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「冬の寒さで冷える身体を改善するためツボ3選」

2018.12.21 | Category: 予防

子供の頃「北斗の拳」という漫画に夢中で、経絡秘孔とよばれる「ツボ」を刺激してあんなことができるなんてすごいなと「ツボ」に夢中になったものです。

 

数十年後に鍼灸の専門学校に行ったときに、約360もあるツボの名前と場所、効用を覚えるのにある意味七転八倒することになるとは夢にも思いませんでした。ケンシロウのように殴りながらツボは押せませんね(笑)。

 

「ツボ」には、その箇所によっていろいろな効果があります。大変不思議なのですが、長い歴史をかけて検証されて続いてきたものなので効果も高いです。その効果を利用して、今回は冬の寒さで冷える身体を改善するためツボを紹介させていただきます。

 

この「ツボ」を知っていただくことで、冬の寒さで冷えて身体の調子を崩すのを防ぐことができます。

 


ツボの説明に入る前に少し「気」に付いて説明します。

 

中国の古代医学では「気」というものが重要視されています。

 

生命活動には欠かせない目に見えない「気」というものは不思議なものですね。「元気」「気力」など言葉として使われているものですので、人間が活動する上においては非常に大事なエネルギーと言えます。

 

「気」というものは、色々な性質もありますし作用があります。「気」の作用の一つに「温煦作用」があります。あまり聞きなれない言葉ですが、要は全身の各組織を「気」が温めてくれる作用のことです。人体が体温を保つことができるのは、「気」の温煦作用が作動しているからだとされています。ですから「気」がとどこおるとたちまち身体が冷えていきます。

 

では「ツボ」といわれるものは何でしょうね?よく身体を触らせていただくときに、ツボに手があたると「そこ急所やわ~」ということを言われます。うまいこと言われるなと思ってしまいますが、「ツボ」は気の流れが詰まりやすかたり外からの刺激が入りやす部分なのです。「ツボ」で「気」が詰まってしまうと、その先に「気」が流れずどんどん冷えてしまうのです。

 

ですから、鍼やお灸で「気」が詰まった「ツボ」を刺激することで、全身のエネルギーが循環するように治療して、その過程で身体の冷えも改善されていくのです。

 

家庭で鍼やお灸といった特殊な道具や手段を使わずに「ツボ」を刺激する方法としては、

 

・指で押さえる

・ドライヤーで温める

・歯ブラシやスプーンを使って刺激する

 

といった方法があります。この方法は子供の夜泣きやストレスに対して家庭でできる「ツボ」をつかった治療法ですが、成人の方にも有効です。

 

では、この方法を使って冬の寒さで冷える身体を改善できる「ツボ」を紹介させていただきます。この「ツボ」を刺激していただけることで、「気」の流れが良くなり冷えが改善へ向かうことができます。

 

①百会(ひゃくえ)

ここは全身の気が集まる大変重要なツボです。取り方としては、左右の耳の先端を結んだ線と顔の真ん中を通る線が十字に交わったところとなります。

 

 

②湧泉(ゆうせん)

「気」が泉ののように湧いてくるとされるツボです。取り方としては、足の裏の上1/3のくぼみの部分を取ります。

 

 

③三陰交(さんいんこう)

冷えのほかにむくみやのぼせにも有効なツボです。取り方としては、内くるぶしから指三本分上のふくらはぎの骨ぎわにとります。骨際がわかりにくいようでしたら、ふくらはぎ内側の丁度真ん中あたりをさわると、骨と筋肉が縦に綺麗に分かれていますので触ってみて下さい。

 

 

 


東洋医学では「寒」「湿」は身体の「気」の流れを停滞させるとされています。要するに、冷えと湿気は身体にとっては良くないとされています。冬は乾燥していますので、湿気の方は問題ありませんが、冷えは大敵となります。

 

指や道具を使うのが面倒なようでしたら、②③のツボにホットカイロを貼るという手もあります。冬の寒さで冷える身体を改善するために、今回紹介させていただいたツボがお役に立てれば幸いです。

 

それで冬の寒さで冷える身体を改善がでいないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。鍼灸により刺激で気の流れを良くし冷えた身体を改善するためのお手伝いをさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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