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頭痛 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧
春は、花粉症や気候の変わり目から、頭痛でお困りの方がご来院されることが多いです。
頭痛の対処法についての統計では、
「我慢をする」
「痛み止めを飲む」
「寝る」
がよくとる方法として報告されています。
つまり、頭痛は基本的に治るまでじっと待つという行動が多いということです。
しかし、頭痛で怖いのは、二次性頭痛と呼ばれる
「命にかかわる頭痛がある」
ということです。
二次性頭痛の疑いがあれば、すぐに病院で精密な検査をすべきです。
また、時間との勝負になってくる場合もありますので、救急車をすぐに呼ぶ判断を下すべきです。
でも、その判断は何を基準にすればいいの?と思いますよね。
そこで今回は、命にかかわる二次性頭痛の判断基準や書状、病気について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、危険な頭痛を判断することができます。
危険な頭痛かどうか判断するには、頭痛と同時に下記のような症状が現れた際は、重篤な病気が隠れている可能性があります。
下記の頭痛の症状と当てはまれば、できるだけ早く病院にかかることをお勧めします。
✔︎突然の頭痛
✔︎今までに経験したことがない頭痛
✔︎いつもと様子が異なる頭痛
✔︎日に日に増していく頭痛
✔︎今までなかったが、50歳を超えて初めて怒った頭痛
✔︎朝の起床時に激しい頭痛
✔︎体の片方の手足の力が入らない
✔︎片方の手足がしびれる
✔︎言葉がでにくい、
✔︎呂律がまわらない、
✔︎喋りにくい
✔︎ものが二重に見える
✔︎めまい
✔︎体がふらつく
✔︎まっすぐ歩けない
✔︎意識が遠くなる
✔︎吐き気や嘔吐
✔︎けいれん
✔︎表情が歪む
✔︎夜中に目が覚めることが多い頭痛
✔︎後頭部の頭痛
✔︎起きたときに体の力が抜ける
このような頭痛の症状が出れば精密な検査を受けてください。
症状がグレーゾーンで、病院にかかるか判断に迷うようでしたら、
「♯7119」
の救急相談に電話をかけ、すぐに病院に行くべきかの相談員に判断を仰いでください。
二次性頭痛には、
①頭のケガによる頭痛
②脳出血、脳梗塞 くも膜下出血
③脳腫瘍
④一酸化炭素やアルコールなどの物質供与による頭痛
⑤髄膜炎
⑥血圧や酸素濃度や血糖値などが乱されて起こる頭痛
⑦首、目、耳、鼻、副鼻腔が障害されて起こる頭痛
⑧うつ病や不安障害からくる頭痛
こういった二次性頭痛は、頭の障害だけではなく、全身疾患でも起こることは少なくないので、リスク管理をしっかりと行う必要があります。
このリスクが排除できれば、おこっている頭痛は一次頭痛となります。
一次頭痛とは、偏頭痛・筋肉が緊張することで起きる頭痛・群発性頭痛をさし、治療する手段として、整体や鍼治療が適応する頭痛です。
一次頭痛がおこり、安静やお薬でなかなか治らないようでしたら、お身体が歪んでいる可能性があります。
お身体が歪むことで、神経や血管が圧迫され、頭痛が起こりやすい状態になります。
そういった場合は、お近くの治療院でお身体を整えることをお勧めします。
当院もこの一次頭痛に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、頭の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
私自身お身内も、急な頭痛と呂律がまわらなくなったことから、救急に連れていくと脳梗塞と診断されました。
幸い、症状が出てすぐに連れて行ったことで、2週間ほどの点滴ですみ、特に後遺症もなく今現在も元気でおります。
このように頭痛は体の異常をお知らせしてくれるアラームです。
危険度をしっかりと鑑別するためにも、今回のブログが参考になれば幸いです。当院では、頭痛に対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
48歳女性の調理師の方が来院されて、
「気象痛ってやつなのかな?頭が痛くて」
「ぼーっとして、雨が降る前も降ってからもしんどい」
「首が凝っているせいもあるんですかね?」
とお悩みをお聞きしました。
春先は特に季節の変わり目、芽吹どきなので天候の変化が激しい時期です。
そして今回の患者様のように、天気が悪くなると頭痛が起こってしまう方は少なくありません。
そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、雨が降るたびに頭痛が発症するお悩みを解決することができます。
