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お尻の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧
ご来院された70歳代女性の方が、
「朝から、お尻のこの辺りが痛いのよ」
「イタタタってなって、起き上がりにくくて」
「なんでこんなところ痛くなったのかな?」
と痛みのご相談いただいたので、いつもと違うことしたとか、何か思い当たるとかないですか?と質問させていただいたら、
「2日前に神戸で北海道店があったから友達と行ってきて」
「荷物持ってうろうろしてて、喫茶店も入り損ねて」
「休憩なしでおったら、気がついたら1万歩ぐらい歩いてたわ」
とお答えいただきました。
最近は、コロナもおさまりつつあることから、外出される方も多くなりました。
外出して楽しくてついつい歩きすぎて、おしりに痛みを訴えるかたも少なくありません。
そこで今回は、歩きすぎたことによって、なぜおしりに痛みがでるのか?その対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、歩きすぎたことによっておこる痛みを、解決することができます。
歩くとき、体の重心は、一歩のうちに上下に2回、左右に1回移動します。
つまり、上下左右に反動をつけ、そこで生まれた運動エネルギーを使って歩いています。
しかし、その反動がつきすぎると、体がブレてうまく歩けなかったり、転んでしまいます。
歩く時に起こる上下左右の体の反動を制御するために、いろいろな体の筋肉が使われています。
中でも、お尻の筋肉の働きは重要です。
歩行というのは、足を上げて着地して、足をあげて着地しての繰り返しです。
歩行で足を上げた時に、体が左右にブレすぎないように押し留めるのも、おしりの筋肉がやってくれます
また、一歩踏み出して自分の体重をかけながら足を着地したときの衝撃をおしりの筋肉が主力で受け止めます。
人間の体の中で、一番筋肉の量が多いのがお尻である理由が、歩行する際にこれだけ働いているのをみても、わかる気がします。
今回の患者様は、久々の外出で楽しくて歩き続けたということで、オーバーワークとなり、おしりの筋肉を痛めてしまったのです。
また、お荷物を片方の方にかけて歩いたことで、体の片方にバランスが偏り、より体のブレを助長してしまったことも、プラスαで体に疲れと歪みを上乗せしてしまったのです。
歩きすぎて痛いおしりの筋肉への対処法
体の歪みと歩行で使った筋肉のバランスを整えた後、歩くすぎたときの対処法である、おしりへのセルフケアをお伝えしました。
やり方はとても簡単です。
①お風呂にしっかり入る
歩きすぎておしりの筋肉の血流が歩くなり、冷えて固まって入り状態です。
それを解除するには、あたたかい空気よりあたたかいお湯で温めたほうが効率25倍がいいと言われています。
お尻は分厚い筋肉で覆われていますので、温まるのに時間がかかります。
ですので、シャワーではなく湯船に浸かってゆっくり温めてください。
お風呂で十分に温めた後に、もうひと刺激ストレッチで入れて、回復を促進してみてください。やり方ですが、
椅子に座って、右ひざを曲げて、両手で抱えます。抱えた右ひざを、自分の左脇に向けて斜め方向にひきつけます。
その状態で、10〜20秒キープします。
回数は一回で大丈夫です。
次に、左ひざを曲げて、両手で抱えます。抱えた左ひざを、自分の右脇に向けて斜め方向にひきつけます。
その状態で、10〜20秒キープします。回数は一回で大丈夫です。
一日2〜3回ほどやってみてください。
通常の筋肉の痛みだけでしたら、動かしてから48〜72時後には自然と自己回復能力で痛みは取れて行きます。
ただ、今回の場合は、お荷物を持って歩いていたことで、体全体に歪みがでていましたので、治療する必要がありました。
このように当院は、お買い物で歩きすぎておしりが痛くなってしまった方に対し、治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、おしりの痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
「あ、スッキリした」
「足が上がりやすい」
「体が伸びやすい」
といった感想をいただきました。
長い期間、コロナでなかなか外出ができませんでしたが、ようやく規制も気持ちも緩和して、外出しやすくなりました。
皆様には、どんどん外出して、今まで我慢した分リフレッシュしていただきたいです。
楽しみすぎて、歩きすぎておしりに痛みを感じましたら、今回ブログで紹介した対処法を参考にしていただければ幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60代女性の方が来院されて、
