- Blog記事一覧 -「飲酒で気を付けてほしいこと」
年末年始はどうしてもお酒を飲む機会が増えますよね。
私はアルコールが全くダメで、お酒を飲む練習もしましたが、その甲斐なく下戸が確定されました。どうしてもお付き合いで飲まないといけない場合もあるので、無理して飲むと数日は調子が悪いですね。日本酒や梅酒など飲み口がおいしいお酒もあるのですが、後が怖いのでなめる程度でやめています。ですから、お酒が飲める人がうらやましい。
お酒は宴会を盛り上げるには欠かせないものです。しかしお酒の飲む量が過ぎると、身体にとっては確実に“毒”になります。お仕事を頑張れるのも、「夜の晩酌の楽しみがあってこそ」といわれる方も少なくありません。確かに、ストレス発散として飲酒は一つの手段としていい面もあります。
問題はその飲酒の仕方にあります。そこで今回は飲酒の目安や気を付けてほしいことを紹介させていただきます。
このことを知っていただくことで、身体に無理ないようにお酒を飲むことができます。
①飲酒の基準を知る
まずは1日に飲めるお酒の“適量”をしってください。よく「お酒って一日どれぐらいまで飲んでもいいのですか?」という質問を受けます。一日のお酒の適量としては、
・ビールなら一日、500ml(ロング缶・中瓶を1本程度)
・日本酒なら一日、1合(180ml)
・焼酎35度なら一日、2/5合(70ml)
位を目安に飲んでください。よく飲まれる人にとっては少ないとは思いますが、毒であるアルコールを“解毒”する肝臓が疲れないようにするにはこの程度となります。
②飲酒のデメリットを知る
お酒を飲み過ぎて寝ると睡眠も浅くなりますし、身体の回復に使う肝臓をお酒の処理に追われてしまい、身体の疲労の回復に支障がでてしまいます。
また、アルコールは高カロリーの割には栄養素が乏しく、脂肪だけが増すというなんとも代償が大きいものです。お酒を飲むと血行循環もよくなり、食欲も増すので食べ過ぎることも心配の一つです。
③飲酒のリカバー法を知る
お酒を飲む時には、水も一緒に飲んでください。目的は身体に入れたアルコールを薄めることと、お酒による利尿で脱水症状を引き起こすことを防ぐためです。
またよく言われることですが、アルコールを“解毒”してくれる肝臓を休ませる必要があります。できれば週2回ほどアルコールを飲まない日“休肝日”を作ってあげてください。
アルコールばかり飲んでいて、低栄養が指摘される方もいらっしゃいます。
飲酒によって酷使した肝臓の回復には、肉・魚・大豆・卵などのたんぱく質が含まれた食事をとることが必要です。朝昼晩きちんとたんぱく質を多く含んだ食事をとってください。
④お酒の飲み過ぎに効くツボ
お酒で身体が辛くなった時に押していただきたいツボとして、「内関(ないかん)」というツボがあります。ツボの取り方としては、
手のひら側の手首のシワを基準にします。
手首のシワから肘に向かって指三本分をあてます。
手首のシワから指三本分上、手首の横幅の丁度真ん中が「内関」のツボになります。
お酒を飲み過ぎてしんどいな~と思われましたら、押してみて下さい。
お酒で私の失敗談は、社会人として新人の頃、頑張って飲み過ぎて吐いた上に動けなくなって、天井が回りだすといった感じで本当にあの時は怖かったです。あれ以来、飲酒には慎重になりましたね。誰もがお酒の失敗はあるかとは思いますが、ある程度お酒の経験を積まれている方は、笑い話になる程度の飲酒量で身体をいたわりながらお酒を楽しんでいただければと思っております。
ほぼデメリットなタバコの喫煙と違って、適度な飲酒は食欲増進・血行促進といったメリットもあります。今の時期は飲酒の機会も増えるかもしれませんが、身体のためにも適量の飲酒で楽しんでください。そのために今回紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
それでもお酒の飲み過ぎで身体のしんどさが取れないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。身体のバランスを整えて内臓を活性化させるお手伝いをさせていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
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