雨が降るということは、気圧が下がる「低気圧」ということです。
気圧というのは、ざっくり言ってしまえば、「体にかかる空気の重さの圧」なんです。
低気圧なら、空気が軽くなって、体にかかる圧が減ります。
低気圧による体の圧の緩みで、血液の流れがゆっくりとなりすぎ、血流が悪くなります。
この血の流れの悪さが、頭に分布している神経への血流を悪くすることで、頭痛を引き起こされます。
さらに今回の患者様の場合は、仕事による首のコリもあるということで、心臓から首を通り頭に向かう血流を悪くさえ、頭痛の要因を増やしています。
悪くなってしまった頭の神経への血流をよくすることで、天気が悪くなることによる頭痛を緩和することができます。
今回の患者様は、首こりもあるということなので、首へアプローチして、頭の神経への血流を良くしていくことが有効となります。
ただ注意点は、首は非常にセンサーが多い場所で繊細です。
首をいきなりがっつり触ると、首にある呼吸や血圧のセンサーが乱れて、かって体の調子を崩しかねません。
ですので、セルフケアとして首にアプローチする場合は、ホットパックやホットタオルで首を温めてください。
首を温めながら、天気痛に有効なツボ
「内関(ないかん)」
を押してください。
内観は、手のひら側の前腕にあるツボで、手のひら側、手首のしわの中央から指3本分下にあります。
それでもなかなか、天候が悪くなることで頭痛が起こることが緩和されないようでしたら、お近くの専門の治療院で整えてられることをお勧めします。
当院もこの天気が悪くなるとおきる頭痛に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、頭痛を緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後か、
「頭が軽い、やっぱり首もおかしかったですよね、触られると余計にわかりました〜」
とご感想をいただきました。
今回のブログで紹介させていただいたことが、天気の変化による頭痛へお役立ていただければ幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
先日、ご来院された50歳代女性の方から、
「1ヶ月前ぐらいからな、朝、寝起きから頭が痛いんですよ、どうしたらいいですか?」
とご相談を受けました。
1ヶ月前からということですが、きっかけとか何か思い当たることはありますか?とお尋ねすると。
「特にはないような・・・」
と。後頭部の頭痛なら、たとえばスマホとか目をよく使っていることはないですか?とお尋ねすると、
「あ、ドラマを毎日三時間ぐらい見るようになって・・・」
「確かに、目がすごい疲れてる感じがする・・・」
「目が疲れてくると頭が重だるい気はする・・・」
とのこと。
このように、目を使いすぎることによって、朝、寝起きから後頭部に頭痛が出てしまった方の実例を交えて、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、朝からのおきる後頭部への頭痛を解決することができます。
さらに詳しくをお聞きしていきました。
朝、起きた時から後頭部に頭痛が起きると、何が一番困りますか?とお尋ねすると、
「朝は、旦那が結構早い時間に家出るんで・・・」
「朝飯作ったり弁当入れないといけないから・・・」
「頭痛いと動きづらくて困るんです・・・」
とのこと。
また、目の疲れたときの対処法はどうされていましたか?との質問に、
「薬局で目薬買ってさしてる、スッとするし」
ということでした。
中国と韓国の100話を超えるドラマで、面白くて見るのを辞めれないということなので、治療とセルフケアで対処していきましょうということになりました。
お身体を見させていただくと、特に首と頭の境目(頭の髪の毛の生え際)に、筋肉の緊張と首の骨の歪みが触知できました。
これは、目を使いすぎる方によく見られる症状です。
というのも、目を使うことと首の上部の筋肉は連動して動くということは、研究報告がされています。
つまり、目の疲れが首の疲れに直結するのです。
しかも首の付け根には、後頭部に分布する大きい神経や血管が通っています。
目の疲れによって引き起こされる首の筋肉の緊張で圧迫されると、後頭部の頭痛が引き起こされてしまうのです。
また、朝に起こる原因は、寝ている間は心臓がゆっくり動きます。
そして、1日の中で一番、筋肉が硬くなったり血流も悪くなるのは、寝起きです。
ですので、今回ご相談いただいた50歳代の女性の方の場合は、寝起きのタイミングで引き起こされてしまうのです。
