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腕の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧
40歳代の男性の方が、肩の前面の痛みから腕が上げにくいためご来院されました。
肩が痛んだきっかけをお聞きすると、倉庫で荷物を何度も持ち上げてのせていく仕事をしているうちに痛みがでたと。
棚に荷物を上げている途中で、肩に痛みがではじめていたものの、途中で辞めるわけもいかず無理に続けてしまった。
だんだん痛みがひどくなって、肩に湿布を貼ったりテーピングをしたりしたけれども、回復の兆しがみえない。
仕事も忙しくなるし、このままひどくなっていくのも怖くて、治療を受けに来たとのことでした。
お話をおうかがいしているときに、
「なんでこんなところ(肩の前上方面)が痛くなるんですか?」
というご質問もいただきました。今回の患者様のように肩の前上方面に痛みがでる方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、肩の前面が痛くなる理由とその対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、肩の前面の痛みに邪魔されることはなく腕をうかう仕事をスムーズにできます。
股関節は、太ももの骨と骨盤とで関節が構成されています。
その股関節は、上半身の重みを支えるために、太ももの骨と骨盤が上半身の重みでぬけないように、関節がしっかりはまり込むようにできています。
一方、肩の関節は、肩甲骨と腕の骨とで構成されています。
股関節と違って、肩関節は、日常生活で、自由な角度で動かして作業ができるように、肩甲骨と腕の骨の関節の連結は緩やかです。
肩の関節の連結が緩やかなため、肩の筋肉や靭帯がかわりに支えます。
肩甲骨と腕の骨の間は、みっちり隙間がなく筋肉で埋まっています。
そうした肩の周辺の一部でも筋肉が硬くなると、肩の関節の位置がゆがみ、他の肩関節を支えている筋肉を圧迫して、痛みを発症させます。
今回、ご相談を受けた方の症状も、肩に痛みが出るループで起こっています。
今回の場合は、肩の関節を構成している腕の骨の丸くふくらんだ部分が、腕の前方を通る筋肉を圧迫することから起こっています。
今回の場合に起こった肩の痛みが発症する過程は次の通りです。
肩より上に荷物を上げる動作では、腕を外側にねじりながら上げたますが、その際に、腕の骨の丸くふくらんでいる部分が、後ろに転がりながら、前に滑ります。
その際に、まるくふくらんでいる部分が前に滑ることで、腕の骨の前を通る力こぶをつくる筋肉とぶつかり、こすれます。
肩の周りに筋肉が柔らかい場合は、多少、ぶつかり、こすれても問題なく動かせます。
しかし、仕事や家事で腕を使いすぎて疲労が重なると、肩も周りの筋肉が硬くなり、腕の骨の丸くふくらんでいる部と腕の骨の前を通る力こぶをつくる筋肉の圧迫と摩擦が強まり、炎症を起こし痛みが発生します。
これは、整形外科学的には
「上腕二頭筋腱炎(じょうわんにとうきんけんえん)」
といわれて、腕の上げ下ろし動作に支障がでることを特徴とした症状です。
肩の関節が正常に動かすためには、腕の骨の丸くふくらんでいる部分が、後ろに転がりながら、前に滑ることで、腕の前を通る筋肉を圧迫しないように、肩の周辺の筋肉を柔らかくする必要があります。
その方法を以下で紹介させていただきます。
親指を脇の後方内側に入れて、他の4指は肩甲骨の後面に当てて、脇の後面をつまみます。
脇の後面をつまんだ手で脇の筋肉を軽く引っ張りながら、20秒ほどゆすってください。
胸と腕と鎖骨の境目に指を当てます。
当てた手で胸の筋肉を少し圧迫しながら、20秒左右に揺らします。
手のひらを下にして、肘を伸ばして、腕を後ろに伸ばします。
手を肩の前面に当ててます。肩に当てた手で、肩から肘の間の腕の筋肉を上下に20秒さすってください。
この3つの方法での注意点は、手でさすったりおさえてたりする際に、キツくおこなうと、筋肉がかえって緊張して硬くなるので、気持ちがいい程度の強さでおこなってください。
日常生活では、肩より上に腕を上げる動作は少ないこともあり、気づかないうちにこのような症状を発症している場合もあります。
この症状を放置していくと、痛みから肩を動かす動作が減り、そのことで次第に肩の周囲の全般が硬くなります。
そうすると、腕の上げ下ろしだけではなく、他の方向への動作が低下して、服を着たり、頭を洗ったりするなどの日常動作に支障をきたします。
ですので、早めの対処が必要です。