「コキコキ音が鳴って、痛くて動けなくて」
「手術しないといけないか不安で」
「脱臼とかしないか心配になって」
と、現在の状態と心境を話されました。
問診と検査をすると、
「弾発股(だんぱつこ)」
と呼ばれる症状で、手術の必要もないし、脱臼することもないですし、ちゃんとよくなりますよとお伝えしました。
今回は、来院されていたかたの不安についての回答と「弾発股(だんぱつこ)」について説明させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、動かすと音が鳴る股関節の痛みについての不安を解消することができます。
痛くなったきっかけをお聞きすると、1週間前に友人と1時間ほど歩いて、翌日に発症したとのことです。
痛くて起き上がるのも辛いし、台所でも長い時間たっていられない。
晩、布団の中で、手術せんとあかんのじゃないか?動いたら脱臼するんじゃないか?このまま動けなくなるんじゃないないか?と色々考えてしまうと。
歩いた翌日が痛みのピークで、そのときよりは今はマシにはなっているとのことでした。
お孫さんの面倒もあと少なくても5〜6年は見ないといけないので、動けないわけにはいけたいともおっしゃっておられました。
大分に不安がっておられたので、まずは心配事を一つ一つ説明させていただきました。
動かすと音をともなう股関節の痛みは「弾発股(だんぱつこ)」と呼ばれます。
日本股関節研究振興財団のホームページで、弾発股とは、
「股関節を動かす時に、股関節部に音がする(弾発現象)状態すべてを指す病名です。股関節の外に原因がある場合は靱帯・筋膜の炎症や肥厚であることが多く、通常は安静やストレッチなどで治療します」
と説明されています。
今回は長時間歩いたことによって、お尻の筋肉が疲れて硬くなってしまっていました。
その筋肉とつながっている靭帯が、太もものでっぱっている骨が擦れることで、音がなったり、炎症を起こして痛みがでてしまうのです。
よくお話を聞くと、友人が股関節の人工関節手術をしたことを受けての不安だったようです。
「弾発股(だんぱつこ)」は、太ももの出っ張った骨とお尻の筋肉とそれにつながる靭帯が原因なので、人工関節の手術の必要性はないです。
股関節ではなく、お尻の筋肉と靭帯への手術の可能性はないのか?というご質問もありました。
それに対しての手術の例は極めて稀で、若いアスリートに対して行なったというぐらいしか症例ないので、安心してくださいとお伝えしました。
股関節は、体の中で一番大きい関節です。
ですので、靭帯と筋肉でかなりがっちりカバーされています。
ですので、日常生活で脱臼するのは極めて稀です。
ラグビー選手同士がぶつかって、股関節を上に乗られるとか、車の助手席に乗っていて交通事故でダッシュボードで足を打ちつけたとか、相当な衝撃がないと脱臼しない関節です。
普通に生活している状態では、まず股関節が脱臼することはないので安心してくださいともお伝えしました。
「腰が痛くなって、左膝が痛くなって、今は股関節が痛くなって、こんなにあちこち痛くなるの私だけじゃないのとも思って」
ともおっしゃっておられました。
体の痛い部分を庇って庇って生活をしてきて、体が歪んで、限界に達して、長時間の歩行がきっかけに「弾発股(だんぱつこ)」が発症したようです。
治療で体を整えたあと、日常生活で気をつけてほしことをお伝えしました。
それは、「弾発股」の原因となるお尻の筋肉に過度な負担をかけないということです。
その方法はとても簡単で、
「股関節を内側にねじる動作を避ける」
ということです。それをするためのコツは、歩いているときも座っている時も立っている時も、「膝と足先をまっすぐにそろえる」意識を持つことです。
あまり気にし過ぎてもストレスになりますので、気がついたら癖を治すでオッケーです。
当院もこの動かすと音が鳴る股関節の痛みに対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、股関節の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
数回治療をおこなっていくと、
「だいぶん楽に動けるよになりました」
「痛みがマシになったらかか、外出しようという気になってきました」
「ウォーキングやプールで歩いて鍛えようと思います」
とご感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
ご来院された50歳代女性の方に、
「歩いてたら前に突進する感じにつんのめるんですけど・・・」
「テレビでウォーキングの番組やってた通りしてたんだけど・・・」
「足の裏のへんなところにマメもできて痛いし・・・」
といったご相談を受けました。
このような健康番組のやり方で歩いたら、お体の調子がおかしくなったことはないですか?
