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便秘 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

「食物繊維ってどう体にいいの?」

2019.02.25 | Category: 便秘,栄養・食事・飲み物

先日、泊りがけで勉強会に行ってきました。朝から晩までの勉強会であったのと、ホテル帰ってからも課題をこなすために食事にかける時間がなくて、朝昼晩と食事がコンビニかファーストフードばかり食べていました。

 

そうすると、自宅へ帰ってきたときにはハードな勉強会の割には体重も増加していましたし、普段は便秘などしない私なのですが腸の動きが悪くなって、おまけに皮膚にかゆみがでるといった感じで体調を崩してしまいました。

 

帰宅してから、味の濃いものがしんどくなって特に野菜を積極的にとっていると腸の動きがよくなり体調が整いました。ですから、体調が今回の体調を崩した原因は、完全に食事が悪かったのだろうと思い当たります。普段はありがたいことに家のほうでバランスよい食事を出してもらえているので、気づきにくいことなのですが、今回改めてありがたみがわかりました。

 

今回経験したことで、特に野菜のありがたみがわかりましたが、これはよく聞く「食物繊維をとった方がいい」というフレーズと合致します。では、食物繊維は体にとっていったいどんなよいことがあるのでしょうか?ある程度は思い浮かびますが、はっきりはわからないですよね。

 

そこで今回は食物繊維をとることでどんないい影響が体にあるのかをご紹介させていただきます。

 

これを知っていただくことで、食物繊維を積極的にとる必要性を感じていただけます。

 


成人の一日当たりの食物繊維の摂取目標量は。

 

成人男性20グラム以上

成人女性18グラム以上

 

と言われてもピンとこないかもしれませんので食材別で食物繊維量を見てみると、

 

納豆1パックあたりの食物繊維量は3.3グラム

白米200グラムあたりの食物繊維量は0.6グラム

サツマイモ1/3あたりの食物繊維量は1.6グラム

干しシイタケ3枚あたりの食物繊維量は2.1グラム

キウイ1個あたりの食物繊維量は2.5グラム

 

といった感じで、結構食物繊維の目標量をとろうとすると努力が必要かもしれません。実際統計でも、日本人の平均食物繊維摂取量は14~15グラムとされていますので、毎日4~5グラム程度増やす努力が必要となります。

 

 

また、食物繊維には、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があります。

 

「不溶性食物繊維」

水に溶けずに、水を吸収すると数倍から数十倍に膨れ上がる食物繊維。根菜や穀物、豆類に多く含まれます。

 

「水溶性食物繊維」

水に溶けて粘々になります。吸着性が高いのが特徴です。ゴボウ・大麦・果物・階層に多く含まれています。

 

「不溶性食物繊維」「水溶性食物繊維」はどちらか一方をとればいいという訳ではなく、色々な食材をとることでバランスよくどちらもとっていただく方がよいです。

 


食物繊維をとることの利点としては5つ。

①ダイエット効果がある

不溶性食物繊維は胃の中で水分を含むことで膨らみます。その膨らんだ状態が長く続くことで胃に満腹感が生じ、食べ過ぎを抑えダイエットにつながります。よく食事をする際には野菜からとった方がいいというのは、このことからきています。

 

②便秘を改善

不溶性食物繊維は、胃から腸に移動しても引き続き水分を吸収することで膨らみ、腸の壁に刺激を与えることで排便が促されます。

 

③血糖値を抑える

水溶性食物繊維は胃の中でゲル状になって、食事で一緒にとった糖質を吸着して、胃から腸へゆっくりと移動するため、糖質の吸収がゆっくりとなります。そのことで、食後の血糖が急激に高くなることを防ぎます。

 

④コレストロールの吸収を抑える

水溶性食物繊維はコレストロールを吸着し、胃から腸へゆっくりと移動するため、コレストロールの吸収がゆっくりとなります。そのことで、血中コレストロールを減らし、動脈硬化を予防する。

 

⑤腸内環境を整える

不溶性食物繊維は排便を促し腸内の有害な菌を減らし、水溶性食物繊維は腸内細菌により発酵し、乳酸菌などの善玉菌を増やし腸の中の環境を整えます。腸は第二の脳といわれるぐらい体に影響を及ぼします。腸内の活動が活発になると、自律神経機能や免疫機能の活動が上がります。

 

 

食物繊維は吸収されずに、体外に排出されるものです。ですから毎日摂取する必要があります。ダイエットなどで食事を極端に減らすことは食物繊維の摂取を減らし、かえってダイエットの邪魔となります。食物繊維目標量をとろうとすると、1日3食をしっかりとる必要がありますので、ぜひしっかり食事をとってください。

 

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。

 

ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。

 

ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。

 

治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。

 

当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。

 

【診療時間】

月・水・木・金・土 11:00~21:00

日曜日 13:00~19:00

休診日 火曜日

 

講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.

ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。

 

【料金】

初診料 8000円

2回目以降 6000円

 

【アクセス】

〒675-0001

兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A

JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分

フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント

 

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「新年から便秘でお悩みの40歳代女性にやってほしいこと」

2019.01.19 | Category: 便秘

正月明けから背中から腰に掛けて治療していて気づくことは、特に女性の胃腸へのダメージがきついということです。

 

胃腸の調子を聞いてみると、胃が荒れているとか便秘などの不調がやはり続いているそうです。年末年始の暴飲暴食によって調子を落としたものが、なかなか回復しないそうです。

 

確かに私も正月は、おなかがすく間もないぐらいひたすら食べていたなと思います。年が明けて普段通りの体をするために、結構な節制をしました。

 

他の方に聞いてみると、3日で3㎏以上体重が増量したとか、怖くて体重計に乗れないとか、わかってはいるけれどもやってしまったとのことです。

 

そんな生活を数日続けただけなんですが、腸も消化・排泄することにつかれたんでしょうね。動きがすごく悪くなって、背中や腰の張りがすごいことになっています。鍼治療をしてみると、鍼のさすのが難しいぐらい抵抗感がある張りになっている方がいらっしゃいます。

 

人間の体は内臓が悪いと、その内臓がある部分の背面に反応がでるようになっています。大腸では大まか腰に当たりますね。ですから、正月明けから特に、正月によく台所もしてよく食事もされた女性の方の腰痛が続出しています。この原因は、台所仕事をしすぎたということもありますが、大腸の動きが悪く便秘になっているためでもあります。

 

そこで今回は、新年から便秘でお悩みの40歳代女性にやってほしいことをご紹介させていただきます。

 

このことをしていただくことで、大腸の動きをよくし体調を回復させていくことにつなげていきます。

 


 

やっていただきたいことは、

 

“腸をもむ”

 

ことをやっていただきたい。

 

といっても直接に大腸はもめません。実は腸は皮膚の上から刺激することで、機能を高めることができます。先ほども内臓が悪いとその内臓のある部分の皮膚の表面に反応がでると書かせていただきました。反対に内臓のある部分の皮膚に刺激を加えることでも、内臓に刺激を与えることができます。

 

実際治療中に、腰やおなかに刺激を加えると、トイレに行きたくなる方もいらっしゃいます。

 

人間の大腸は直径5~8センチ、全長が約1.6メートルあります。経路としては、時計回りに5回ほどカーブを曲がり肛門へつながっていきます。5つのカーブのうち、4つのカーブは皮膚の上から刺激をしやすいので、そこを狙っていきます。

 

 

 

“腸もみ”をする前にまず先に下ごしらえとして、

 

「鼻から4秒息を吸い、口から8秒かけて長く細く息を吐く」

 

腸は体の神経が勝手に動かしてくれるものなのですが、意識的にこの神経をコントロールできる唯一の方法が深呼吸なのです。深呼吸をしてください。この深呼吸をすることで、腸が動くスイッチが体に切り替わりやすくなります。

 

深呼吸をした後に、

①左手で左の肋骨のした、右手で骨盤の出っ張りの前あたりをギュっとつかんでゆっくりもんでください。

 

 

 

②右手で右の肋骨のした、左手で骨盤の出っ張りの前あたりをギュっとつかんでゆっくりもんでください。

 

 

 

写真で示したように、大腸の四隅をイメージしながら、3分ほどおこなってください。

 


便秘で本当にしんどい時はお薬を使って排泄するのもありです。しかしそればかり頼ってしまうと、大腸の反応が鈍ってますます便秘につながってしまいます。腸もみをすることで、大腸に刺激を与え動くように促してみてください。

 

便がたまることで、体にとって有害なガスや菌を繁殖させ、体調を崩す原因となります。なるべく自然に排泄できるように努力をしていきましょう。

 

 

それでも新年から便秘がなかなか解決しないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体を整えることで大腸の動きを改善できるようにお手伝いさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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