今回、紹介させていただいた肩の前上方への痛みに対する対策が、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも、肩の前上方への痛みが取れない場合は、お近くの治療院に、肩の痛みがでるシュチュエーションやそれによるお困りごとをご相談してください。
そして、肩だけではなくて体全体を整える治療を受けることをおすすめします。
また、当院でも、肩の痛みに対しての治療もおこなっております。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に腕の痛みの対策もブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳代女性の方が来院されて、
「娘に歩く姿勢が悪いって言われて」
「それで歩く時に使う杖を2本くれたんです」
「ちょっと使い方がわからなくて…」
というご相談を受けました。
2本の杖で歩く方法は、日本では、
「ポールウィーキング」
と呼ばれています。
発祥は、北欧のスキートレーニング「ノルディックウォーキング」として始まりました。
それを日本でより手軽に健康のためにできるように改良されましたのが「ポールウォーキング」です。
2本の足で歩いていたのを、急に4本足(足2本+杖2本)ので歩くのは最初は難しいものです。
しかし、ポールウォーキングはメリットが多い歩行法なので、ご高齢者の方は特にお勧めです。
そこで今回は、「ポールウォーキング」のポイントやコツについて紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ポールウォーキングをより快適に行うことができます。
健康のため、ウォーキングは特にお勧めする運動です。
基本的に安全な運動ですが、唯一のリスクは、
「転倒」
です。
転倒することで、骨折までいかないまでも、その衝撃で全身に歪みが発生して体に支障がでて、元に戻すために時間を要します。
それを防ぐ方法として、杖(ポール)を使うことは有効です。
2本の杖を使うことで体を支える面積が増え安定し、転倒を予防することができます。
また、杖を左右2本つくことで、ウォーキング中、上半身もトレーニンングすることができます。
さらに、杖に支えられることで、背筋が伸びやすく姿勢が良くなり、体のバランスが自然と矯正されていきます。
ポールウォーキングのポイントは、
「準備」
「フォーム」
「意識」
の3つです。
ポールウォーキングで必要なものは、
「杖(ポール)」
です。
できれば専門のポールをお使いいただくことをお勧めします。
というのも、山岳用の杖とは違い、ポールウオーキング専用の杖は、街中で歩くことを想定した作りとなっています。
それによって歩き方も違ってきます。ポールウォーキングの杖を作っているメーカーとしては、
「SINANO」
「 LEKI 」
「SWIX」
「KOMPERDELL」
「EXEL」
「LAPIN」
「NAITO」
「KIZAKI」
「MIZUNO」
「HATACHI」
などがあります。
また、杖の長さも調整できる伸縮性のものが良いです。
ポールウォーキングに適した杖の長さは、まっすぐ立って、肘を直角に曲げた時に、手から地面までの長さですに合わせるのがベストです。
ホームセンターで木の棒を買って代用する場合は、
身長✖️0.63〜0.65
を目安に作ってみてください。
理想のフォームは、
顎を引く
グリップは軽く握り、肩の力を抜く
背筋をすっと伸ばす
腕は自然にふる
足をしっかり伸ばす
を気をつけて歩いてみてください。
ポールウォーキングをする際に意識するポイントは、
目線を、目の高さで15メートル以上前を見るように意識する
普段より「半歩」広い歩幅を意識する
前に出した足と逆側の手で持ったポールを踵のあたりに置く
以上のことを参考にしてポールウォーキングを楽しんでください。
最初は、15分ほどでいいので、平坦な道で、ご自身のペースで行ってみてください。
ポールウォーキングは、普段使わない筋肉や関節を使うこととなります。
そのために、疲れたとか動かしにくい箇所があるとか、お体で気になることがございましたら、当院がお身体のメンテナンスをお受けします。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、ポールウォーキングを行っても、良い状態が維持できる体を作ることができます。
まとめ
今回ご来院いただいた患者様は、ポールウォーキングをすることで、
「いつもより歩きやすくなって、体が楽に動けるんです」