今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、を、解決することができます。
さらに詳しくお話を伺いました。
そもそも何でウォーキングを始めたんですか?とお聞きしたら、
「仕事を辞めてから、ゲームやテレビばっかり見て、自分でも体力落ちているのを感じて、これじゃあかんと思って」
とのことでした。
さらに、番組で言ってたのはどんな歩き方ですか?とお話を伺いました。すると、
「内腿を締めて」
「ひざを伸ばして」
「つま先を上げるようにして」
「大股で」
「早く歩いたりゆっくり歩いたりする」
などなど、番組で言ってた通りにかなり細かく、歩くフォームをチェックしながら歩いたそうです。
足の裏を見せていただくと、マメがあちこちにできて、カチカチになっていました。
体のバランスも、左のつま先が外に向き、肩や腰が右に下がって、首が左に倒れるといった感じで、体にかなり歪みが生じていました。
マメができたのは、フォームを意識するあまり、体のバランスが悪くなり、転ばないように踏ん張った結果なったと思われます。
今回ご相談いただいた50歳の女性の方には、まず、第一に運動不足を解消するために、ウォーキングを選択されたのはすばらしいとお伝えしました。
ウォーキングが一番全身に効く運動です。
お聞きしたウォーキング番組で言っていることも、理論にはかなっています。
ただ、番組で言っていた多数のことを同時にこなすには、かなり基礎体力がいる内容でした。
挑戦した結果、体に無理が出たようです。
これはやる方の体力次第で、やってみないとわからないことです。
チャレンジすることは、とても素晴らしいと思います。
挑戦して、合わないようでしたら、撤退するもしくは、やれることからやっていけばいいかと思います。
体に合ったウォーキングをすれば、足の裏のマメもなくなり、ツンめるような歩き方にはならなくなります。
ウォーキング自体は続けてもらいたいので、
「意識する体の場所を一つに絞りましょう」
と提案させていただきました。
理由として、たくさん気をつけるポイントを意識して歩いていると、意識と体の動きにズレができて、体を痛めてしまうためです。
提案させていただいたことは、
「足の親指だけに意識をもつ」
格闘技の足運びでも、体を安定させるために足の親指は重要視されています。
それだけできれいなウォーキングフォームに自然となっていきますとお伝えしました。
ウォーキング中は、「親指」「親指」つぶやきながら歩いてもらうだけで、いい歩き方ができます。
また、それを行うにも、歪んでしまったお体をまずは整えて、親指に力が伝わりやすい体にしていきましょうともお伝えしました。
当院は、今回のようなウォーキング番組を見て、チャレンジしたことで体を痛めた方に対しての治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、快適にウォーキングができるような体を作ることができます。
治療後は、
「まっすぐなってるのがわかる」
「すごい踏ん張りやすい」
「足が軽い」
などの感想を述べられていました。
健康番組通り実践すると、体を痛めて来院される方は結構いらっしゃいます。
大部分は、いいことをされているのですが、やる内容が上級編なことが多くて、ご自身のお体にフィットしていないことが多いです。
健康の番組や健康の本の内容をやってみようと思われた際は、ご相談ください。
患者様ご自身にあった運動を、その内容からご提案させていただきます。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
中腰で仕事をしてるとお尻がピキッと痛くなって、顔をしかめながらお尻をポンポンとこぶしでたたいたりしてしてませんか?
お尻の痛みが頻発して仕事に集中できないので、病院で診てもらうと、
「坐骨神経痛ですね~」
と湿布と痛み止めを処方してもらっても、なかなかお尻の痛みが治らない・・・。
お尻に痛みを訴える人の率は実はすごく高く、製薬会社のグラクソ・スミスクラインによる「ペインインデックスリサーチ2014」のレポートでは、
『身体に痛みを覚えた人々のうち50%の人がお尻周辺に痛みを経験しています』
と報告されています。
また、中腰は普通に立っているときに比べ「1.5倍」の負荷をお尻周辺にかけてしまいます。
そのため中腰での仕事をされている方は、お尻の痛みを訴える方が多い。
中腰での仕事を続けていると、お尻の痛みがなかなか治らないので、このままだったら将来大丈夫かな?とだんだん不安を感じてしまいます。
そこで今回は、お尻の痛いだるさを解消するための方法を紹介させていただきます。
これを知ってただくことで、お尻の痛みから解放され、家事や仕事など生活を支障なく送ることができます。
人間の筋肉の中で一番大きい筋肉は、
「大殿筋」
とよばれるお尻の筋肉です。
これは「4足歩行から「2足歩行」に人間が進化し発達したためです。
また、お尻は上半身と下半身の継ぎ目に位置します。
お尻の筋肉は、いわば上半身と下半身をつなぐネジのような役割をしています。
お尻の筋肉が硬すぎず柔らすぎず状態でいることが、ちょうどいい感じのネジの締め具合となり、上半身と下半身の連動がスムーズになり、体の動きが安定します。
以前プロゴルファーの体を診させていただいたことがあるのですが、お尻の筋肉の発達が特に素晴らしかったです。
その筋肉の質もゴムボールのように硬すぎず柔らかすぎず弾力があり、これだからあれだけの打球ができるのだなと納得した経験があります。
お尻は左右に分かれていますが痛くなる時は、片側のお尻だけ痛くなることが多くないですか?
