあるかわかりません。なるべく疲労しないように体調を整えながら、登山を楽しむためにも、できることはやっておかれたほうが良いかと思います。

 

 

 

登山を楽しんだ後になかなか身体の痛みが取れないようでしたら『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。楽しく登山をしていただくためのお手伝いをさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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