という感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、今回のような普段の生活で起こる患者様の疑問やお悩みをしっかりとお受けしします。そして治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
50歳代の男性の方がご来院されて、
「飲み会で、酔っ払った勢いで腕相撲やったんですよ」
「そしたら次の日に肩の後ろが痛なって」
「仕事でもの持ち上げるのも、頭洗うのもやりにくいんです」
というお悩みをお聞きしました。
お酒が入ると、ついつい羽目を外して、怪我をしてしまうこともありますよね。
今回は、腕相撲で肩を痛めた理由や対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、腕相撲によって生じた肩の痛みを解決することができます。
腕相撲は、アームレスリングとも呼ばれ、「卓上の格闘技」とも言われる激しいスポーツです。
怪我を予防しながら行うためには、筋肉のトレーニング、テクニックの習得、ルールの存在が必要となる競技です。
腕相撲は筋肉のトレーニングが必要と書かせていただきましたが、最も重要な筋肉は、前腕の筋肉、次いで上腕の筋肉だと言われています。
その前腕筋、上腕筋を効率よく力を発揮させるには、土台となる肩甲骨の安定が重要となります。
しかし、その肩甲骨は肋骨の上に乗っているだけの不安定な体の位置どりをしています。
ですので、首や胸、背中や腰などから伸びた筋肉が肩甲骨につながって、お互いに引っ張りあったり、支え合って安定させます。
酔っ払って力の制御ができない状態で腕相撲をしたことで、肩甲骨を支える筋肉に負荷をかけすぎて負傷して痛みが発生したと思われます。
また腕を90度以上あげるには、肩甲骨のスムーズな動きが必要となるため、腕相撲で痛めたことで、腕が上がりにくい状態を引き起こしてしまっています。
肩甲骨は多方向の筋肉が支えていますので、痛めたり硬くなっている箇所を見極めて治療する必要があります。
また、肩甲骨周りの筋肉を痛めたことで、肩の動きが不自然な軌道をとるようになることが多いので、正常な動きを再教育するためのリハビリも必要となります。
もっと言えば、腕相撲をする際に、普段は行わない踏ん張る体の使い方をしたことで、体が歪み出ることで、血流が悪くなり回復を妨げとなるので、整える必要があります。
ですので、早めにお近くの専門の治療院に診ていただくことをお勧めします。
そのようにしていただいた上で、限定的ですが肩甲骨の位置を矯正するためのストレッチをご紹介させていただきます。
やり方は簡単です。
ストレッチ①
まず座って壁に手と付けます。
そして壁についた手と反対側の方向へ胸を開くように体を捻ってください。
壁についた手の位置を、変えながらやてみてください。
ストレッチ②
片方の手で肘を下から持ちます。
肘を持った手を、自分の顎のあたりまで持ち上げて、背中が伸びるように持ち上げます。
ストレッチ①、②共に、一回につき10秒ほどを3回、一日2〜3回ほどお時間が空いた時にやってみてください。
当院もこの腕相撲で痛めた肩に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、肩の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
飲んで楽しくてテンションが上がると、ちょっと無茶をして怪我することがあります。
そういう場合は、仕方がないので、早くお身体を治して次の飲み会に備えていただければと思います。
当院は、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
70歳代女性の方がご来院され、
「先週、勤めてくれてた人が子供連れて来てくれて」
「せっかくやから、お昼ご飯作ってご馳走したのよ」
「そうしたら腕が痛くなってきて…」
とご相談いただきました。
1年かけてやっと五十肩が治ったが、ちょっと無理すると、肩と腕の付け根あたりの前面に痛みがでてしまうそうです。
これは五十肩の後遺症でよくみられる症状です。
そこで今回は、そうなる理由、リハビリ法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、五十肩の後遺症による腕や肩の痛みを解決することができます。
「五十肩ってまたなるっていうから怖いのよ」
「ちょっと無理するとこれやから…」
と、ご自身の思いなどお話しいただきました。
この痛みに対して、何か対処されましたか?という質問に、
「とりあえず痛いところにピップエレキバン貼ったんやけど」
とお答えいただきました。
肩と腕の付け根あたりの前面に痛みがでているので、そこにピップエレキバン貼ったのも当然だと思います。