これは体を使う際に、片方のお尻の筋肉に負荷がかかっているためです。
片方のお尻の筋肉に負荷がかかる原因はずばり、
「姿勢のゆがみ」
のためです。
姿勢のゆがみは、建物の立っている地面が斜めになっている状態のようなものです。
例えば、肩・背中が右に傾くと、腰・お尻が反対側の左に傾いて倒れないように踏ん張るようバランスをとります。
このように姿勢がゆがむと、体の中に踏ん張る箇所がでることにより、その個所に負荷がかかりすぎて痛みがでます。
前章でも述べましたが、お尻の筋肉は人間の体の中で一番大きい筋肉です。
大きいということは、それだけ負荷がかかりやすいため筋肉が発達した箇所なのです。
ですので姿勢がゆがむと、お尻が体のバランスをとるために踏ん張る率が高い。
それも多くは、お尻の左右の筋肉に同時に負荷がかからず、片側のお尻の筋肉に負荷をかけ踏ん張ることが多い。
そのためお尻の痛みの多くは、片側に発症することが多いのです。
姿勢がゆがむことで、倒れないようにするためには、特にお尻の筋肉が踏ん張らないといけない。
踏ん張ったお尻の筋肉に負担がかかり硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなると、血の流れが悪くなります。
血は流れることで、体に酸素や栄養・体温を運び、体から出たごみを回収してくれます。
それが滞ると、お尻の筋肉に負荷がかかることのダメージを回復する機能が低下して、やがて痛みが発生します。
ですので、なるべく片方のお尻に負担がかけず、血の流れを良くするためにも、姿勢を整える必要あります。
姿勢を整えると、自然とお尻のイタだるさは解消されます。
しかし、仕事が終わって疲れて家に帰って、姿勢を整えるためのストレッチや体操はなかなかしんどいですよね。
ですのでお仕事中にできる姿勢を整える方法を、次章で紹介いたします。
ひざのお皿とつま先を、
・立っているとき
・座っているとき
・歩いているとき
にまっすぐになるようにそろえてください。
そろえることで、足裏からひざ・股関節・腰への筋肉、関節の連動がスムーズになり、姿勢が自然と矯正されます。
足を肩幅にひろげて、鼻→喉仏→みぞおち→ヘソ→股間が一直線になっているイメージで、体の中心を意識して立つ
かかとを地面から上げて、体を上に持ち上げる
そのまま脱力して、かかとを地面に落とす
これを10回ほど繰り返してください。そうすることで姿勢は自然と矯正されます。
イスに座って、足を肩幅ぐらいにひろげ、手はひざの上に置く
ひざに手を置いたまま体を前に曲げる
そのままお尻を上げる
ひざにおいて手で体を支えながら、背筋を伸ばしながら立ち上がる
これを3回ほど繰り返すことで、自然と姿勢が矯正されます。
私は30歳ごろ、中腰の仕事でお尻周辺の筋肉を酷使して、きついお尻の痛みが続いて苦労しました。
姿勢を整えるようになってからは、お尻の痛みが減っていき今ではほとんどありがたいことに発症することはなくないりました。
自分の姿勢がどうなっているのかは、自覚がなかなか難しいので、今回紹介させていただいたことを仕事中にしていただくことで、自動的に姿勢がリセットすることができます。
そうすることを繰り返すことで、お尻の痛みが軽減しお仕事に集中することができます。
お仕事をしているとお尻の痛みが発症して困る方々に、今回紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
監修 柔道整復師・鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
座りっぱなしのお仕事は、どうしても同じ姿勢を保つために、偏った負担が体にかかり、体のあちこちにしんどさを感じだします。
そんな色々なしんどさのなかに、“足がだるい”と感じることはないですか?