治療後にお伝えしたセルフケアは、まず目をケアすることからおこなってくださいということでした。
目の疲れをとると、首の上部の筋肉が緩み、神経や血管の通りが良くなり、頭痛が緩和されるからです。
この方は目のケアを、市販の疲れ目の目薬でされておられました。
しかし、疲れ目の目薬は強制的に血管を広げるので、何度も使うと血管を痛めてしまい、結果、かえって目の疲労を引き起こしてしまいます。
目の疲れを取るための方法は、大変簡単です。
ホットタオル(蒸しタオル)を目の上に載せるだけでいいです。
蒸しタオルの作り方は、水に濡らしたタオルを固く絞り、600Wの電子レンジで40秒ほど加熱してください。
火傷には注意して行ってください。
電気のホットアイマスクもいいのですが、水分を通して温める方が効果が高いです。温めることによって、目の血流が良くなり、疲れために栄養が行き渡り、眼精疲労の回復が早くなります。
ひいては、寝起きに後頭部の頭痛への予防となります。
当院はこのような目の使い過ぎによって、引き起こされる寝起きの後頭部の頭痛に対しての治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、後頭部への頭痛を緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「目が明るなった」
「頭が軽くなった」
「なんか楽やわ」
というような感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
女性は60代になっても、夫や子供の世話や家事だけでなく、親の介護や冠婚葬祭など色々と出来事がおこり、なかなか気が休まる暇がないですよね。
ただでさえ忙しいのに、天候の変わりやすいこの時期は、
「雨が降るとなんか体がフワフワしてしんどい・・・」
とだるさや肩こり・頭痛など色々な体調不良を訴えられ、普段の生活に支障が出る方も少なくありません。
最近は、天候が崩れることで体調不良が起こることを
「天気痛」
「気象病」
と呼ばれ、注目が集まっています。
実際、「気圧が変化することで体調の変化しますか?」という調査したところ、
・男性51%
・女性75%
が「ある」とこたえています(アイティメディア株式会社「雨と気圧の体質調査」より)。
この結果を見ると、男性に比べて女性の方が、気象の変化の影響を受けやすいようです。
そこで今回60代になってますます忙しい女性の方に、天候によって体調が悪くならないための備えと対処法を紹介させていただきます。
これを知っていただくことで、天候に左右されないお体をてにいれることができます。
まだ研究段階ですが、「天気の変化を感じるセンサー」は、
“耳”
にあります。
耳の奥の方の「前庭(ぜんてい)」というところに、「体のバランスを感じるセンサー」があるのですが、そこに、
「天気の変化を感じるセンサー」
が同居しています。
耳の同じところにセンサーがあるので、「天気の変化」を誤って「体のバランスの変化」とセンサーが認識してしまうことがあります。
「耳」から入る誤った情報をおくられることで、脳が混乱してしまいます。
その脳の混乱から、頭痛やだるさ、首肩の痛みなどをひきおこす「天気痛」や「気象病」が発症します。
詳しく説明すると、まず体のバランスは「目」「耳」で主に感じます。
「目」「耳」それぞれ伝えた情報が脳で一致することで、体を正常に機能させることができます。
下図のように、体のバランス感覚を「目」と「耳」でダブルチェックする過程で食い違いがでると、脳が混乱することで体が過緊張をおこし、体調不良が発生します。
天候の変化でおこる体調不良の特徴として、
・めまい
・頭痛
・疲れ
・吐き気
・首こり
・肩こり
・低血圧
・関節痛
・古傷の痛み
・手足のしびれ
・うつ
・喘息発作
・狭心症が悪化
などが起こりやすいと言われています。
すべての方が天候の変化で、「耳」のセンサーが誤った認識をするわけではありません。
ただ、「耳」センサーが誤った認識をしやすい体質をもった方はいらっしゃいます。
本当に自分が天候の変化で「耳」センサーが誤った認識をしやすいかを見極めるため、以下のチェックリストを確認してみて下さい。
5つほどにチェックが入るようでしたら、天候の変化に影響を受けやすい体質を持っていると思ってください。
□天気が変わるときに体調が悪くなる
□天候が変わる前に体の変化から予測できる
□耳鳴りを起こしやすい
□めまいを起こしやすい
□肩こり、首こりがある
□事故などで首に古傷がある
□姿勢が悪い
□乗り物酔いをしやすい
□一日4時間以上、パソコンやスマホをさわる
□ストレッチをすることが少ない
□歯ぎしりをよくする