しかし、そもそもこの痛みは、痛みがでている部分の反対側、
肩の後ろの筋肉や靭帯の拘縮(こうしゅく)
によって引き起こされます。
肩の後ろの筋肉や靭帯が、五十肩で動かせず硬くなり、結果動かす際に制限がでます。
肩の後ろが硬く制限がでている状態で動かすと、肩の関節が前面に押し出されて摩擦や負担がかかり、今回のような痛みがでてしまうのです。
つまり、五十肩は、肩の関節に歪みを後遺症として引き起こしてしまったのです。
肩の筋肉と関節の歪みを整える治療を行った後に、ご自宅でできるリハビリ方法もお伝えしました。
そのやり方は簡単です。
①痛めた方の肩を下にして、肩を90度、肘を90度の状態にします。
②反対の手で手首をつかみ、ベットの方に近づけるように、曲げれるところまでゆっくり誘導し、10秒ほどキープします。
注意点は、急激にキツくガシガシと動かすとかって痛めますので、ゆっく動かしてください。
それを2、3回繰り返すのを一日3回ほど行ってみてください。
今回紹介させていただいたリハビリ方でも、肩や腕に痛みがでやすいようでしたら当院にお任せください。
当院は、五十肩の後遺症で筋肉が拘縮して、ちょっと使うと肩や腕に痛みがでやすい方への治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。当院で治療を受けていただき、体を整えることで、五十肩の後遺症からくる腕の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後に、
「やってもらうと、腕がスムーズに動くんよね、肩が軽い〜」
という感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
肩や腰など体の一部を痛めたことをきっかけに、首や足など体の他の部分が続いてあちこち痛くなり、
“自分の体はどうなってるの?”
“なんでこんなにたて続けて調子が悪くなるの?”
“このまましてたら動けなくなってしまうじゃないの?”
と不安や焦りから、気持ちまで落ち込んでしまうことはないですか?
今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体のあちこちの痛みが連鎖する不安を、解決することができます。
立て続けに痛みがでたことから、ご来院された患者様の実例を紹介させていただきます。
「右肩が痛くなって、1ヶ月ぐらいでだいぶ治ってきて、でもなんかまた左肩がジワッと痛くなってきてて、調子が悪くて…」
とご自身の状況を話はじめられ、さらに詳しくそうなった過程をお聞きしていきました。
右肩を痛めたきっかけは、ヨガ教室で頑張り過ぎたことから。
右肩が痛くなったことで、寝返りがうてない、服の脱ぎ着もスッとできない、頭を洗うのもうまくできないなど、大変だったと。
病院でレントゲンを撮ってもらったが異常がみられず、痛み止めを飲んだり、湿布を貼ったりして過ごしていると、1ヶ月くらい経った頃にはなんとかマシに。
しかし今度は、左肩も痛くなり、
「せっかく良くなってきたのになんで?」
「また前みたいに痛くなるの?」
「なんで急にあちこち痛くなってくるの?」
と、痛みがずっと続いている不安から、来院されたとのことでした。
今回の場合は、右肩を痛めたことで、今までのように効率よく右肩を動かせなりました。
それを、背中や腰・左肩などでカバーすることにより、体としてはアンバランスな動きになってしまっていたのです。
それが原因となって、「体が歪んだ」のです。
このように、「体の歪み」がでると、体はスムーズに動かせず、無理をすると痛めてしまうことに。
それだけではなく、歪みで動きにくくなった部分を別の部分が庇い、次々と歪みが広がっていくのです。
ですから、「体が歪んだ」の原因になった部分をしっかり見極めて、適切な箇所に適切な施術を施す必要があります。
そのために、専門的な治療院で、「体の歪み」の根本はどこにあるのかを診てもらうことをお勧めします。
当院もこの「体の歪み」に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただくことで、痛みを緩和し、「体の歪み」を整え、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご来院いただいた患者様からは、
「丁寧に話を聞いてもらって、とてもよかった」
「楽になったから、家でちょっと動き過ぎてしまうぐらいだった」
「ヨガとか書き物とかやりたいことたくさんあるから、やっても大丈夫と言ってもらえたのが嬉しい」
というお喜びの言葉をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広