長い時間座りっぱなしで仕事をしていて、ちょっと立ち上がってからの歩き始めや、階段を上るときになんとなく足が重いときがありますよね。
足が重だるくなってくると合わせてそのほかに、足がむくんだり何もないのにつまずいたりと、気が付かないうちに少しずつ体に異変が出始めているはずです。
私も経験がありますが、仕事中の気が張っているときにはまだ動けますが、仕事が終わって帰り道なんかは、足が重くて引きずるように帰る時がありました。
仕事柄、帰宅中に皆さんの歩き方を見ていると、特に女性の方が重そうに歩かれているのが気にかかります。妙に足音をさせて歩かれたり、ガニ股になって歩かれたりしているのを見るにつけお体が疲れているのだな~と感じてしまいます。
そこで今回はそんな足が重い時にやっていただきたいストレッチをご紹介させていただきます。
このストレッチをしていただくことで、足の重だるさを軽減してスムーズに歩行する助けになります。
座りっぱなしで仕事をしていると足が重だるくなる原因は、
“股関節周りの筋肉の柔軟性が低下しているため”
なんです。
体は動かしている時だけ筋肉を使っているだけでなく、同じ姿勢をキープするためにも使っています。座るという姿勢は、胴体や骨盤が前や後ろに倒れないように、人間の筋肉の中でもかなり大きい股関節周りの筋肉が使われています。長時間座ることで、股関節周りの大きな筋肉は疲れてしまって、歩いたり立つときに股関節周りの筋肉をつかおうにもだるさがでてしまいます。
股関節周りの筋肉は大きくて強力なだけに、その柔軟性を失うとクッションを失うわけなので、腰痛や肩こりを2次的に引き起こしてしまいます。
ですから、自宅に帰ってお風呂から出た後、3~5分ほど時間をとっていただいて、今回紹介させていただくストレッチをやってみてください。
足のだるさ解消とともに、血流がよくなることで足のむくみにも効果的です。ストレッチ方法としては、
①お尻のストレッチ
仰向けに寝て、両膝を曲げて立て、右の曲げて立てたひざの上の太ももに左足を浅く乗せる
下半身を左に倒し、ひざの上の太ももにのせた左足で右ひざを床に10秒間押し付ける。2回繰り返したら、足を変えて右側のひねりをやってください。
②太ももの前側ストレッチ
床に四つん這いになって、左足を前に大きく踏み出し、左手を右側前方につけ、右手で右足首をもち、右のお尻につける
体重を前にかけて、太ももの前を10秒間伸ばす。それを2回繰り返したら、足を変えて左太ももを伸ばしてください。
③太もも後側ストレッチ
床に座った状態で、右足を伸ばし外へ開く。右の足先は外へ向ける。左足はひざを曲げ、左足の裏が右ふともも内側にむける。
体を10秒間前に倒して右太もも裏を伸ばす。それを2回繰り返したら、足を変えて左太もも裏を伸ばしてください。
④股関節の奥のストレッチ
床で外側に出すように左の片ひざ立ちに、右ひざは曲げて床につける。
両手を左太ももの上に置いて、体重を左前に移動して沈み込みながら、右の股関節を10秒間のばす。2回繰り返した後、足を交代して左の股関節を伸ばしてください。
股関節は人間の体の中で一番大きい関節です。その関節を動かしたり固定したりする筋肉も強力です。長時間座る仕事には欠かせない筋肉だけに、メンテナンスも必要になってきます。今回ご紹介させていただいたストレッチをすることで、お仕事の助けになれば幸いです。
それでも足の重だるさが残るようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。全身のバランスを整えて足のだるさやむくむが改善できるようにお手伝いさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。
ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。
ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。
治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。
当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。
【診療時間】
月・水・木・金・土 11:00~21:00
日曜日 13:00~19:00
休診日 火曜日
講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.
ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。
【料金】
初診料 8000円
2回目以降 6000円
【アクセス】
〒675-0001
兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A
JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分
フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント
【駐車場】
1台駐車可能です。
当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。