□エアコンがよく効いた環境にいる
□精神的ストレスを日常的に感じている
□更年期障害を発症している
身体は、暑かったら汗をかいたり寒かったら体をふるわせて体温を上げようとしたりなど、自動的に生命を保とうとする自律機能があります。
その体の機能を整える自律機能が乱れていると、「耳」センサーが誤った認識おこしやすくなります。
普段から体の機能を整える自律機能を整えることで、天候が悪くなっても影響を受けにくい体を作ることができます。
普段から気を付けてほしい生活習慣は、
・朝食をしっかりとる
・十分な睡眠
・朝は42℃ぐらいの熱めのお風呂に入る
・夜は38~40℃ぐらいのぬるめのお風呂にゆっくり入る
で、体のオン・オフのスイッチをしっかり入れるようにしてください。
当たり前のようですが、忙しいとついついおろそかにしがちです。
よろしければ一度生活習慣を見直して、生活リズムを整えてみて下さい。
天気の崩れを感じるセンサーは、「耳」にあることは前章で説明させていただきました。
「耳」のセンサーの中は、リンパ液で満たされています。
そのリンパ液の流れで、耳の機能が動く仕組みになっています。
耳の中のリンパ液の流れが悪くなると、当然耳の機能である聴覚や平衡感覚や天候の変化を感じる機能が悪くなります。
ですので、リンパ液の流れを良くするためには、耳周りの血の流れを良くする必要があります。
耳周りの血の流れを簡単に良くする方法は、
耳に刺激を与える
事なのです。
やり方はすごく簡単です。
下図のように、一日3回程度でいいので隙間時間を利用してやってみて下さい。
①耳を軽くつまみ上下左右に5秒ほど引っ張る
②耳を軽くつまみ引っ張りながら後ろにむかってゆっくり回す
③耳をつまむように折り曲げ5秒間キープする
④耳全体を手のひらで覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回回す
60代はまだまだ第一線で、仕事も家事も家族親類にかかわる行事ごともこなしていかないといけません。
特に女性の方はそれを担う比重が大きいと思われます。
そんなお忙しい60代女性の方が、天気で体調が左右されるのは大変かと思われます。
最近は気象変動が激しいだけに、今回紹介させていただいことで、体が天気の変化に対応できるようになっていただければ幸いです。
それでも天候の変動で、体調不良が続くようでしたら当院にお越しください。
当院は天候でお体の不調を訴える方の治療を得意としております。
体のバランスを整えて、体の自律調整機能をあげて、天候の変化に強い体づくりのお手伝いをさせていただきます。
監修 柔道整復師 鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
スポーツやっている小学生の子供さんが、眼鏡が邪魔になるということでコンタクトに変更されていることをよく見るようになりました。
私も小学校二年生から眼鏡をかけているので、たしかに眼鏡はうっとうしいものでした。20歳頃にコンタクトをした時は何と便利なものかと思いました。しかしつけたときの目の痛みがきつくて、長時間はちょっと無理でしたね。今も週に1回4時間だけスポーツするときに、使い捨てのコンタクトをつけています。
ですから子供さんがコンタクトを常時つけているのは、大丈夫かな?とついつい考えてしまいます。
実際、高校生の姪っ子がずっとコンタクトをつけっぱなしで、スマートフォンを長時間いじっていて、目の疲れから頭痛を引き起こしていました。本人曰く、
「頭痛薬飲んだら治るから」
とびっくりするようなことをいってくるので、「それは治っているのではなくてごまかしているだけ」と説明するときょとんとした顔で、
「治ったと思ってた・・・」
というショックを受けた感じの答えが返ってきました。私もそうでしたが、若いときは、なかなか目を乱暴にあつかってしまいます。
スマートフォンが流行りだしてから、コンタクトをしている若い人たちに頭痛が多いのは、治療経験上感じます。そこで今回は、コンタクトをしている若い方で、頭痛が良く出る方がおこなってほしい対処法をご紹介します。
これを知っていただくことで、頭痛で気分が悪くなり活発に動くことができなくなることを減らすことができます。
コンタクトをつけっぱなしによる頭痛を治すにはずばり、
「涙をだす」
ということです。というのは、目の神経は頭の後ろにある神経とリンクしています。眼球が痛むと神経が興奮して、リンクしている頭の後ろの神経まで興奮して頭痛が起こってしまうのです。
コンタクトつけたぐらいで目が痛むか?と思われるかもしれません。乱暴な表現をすると眼球にとってコンタクトを付けている状態というのは、
「口をふさがれて息ができない状態で殴られている」
と同じ状態なのです。眼球も細胞でできています。細胞が活発に動こうとすると栄養と酸素が必要になります。コンタクトを付けている状態の眼球の酸素状態は、
「富士山の頂上にいるぐらいの酸素量」
とされています。富士山に登られた方はわかるかもしれませんが、結構酸素がうすいですよ。コンタクトを選ぶときも、値段も重要ですが酸素の透過性が高いものをなるべく選んでください。
また、眼球にコンタクトを付けている状態をは、
「眼球に指を突っ込んだ状態で長時間いる」
という感じです。想像しただけで痛いですよね、こんなことをしていれば内出血をおこしてしまいます。とにかくコンタクトは眼球を痛めてしまいます。傷めることでなんとかケアしてくれと痛みを出して、ひどい場合は頭痛にまでつながってしまいます。
ですが、長時間コンタクトをしないようにしてくださいとは、お一人お一人の事情もありますのでいえないところです。だからこそ目のケアをしてほしいところなんです。目のケアをすれば、自然と頭痛もおさまっていきます。その方法が「涙をだす」ということなのです。
涙にはうるおいだけではなく、眼球を栄養する成分がたっぷり入っています。涙が目の中で充実することで、コンタクトで痛んだ眼球が修復されていきます。
じゃ「目薬」させばいいんじゃないの?と思われるかもしれません。目薬は一時的な薬としては良いのですが、常時目に使うには少々難があります。というのは、市販の目薬は、目の中の血管を無理やり広げる成分が入っているものも少なくなく、血管を痛めてしまい、長期的に見て常時使うにはオススメできません。また目薬の成分で目を栄養するにも、その成分だけでは全然足らず修復にはいたらないのです。
目の中に涙成分を出すためには、
「目を温める」
ことで血行を良くして涙成分をたくさん作り送り込むことで、目の修復は促進されます。その方法は、
「お湯で温めて絞ったタオルと目の上にかぶせて置いておく」
だけでいいです。最近は目を温めるグッズも増えましたのでそちらを利用されてもよいかと思います。(https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%96%B2%E3%82%8C+%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA/)
自分の身体を治すには、なるべく自分の身体からでたもので補えるほうが身体には優しいですね。
寝る前などにおこなっていただけたら、寝ている間は目を使いませんのでより修復が進みます。
女優さんのように涙を自由に出せたら目もうるおせることができるのですが、なかなか難しいですね。女優さんは感情をコントロールして涙を生産するようですが、一般人には無理ですね。他に涙を出すコツとして、あくびの動作を口を閉じて行うと涙が出るそうです。いわゆる、「あくびをかみ殺す」という感じです。私もやってみましたが、意図してやるとなかなか難しいですね、退屈な話をされているときには自然とできるのに。ということなので、涙を生産するには「目を温める」ことが手っ取り早そうですので、やってみてください。
「一日中コンタクトするのではなくて、午後とか夕方は眼鏡にしてみたら?」と提案させていただくことも多いのですが、あまりいい反応は返ってこないことが多いです。最近は眼鏡もファッションの一部としておしゃれになってきていますが、若い方には抵抗があるようですね。若い方は、まだ身体が元気ですので多少無理は効いてしまうところでしょうが、コンタクトを外すのが無理なようでしたら温める作業を行ってみてください。
頭痛は、考える力や行動する力をそいでしまいます。薬でその場限りごまかしても、いずれは効かなくなてしまいますので、今回ご紹介させていただいたことをしていただき、目をいたわって根本的に解決していただければ幸いです。
それでもコンタクトによる目の痛みから頭痛が治らないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。首や肩を含めて頭痛治療をおこない解決できるようにおてつだいさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。
【料金】
初診料 8000円
2回目以降 6000円
【アクセス】
〒675-0001
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント
【駐車場】
1台駐車可能です。
当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。